派遣と言うのは特に神経を使う仕事ですね、派遣された先は勿論お客様ですし、派遣会社の担当さんも勿論ある意味でのお客様、どこへ言っても気が抜けない仕事が派遣と言う仕事です。

正社員の人から見ると「高い給料貰って時間キッチリに帰れて、羨ましい」と、やっかみ半分に見られたりすることもあるでしょう。

私も結構、派遣の仕事をしていた当時社員からいじめを食らったことがあります、あれこれ質問されて答えられなければ「そんなことも知らないのか」、答えられれば「知っていて当たり前だ」と言う感じですね。

そんなことが重なって、辞めたくなる時も勿論ありますが退職理由と言うのを正直に「もうこんな仕事うんざりです」「ここの仕事はやりたくもないです」「ここの社員にいじめ食らってます」と言うわけにも行きませんよね。

なのでちょっと、ここは出来るだけ角の立たない理由で退職して見ましょう。

①実家でトラブル

一番多いでしょうし、退職理由としては一般的です、その分一番角の立たない退職理由にもなります。トラブルの中身はプライバシーなので、と口を閉ざすことも出来ますのでかなり使える方法です。

ただ実家に住んでいたりもしくは仕事先と実家が近い場合は、口裏を合わせておかないと別の意味でのトラブルになりますので注意してください。家族の方には本当に理由を、きちんとお話しておくほうがよろしいでしょう。

またそういった理由がトラブルを引き寄せてしまうのでは、と気になってしまう方にはこの言い訳は避けた方が無難でしょう。

②体調の問題

これも非常にポピュラーな退職理由ですが、実際に辞めたいと思ったときには肉体的にも精神的にも疲れている場合が多いので、あながち嘘をついているわけでもありませんね。

特に神経的に疲れている場合は、「軽い鬱が出たようで」と言ってみると効き目があります。

鬱は一般的になりつつありますが、「欝で不眠症が出てしまって眠れない、これでは仕事していてもミスばかりになってしまって申し訳ないので」と言う風に申し出れば、かなりの確率で納得してくれます。

また女性の場合年代的には、更年期が辛くてという理由も成り立ちます。

もしかしたら「診断書を出して欲しい」と言われるかもしれませんが、係り付け医がいるようでしたら書いてもらうとよろしいと思います。

これら二つは、もしかしたら少々嘘も混ざってしまう理由です、それでは心苦しいという場合は以下の理由ではどうでしょう。あなたのスキルアップにも繋がる、前向きな理由です。

③長期で海外に出る、もしくは留学する

日本を離れるという事があれば、無理に引き止められることも無いでしょう。問題はその後、街で顔を合わせてしまって気まずくなったりしなければ、ですが。

実際に、長期とまではいかなくても気分転換に仕事を辞めた後、海外に出てみるのもいいかもしれませんね。気持ちをリフレッシュして、その後新しい仕事につけるかもしれません。

私の場合は実際、海外留学が理由で辞めたのですが、留守宅に「仕事を頼みたい」と連絡が時々あったそうです。それでも海外に行ってしまったと言うことで、けりがついたそうですが。

④勉強に専念したい

すでに社会人の方でも勉強せずには仕事は出来ません、今の世の中次々に新しい情報とテクノロジーが流入してきます。誰にせよ勉強せずには追いつけないことも多いです。

そして派遣の場合即戦力が求められるので、新しい分野の勉強は言い訳だけでなく本当に必要な物です。

仕事しながらでも出来るだろうと言われるかもしれませんが、やはりここは勉強に専念して土台をしっかり作ってから復帰したい、堂々と宣言するのもよろしいかと思われます。

そして実際に勉強することが出来れば、一挙両得です。スキルアップして新しい仕事を捕まえることも可能になりますし、自分を成長させることも出来る一石二鳥の退職理由でもあります。

一番お勧めできる退職理由ですね、勿論きちんと勉強されることを前提としてですが。

まとめ

正直な所派遣の仕事正社員の仕事関わらず、「どうしてもあなたでなければ」と言う仕事はそんなにありません。

そして派遣の場合、会社側では「仕事が出来れば続けて雇う、仕事が出来なければ即お払い箱」の気軽に手に入る仕事人ですので、よほど忙しい期間でもなければそれほどしつこく辞める理由を聞いてくることは無いはずです。

それでもやはり穏便に辞めたい、と言う方は以上のような理由を使って退職なさると気持ち的には楽になるかもしれません。完全な嘘はつきたくないという方も、「海外」と「勉強」でしたら実際に出来ることですので嘘にはならずに済みますね。

派遣と言う仕事は逆を言えば、こちらから仕事を選べる職業でもあるはずです。それを踏まえた上で、合わない仕事に行かされた時などは、派遣会社にはその旨を伝え。

それでも改善されない場合は、こういった「辞める、辞めなければならない理由」を使ってみてください。