働きやすい会社の特徴5つ

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雇用制度の見直し、各種手当の見直し等々、現在多くの企業が“働きやすい会社”を目指し、様々な努力をしていますね?

私の元職場でも、人事や労働組合が中心となり、競合他社等と自社を比較しながら多くの議論を重ね、様々な取り組みを行っていたものでした。

フルタイムで働く人にとって職場とは、自身の家よりも長く過ごす場所。ある意味、自身の家以上に大きな存在となっています。

一方、フルタイムで働いていない人にとっても、自身の家計を支える場所となっている以上、職場は自身にとって大きな存在ですよね?

このような現実がある以上、どうせ勤めるなら、快適でストレスも溜まらない、“働きやすい会社”に勤めたいとは思いませんか?

そこで今回は、“働きやすい会社”の特徴5つについてお話したいと思います。

①ライフスタイルに合った働き方ができる

働きやすい会社の先ず1つ目の特徴ですが、“ライフスタイルに合った働き方ができる”ことが挙げられます。

働く最大の理由は何と言っても、生きていく為。食事、住まい、趣味等々を自分の好きなように行っていく為ですよね?

つまり職業や職場というのは、あくまで自身のライフスタイルを軸にして選んだ方が良く、そして多くの方が自然とそれを意識して職業や職場を選んでいます。

“ライフスタイルに合った働き方ができる”会社とは、まさに自分に合った会社、つまり“働きやすい会社”と言えるでしょう。

具体的には、産前・産後/育児休暇やフレックスタイム制度、在宅勤務制度等が完備されており、そして利用・運用実績がある会社が挙げられます。

会社概要には諸制度に関する記載があっても、実際の利用者がいない、もしくは利用は可能でも相当肩身の狭い思いをするなんて実態があれば、それは決して働きやすい会社とは言えませんね?

働きやすさや様々な諸制度を誇っているような会社は、必ず利用・運用実績を公表してくれます。また会社によっては、実際に諸制度を利用しながら働いている人を紹介して貰え、その方より直接話を聞くことも可能です。

“ライフスタイルに合った働き方ができる”という特徴は、“働きやすい会社”か否かを判断する為の大きな指標となるのです。

②残業代や各種手当をきちんと支給してくれる

2つ目の特徴は、“残業代や各種手当をきちんと支給してくれる”というものです。

これは当たり前と言えば当たり前の話ではありますが、実際のところ、なかなか支給をしてくれない起業も世の中多いのです。

私の友人が以前働いていた会社を例に挙げて説明しましょう。

彼女は以前勤めていた会社に入社した際、“入社時は研修という形で雇うが、半年後には給与・待遇もUPさせるし、残業代や各種手当も支給する”と実額を提示された上で会社側より説明を受けていました。

しかしながら入社して半年経っても給与・待遇UPもなければ、残業代や各種手当についても支給されない始末。彼女は会社側に改善を訴えていましたが、なかなか応じて貰えませんでした。

仕事内容や職場の雰囲気に関しては、彼女は特に不満は無かったものの、給与・待遇・残業手当等の面で非常に不満を抱えていました。

結局、状況改善が見込まれない為、彼女は約1年でその会社を退職。彼女にとって“働きやすい会社”ではなかったのです。

彼女の例から分かるように、残業や各種手当を支給しない会社は、社員のモチベーションを下げ、結果として社員を退職に追い込んでしまいます。

いくら仕事内容や職場の雰囲気が良くても、努力が報われない環境がそこにあるのであれば、社員はその会社で働くことに意義を見出せません。

気持ち良く働ける会社、つまり“働きやすい会社”とは思えないからです。

一方、仮にどんなに多忙な職場であったとしても、きちんと働いた分だけの見返りがあれば、社員は懸命に働き続けるでしょう。

残業代や各種手当の支給は、社員が求める見返り。言わば労働の対価です。労働と対価、そのバランスがきちんとつりあってこそ、“働きやすい会社”と言えるのです。

③最低限の福利厚生が備わっている

3つ目の特徴は、“最低限の福利厚生が備わっている”というものです。

私の元職場もそうでしたが、最近ではハネムーン休暇、アニバーサリー休暇といったユニークなものを備えている会社が増えてきました。

充実した福利厚生は、給与・待遇や、先程挙げた残業代や各種手当の支給と同じくらい、社員一人ひとりのモチベーションを上げるものですよね?

勿論、福利厚生の内容は会社によって様々。

大手の企業になればなるほど充実していますし、またできることなら充実した福利厚生の会社に勤めたいのは事実です。

しかしながら、会社の規模によっては、休暇制度は愚か、退職金すら無しなんていう会社も世の中には存在します。また表面上は福利厚生が備わっていても、実際は運用ができていないなんて悪質な会社も多いです。

“それでも構わない”、“自分で何とかする”という方であれば問題はありませんが、経験上、最低限の福利厚生は絶対にあった方が良いです。

と言いますのも、働きやすさが全く異なってくるからです。私の考える最低限の福利厚生とは、厚生年金、健康保険、労災保険、雇用保険等です。

家族がいる人は勿論、自身の将来のことを考えても、ここで挙げたようなものは会社側できちんと対応してくれている方が安心です。

想像してみてください。

もし怪我や病気を自力で治すことができなかったら、病院に行きますよね?健康保険に加入していなければどうなるでしょう?病院側からは相当な額を請求されてしまいますね?

また勤務中に不慮の事故で怪我をしてしまった場合はどうでしょうか?

労災保険がなければ、その治療に必要な給付を会社側より得ることができませんし、その怪我が原因で長期間働けない事態になっても何もして貰えないのです。

“最低限の福利厚生が備わっている”ということは、今もそして将来も安心して働くことができる証です。まさに“働きやすい会社”と言えますよね?

会社を見る際、ついつい給与・待遇、残業代や各種手当の面にばかり目が向きがちですが、福利厚生に関してもしっかりと確認することが大切なのです。

④年齢や性別を問わず活躍できる

4つ目に挙げる特徴は、“年齢や性別を問わずに活躍できる”というものです。要は、能力に応じて評価をしてくれるということです。

若手だから、年輩だから。男性だから、女性だから。

斯様なことに縛られている会社では、年齢や性別関係なく、伸び伸びとは仕事ができません。自身の能力を最大限に発揮することが困難となる為、決して“働きやすい会社”とは言えないのです。

勿論、年齢や性別によって向き・不向き、得意・不得意なものは必ず存在します。会社の受付業務なんてまさしくそうですよね?

恐らく多くの方は、男性に受付をして貰うよりも、女性ににっこり微笑んで貰いながら受付業務をされた方が心地よく感じることでしょう。

しかしそれも必ずベースには、その人個人個人の能力評価があるはずです。

いくら笑顔が素敵でも、きちんと適切に受付業務ができないのであれば、その人は会社よりその仕事を任せては貰えません。

当然と言えば当然のことではあるのですが、未だに年齢や性別ばかりに気を取られて、能力によって社員を100%評価できない会社は多々存在するのです。

私の元職場もかつてはそうでした。

女性総合職の採用を開始したものの、“女性社員に男性社員同様の営業は、体力的にも精神的にも難しいだろう”と判断して、なかなか女性総合職を営業部署に配属させられずにおりました。

会社側の抱く固定観念が邪魔をして、その人個人の能力で配属先を判断することができなかったのです。

幸い、当時のある女性総合職が会社側に営業部署への異動を強く訴え、そしてそこで男性同様のパフォーマンスを見せた為、それ以降会社側は積極的に女性営業職を増やすようになりました。

年齢や性別等で判断するのではなく、きちんと個人個人の能力で評価するようになったのです。実現したいものがあり、またそれを実現するだけの能力があるにも関わらず、年齢や性別が壁となって実現することができないなんて悔しいですよね?

チャンスがあるのに、そのチャンスを試すことができないのは勿体無いことです。ゆえに、その会社が自身を能力で判断してくれるのかを見極めることが大切でしょう。

見極め方は至って簡単。女性の管理職がいるか否か。そして年配の社員ばかりが管理職になっていないか否か。

会社説明会等々で斯様な情報は得られますし、会社訪問が可能なのであればその会社をぐるりと見まわすだけでも発見することができますよ。

⑤コンプライアンスを守っている

ラスト5つ目は、当然と言えば当然のことではありますが、“コンプライアンスを守っている”という特徴です。

コンプライアンスとは、法令順守です。

一昔前までは、コンプライアンスなんて言葉は聞き慣れないものでしたが、企業の社会的責任が大きくなるにつれ、最近は特にコンプライアンスに関して世の中の関心が高まってきました。

そのため、“今やどんな会社でもコンプライアンスという言葉には過剰反応しているし、守っていない会社なんてないのでは?”なんて思うかもしれませんが、そうでもないのです。

知名度の低い会社や、小規模な会社には、コンプライアンス違反をしてしまっている会社が未だに存在しています。

実際、友人が勤めている会社は、所謂コンプライアンス違反を日々行っています。作業効率を優先してしまい、必要作業を飛ばして行っているのです。

友人の勤めている会社は小規模ですし、大企業が持つようなノウハウ、そして豊富な労働力はありません。

ゆえに、いかに少ない労力で且つ効率良く利益を叩き出せるかが重要になってくる為、ついついコンプライアンス違反とも言える行為をしてしまうのです。

  • 世間にばれなければ大丈夫。
  • 問題が発生しなければなんとかなるだろう。

確かに今は何もトラブルなく会社経営が行われているかもしれませんが、非常にリスクが高いですよね?斯様な中、そこで働く社員はどうでしょうか?安心して働くことはできるでしょうか?

難しいですよね?“働きやすい会社”とは言えないはずです。

また問題が発覚すれば、少なからずその会社で実際に働いていた社員自身にも責任は発生します。“私は知りません”の一言で済む話では無くなってくるのです。

最悪の場合は、一生を棒に振ってしまうかもしれません。

“コンプライアンスを守っている”会社というのは、堂々と正しい方法で利益を上げている会社です。

規則や法令を破りながら、そしてあらゆるリスクを抱えながら利益を上げているような会社とは全く異なります。

“コンプライアンスを守っている会社”の方が、断然“働きやすい会社”であるというのは一目瞭然ですね?

ただ残念ながら、コンプライアンス違反をしているか否かを外側から見極めるのは非常に難しいです。

実際にそこで働いている社員ですら気が付かない場合だってあるからです。見極める方法としては、コンプライアンス担当部署の有無を確認するのが一番でしょう。

また担当部署がなかったとしても、コンプライアンス態勢についてきちんと説明できるか否かを確認すると良いでしょう。

その際、コンプライアンスというワードを聞いて、目が点となるような会社であれば、その会社は注意をした方が良いかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?このように、“働きやすい会社”の特徴は5つ存在します。

フルタイムで働く人にとっても、そうでない人にとっても、職場は自身の生活や家計の中心部分となっているのは事実。

ゆえに、“働きやすい会社”に勤めることこそが、自身の気持ちを快適に、ストレスフリーでいられるポイントなのです。

今回、社風というよりかは、会社の組織体制や備えている制度、スタンス等に着目して、“働きやすい会社”の特徴について説明をさせて頂きました。

学生の場合は特にですが、就活をしていると、仕事内容、給与・待遇、社風等々に注意や関心が向きがち。勿論斯様な観点からでも、“働きやすい会社”を見極めることはできるでしょう。

しかし、より現実的な部分に焦点を当ててみることも時には大切。家族等、養う存在がいるのであれば尚更でしょう。

これを機に、盲点となりがちな点にもちょっと着目し、本当に自身にとって“働きやすい会社”とは何かを探ってみてはいかがでしょうか?

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