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サービス業から他業種へ転職を考えている人もいますよね。私は以前サービス業で働いていましたが、諸事情により他業種へ転職した者の一人です。
そこで、私がサービス業から他業種へ転職する時の経験を踏まえて、サービス業から他業種へ転職を成功させるポイントをいくつか紹介しましょう。
(診断時間は約5分です)
①就きたい仕事の資格取得を目指す
サービス業では自分の行動がそのままお客さんに対してのサービスとなるので、特に資格が無くてもできる仕事ではありました。
あなたもサービス業で働く時に資格を取得をしてから働いた訳ではないと思います。サービス業は誰でも働きやすい業界ではありますが、当然自分の行動が労働対価として見られるので責任も重大です。
自分の行動でお客さんを怒らせたりすることもあるでしょう。
私も何度かミスをしてお客さんを怒らせてしまったりしたこともありますし、お店に迷惑をかけたこともあります。
サービス業でももちろん資格というものはありますが、ほとんどの人はとらなくても働くことができます。
ですからサービス業で働いている人にとっては、他の業種へ転職する時にはほとんど無資格状態の人が多いのです。
転職を希望する時には初めに自分が働きたい業種を探しましょう。
できるだけ具体的に考える事が大切ですし、それによって資格を取らなければならないかどうかも変わってきます。業種によっては資格が無ければ働けない仕事や、ある程度の専門知識が無ければ働くのが厳しい仕事が多いです。
まずはできるだけ具体的に自分が働きたいと思う業種を選び、資格や専門知識がいるのかどうかを知っておく必要があります。
②サービス業の経験を生かせる仕事がお勧め
サービス業とは誰でもできる仕事ではあるものの、人によっては向き不向きがあります。お客さんに誠心誠意尽くせる人が向いていますが、それには細かな気配りや思いやりが必要です。
仕事だからやっている人ももちろんいますが、気配りや思いやりは自然と出るものです。それが自然とできる人ほどサービス業に向いていると言えるでしょう。
気配りや思いやりはどの業界へ行っても必要です。
人との繋がりがなければ仕事ができませんし、人に対して優しくなれるのはとても大きな武器となります。サービス業を経験したならばぜひそれを行かせる業界への転職をお勧めします。
私は一度サービス業から倉庫の検品作業をしたことがありました。
仕事が無かったので一時的な仕事として働いていましたが、黙々と作業をすることは私には向いていないと思いました。
その後給料は安いですが販売などの仕事をした時には、仕事を楽しみながらやることができたので、自分にはこの仕事があっていると思いました。
サービス業時代の思いやり精神が、顧客獲得に大きく貢献したのでとても楽しめました。あなたもぜひサービス時代に経験した力を、次の転職先で生かしてみてください。
③実際に職を探してみる
自分の希望の職業が決まったらいよいよ実際に転職に向けて行動しましょう。転職サイトや募集サイトなどさまざまな媒体がありますから、自分に合ったものを選びます。
それぞれ必要資格や応募要件などが書いてあるのでしっかりと内容を読んでおきましょう。そしてほぼ全てで履歴書と合わせて面接をすることになるでしょう。
ここで今までサービス業で働いていたのに、違う業界ヘなぜ働くかを聞かれることになるでしょう。今一度自分の考えや気持ちを整理させるのと同時に、あらたな転職先への意気込みをしっかりと伝えましょう。
あなたも初めて働く業界や仕事ではとても緊張しますし、不安でいっぱいな気持ちでしょう。私も面接では強気なことを言ってなんとか面接を受かりたいと思っていましたが、内心ではドキドキしていました。
とにかく面接に受かることしか考えていませんでしたが、その時に自分がなぜこの仕事をしたいのか気持ちの整理をすることもできました。
④サービス業での経験を生かす
どの業種へ行くことになっても今までのサービス業での経験は、何かの形で役立たせることができます。サービスでは人の役に立つことをするのが仕事です。
お客さんに対しての気遣いや真心といた気持ちも必要ですし、それを自分から率先してやらなければなりません。
私はサービス業で培ってきた経験を何とか生かそうと思いましたし、それを生かせれば新たな視点で仕事ができるということをアピールしました。
新たに転職することで未経験という不利な状況となっています。それは転職先の方も充分承知していますが、やはり経験者を優先して採用したいと思うでしょう。
そしたらいつまでも自分がその業界ヘ働くチャンスがとても狭い入り口なので、今までの自分が経験したサービス業での経験を武器としなければいけないと感じました。
サービス業での武器と言っても、人に対しての思いやりや真心は基本誰でも持ち合わせている感情です。
誰でも持っている感情を行動で表すことがサービス業なので、人とは違った行動や考えを出すことがサービス業での経験を生かすことだと思います。
あなたがサービス業で働いていた経験や考えは、どの業界ヘ新たに転職しても生かすことができます。業界によって考え方も違いますし、その考えが全て正しいとさえ思っています。
他の業界の考え方や、新たに参入してきた人の考えや行動は、時としてその業界に革命を起こすこともあります。
もちろん革命を起こせとは言いませんが、少なくとも新しい会社へは新たな考え方を示すことはできます。
⑤自分の強みをどう生かすか
転職が成功してもどの業界でも未経験として働くことになるでしょう。もちろんどの業界でも専門的な知識が今後必要になりますし、勉強もしなければならないでしょう。
またその業界ならではの独特な考え方も必要でしょうし、覚えなければならないことはたくさん出てきます。未経験と言っても今までサービス業での経験や知識がありますから、それを生かすことが大切です。
自分の経験を生かすというのは、その業界の人では経験したことのないことを自分は経験しているという強みでもあります。
私はお客さんに直接接するサービス業をしていたので、お客さんの言葉を直接聞くことができました。どの業界でも相手があって成り立つ仕事ですから、当然お客さんの意見はとても重要です。
その重要性をまじかで見ていたので、お客さんの意見や口コミの重要性は誰よりも知っていると自負していました。
新たな転職先では直接お客さんと接する機会はなかったので、お客さんの意見の大切さは分かっているとは言っていたものの、お客さんの意見をまったく無視をした仕事や商品を作っていました。
昔からこうやっているから同じようにやれと言われ、続けていましたが当然売り上げは下がる一方でした。そこで私がお客さんと直接交流することができる企画を立ち上げたり、意見箱を設けたりする案を出して採用されました。
初めは反対されることが多かったのですが、だんだんと成果が出てきてお客さんの数も増えましたし、新たな商品開発に役立つ情報を直接お客さんから聞いて役立たせることができました。
あなたも今までサービス業で生かした経験は、何かの形で役立たせることができるでしょう。
まとめ
サービス業からの転職をする時には、どの業界ヘ行っても未経験となるでしょう。しかし、あたながサービス業で経験したことは、新たな業界では強みになる可能性があります。
一から覚えることも当然ありますが、自分が経験したことを生かせるように考えることが自分の価値を高めることにもなるので、ぜひどの転職先でもサービス業で経験した強みを生かして仕事をしましょう。
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