直属の上司になるのですが、相当な変わり者で、他部署や外部機関には腰が低く、割と好印象を抱かれるタイプの人間なのですが、この上司が直属の部下に対してのみかなり強気な態度を見せるのです。

正論を強気な態度で言われる分には私も全然構わないのですが、この上司の場合、仕事はしないくせに人の行動をいちいち観察して、自分が目にとまったところだけ、指摘してくるのです。

しかも、2人の時には何も言わないのに、周りに人がいるときにこれ見よがしに注意してくることが多数ありました。

同じ部署の先輩・後輩も同じことをされていたこともあり、部下からの信頼はゼロであると思います。

最初の頃は私も我慢していたのですが、後輩が入ってきても、その上司に耐えられない子が多く、最近の離職率は非常に高いです。

企業全体で見たら、離職率はさほど高くはないのですが、私の部署だけ異常に離職率が高いです。

後輩が悲しんだり、辛い思いをしているのを間近で見ていると、無性に怒りがこみ上げてきて私も絶対に辞めてやると思いました。

私は、今の会社は嫌いではありません。むしろ働いていて楽しいです。

しかしながら、今の職場に勤めている限り、今の上司との縁も続くのかと思った時に、仕事は楽しいがそれ以上に上司が嫌いの気持ちの方が強かったです。

私は、ある日辞める決意をして出社しました。

直属の上司に退職の理由を言っても、私が辞めたところでこの職場はこれからも変わらないと思い、どうせ辞めるのであればこの環境が少しでも改善され、後輩が少しでも働きやすい環境にしてあげたいという気持ちから、直属の上司の上にあたる部長に直接辞める理由を全部話に行きました。

その結果、上の者から「君の業績を評価しているから、辞めたいと思われないように配慮する。だから残ってほしい」と言われた数日後に上司は降格し他部署へ異動になりました。

上司に悩んでいる人の多くは、言い出せないことが多いと思います。

私も実際に自分が動き出すことができたのは4年経過してからでした。

上司と折り合いが合わない話はよく聞くのですが、自分がもう限界だと思った時には辞めてもいいと思います。

嫌な上司とずっと働いていてもその関係が良くなることなんてないと思います。

もちろん、そんな上司のせいで辞めるのはしゃくに障るという方もいることでしょう。

そんな方は、私のようにもっと上のものに掛け合うのも一つの手かもしれません。

そこで、何か対処してくれる企業なら、辞めなくても良いと思います。

そこまで話をして何も改善がない企業であれば、すぐさま辞めても良いと思います。