※以下は30代後半、男性、個人事業主、既婚者子供なし(家族構成)の体験談です
1つの仕事だけで生活をしていけるか不安
現在はインターネットを使った仕事をしています。
一般的には個人事業主という立場になりますが、まだ会社を辞めたばかりなので不安だらけです。会社を辞めた理由は身体的に無理が効かなくなってきたことです。
サービス業でずっとホールの仕事をしていましたが、腰を痛めてしまって仕事ができなくなりました。
会社にいると社会保障などを負担してくれるから良いという話を聞きますが、給料補償をしてくれなければ生活はできません。
会社を辞めた時にやはり年金や保険料などの支払いが大きな負担となっていました。しかし会社員時代でも働かなければ給料はもらえませんし、長期で休む事もできません。
年金や保険料を払うために働いている訳ではないので、今では会社を辞めてもそういった面で後悔はありません。
今の仕事は完全に個人の成果報酬となっています。会社員時代ではサボっても同じ額の給料がもらえます。
甘い考えが通用しなくなったのは会社員時代でも同じですが、如実に結果に現れてしまう事が不安です。もし仕事がなければと思うと不安でなりません。
今はまだ単価の少ない仕事をこなして生活をしていますが、年を重ねていった時に同じだけの仕事量をこなす事ができるかわかりません。
個人経営の人は同じ事を考えていると思いますが、やはりまったく仕事がない時期や成果が出ない時には不安を感じるものです。
独り身ならばどうにでもなりますが、妻や子供を抱えているとそうはいきません。たとえ今から会社勤めをしたとしても、満足のいく給料をもらえる事は一生ないでしょう。
しかし会社は倒産しなければ仕事はできます。最低限の生活ができるだけの給料がもらえればそれで良いのかもしれません。
しかし給料が上がる保障が無い以上、もしもの事を考えると最低限の給料では一生不安が付きまといます。
これからの働き方としては、1つの会社や仕事に縛られずに、複数の仕事を掛け持ちしながら生活をしていくように変わっていくと思います。
ネットを使ったビジネスができるので、世界を相手に仕事もできます。昔みたいに1つの会社に固執して働いても、会社が倒産してしまうかもしれませんし、自分がそこで働けなくなるかもしれません。
自分がそういった体験をした事によって、会社員には戻りたくないと思いました。
もちろん会社勤めの安心感はありますが、店長になってもそこそこの給料をもらうくらいで、その分仕事の時間が増えたり、サービス残業も日本では当たり前です。
時給に換算すると若いアルバイトの方がもらっている計算になります。
これからは会社に勤めていてもネットなどで副業をして稼ぐ人はもちろん、正社員にはならずに2、3個仕事をかけ持ちする人が主流になっていくと思います。
1つの仕事がダメになっても、他の仕事でカバーをすることができるからです。
終身雇用がなくなりつつある今、グローバルな企業が増えていく事は必至です。ワークシェアをしたりしても、仕事はあっても給料が上がらなければ生活は良くなりません。
空いた時間を有効に使う事ができるようにならなければ、生活をしていく事は難しくなるでしょう。
ネットを使った仕事でこれから食べていこうと決めていますが、もちろん他にも良い仕事があれば兼務していきます。
年金なども充てにできない今は、年を取ってからでも仕事をしなければなりません。そこでネットを使った仕事をする事ができれば、生活をしていく事ができると思っています。
良い仕事があればもちろんやりたいと考えていますが、確実にネットを使った仕事をしていきたいと思いますし、そうすれば不安も少しは解消すると思います。
経費節約とスキルアップ
会社勤めをしていれば何とか生活をする事ができます。
毎月決まった金額をもらう事ができるので、生活設計もしやすくなります。個人事業主の不安な所はやはり決まった金額が保障されていない事です。
個人で始めた仕事もまだ始めたばかりなので、会社員時代よりも大きく下がっています。まずが生活レベルと落とす事を考えていますが、実家への引越しも考えています。
今の若者の多くが実家暮らしが多いと聞きますが、やはり年を重ねてくると介護の問題も考えなければなりません。
施設に入れるお金も無く、仕送りをする余裕も無い中で、介護の問題が出てくると生活がとても苦しくなるのが目に見えてきます
実家も賃貸ですが、一緒に暮らせば少しは生活が楽になると思いますが、いろんな面を考えてやはり同居する事を今は考えています。
またネットで仕事ができれば、家に居ることもできるので介護もしやすいと考えています。
仕事をする事は生活を安定させる事だと思っていますが、田舎では満足のいく給料をもらう事はできないと思っています。
やはりネットでの仕事をしていこうと考えていますが、それにはスキルアップが必要です。今の若い人達の中にはパソコンを触った事がない人が多くいます。
タブレットやスマホなどは詳しいが、エクセルで書類を作成する事ができない若者が多いです。実際会社で働いている時に若い人に聞きましたが、パソコンの必要性を感じないそうです。
ケータイなどの操作はもちろんすごく慣れていますが、パソコンでの作業にはこれからも需要があると考えています。
英語が話せて当たり前の時代になりつつありますが、若い人達があまりいない分野での仕事をしていこうと考え、準備をしています。
ネット環境は益々進化していく事は間違いありませんから、時代の流れに乗り遅れないようにスキルアップしていきたいです。
働き方には囚われずに仕事をしてみる
今までの働き方というと、1つの会社で昇進して給料を上げていったのが、副業という新しい考え方が出てきて働き方も変わりました。
以前正社員になりたい人は多くいますが、逆に正社員を辞めて自由な生き方をしている人も多くいます。
正社員になっても昔みたいに給料が上がっていったり、一生安泰な生活を送る事ができませんし、会社自体が倒産してしまう時代です。
正社員が優遇されているのはありますが、そういった事に囚われずに働く事をしていった方が良いと思います。
ネットで情報が得られる時代ですから、いくつになっても仕事を探す事ができます。
ネットを使った仕事はもちろん、ネットが使えない人でもその年齢にあった仕事を探す事だって昔に比べて格段に出来るようになりました。時代は常に変化をしていきます。
その時代にあった仕事をすることができれば良いですし、1つの仕事だけでなくいろいろな仕事をしていけば、不安も解消していくはずです。
今から数十年前には携帯電話が無い時代がありました。
一般的に携帯電話が普及してから、サービスを提供して行く会社も増えていき、新たな仕事が増えていきました。
パソコンですら昔はほんの一部の人達が使っているだけでした。今ではネットを使って個人だけで商売ができたりします。
昔には考え付かなかった事が、今では当たり前のように使っていますし、その仕事に従事している人も少なくはありません。
ですから今から十数年後にはまた新たな産業が生まれていき、生活の一部となって当たり前のように私たちも使っている事となるでしょう。
今ある会社もその頃には倒産しているかもしれませんし、不安を感じるのは、正社員の人も含めてほとんど全ての人に当てはまると思います。今の不安が将来には何の役にも立ちません。
その時代にあったスキルを習得していき、仕事を変化させていく事で不安も取り除けるし、生活をしていく事ができるハズです。
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