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パティシエという仕事をしていると、ふと他の仕事に就きたいと考えることもありますよね。
お菓子作りをしたいと思ってパティシエの道を選んでも、ある程度の時間を過ごすことによって、今の自分を変えたいと思うことはあります。
仕事内容に飽きてしまった、給料が低い、仕事の時間帯が早いなど理由は様々あると思います。
そこでパティシエからの転職を考えたときに、なるべく失敗せずに上手く他の仕事に就けるようにしたいですよね。
そのためにはどのようなことが大事なのか、考え方や行動などポイントを5個にわけてあげていきます。
(診断時間は約5分です)
①今の自分は何をしたいのかをハッキリする
転職したいと言ってもただやみくもに仕事を探しても上手くはいきません。なにも考えずにとりあえずの気持ちで就職しても、すぐにやめてしまう結果になることでしょう。
異業種に転職するということは、また一から始めることなのです。パティシエで何年かやっていましたという経験は考慮されるものではありません。
そのためにまずは自分が何をしたいのか、何を学びたいのかということを明確にしておく必要があります。
販売職なのか、営業なのか、または事務職か。販売でも何の販売が良いのか。様々あります。
新しい職場でまた長くやっていこうとなると仕事の熱や真面目さはとても重要視されます。特にやりたいわけではなかった仕事なんて長続きもしないし、身が入りませんよね。
意欲のない社員はどこに行っても上手くいくはずはないのです。
そうならないためにも、まずは自分のやりたいことをしっかり見つけ出して、それに準ずる仕事をすることが大切です。
②やりたい仕事の内容をあらかじめ調べる
パティシエという仕事から何の仕事に就きたいのかを明確になったときにやっておきたいことは、その就きたい仕事の内容や大変さを前調べしておくことです。
もちろん実際にやってみなければ解らないこともたくさんあります。しかし、あらかじめ少しでも中身を解っていた方がいろんな覚悟もできますし、流れもつかみやすくなりますよね。
ネットで調べるのも良いですし、一番良いのはその仕事に就いている知人に話を聞くことではないでしょうか。リアルな話が聞けて勉強になることでしょう。
どんな仕事にも大変な部分はあります。端から見ているだけでは解らないところもたくさんあります。
華やかに見えても裏では大変な苦労をしているものなのです。その内容が少しでも解っていたら、心の準備ができますよね。
そして同時に今までやって来たパティシエの仕事と比べてみることも良いでしょう。大変なポイントや色々と違うところが解ってきます。そのポイントを見つけて覚悟をもっていけることは成功にも繋がります。
③その業種の募集している会社をいろんな方法で探す
やりたい仕事が決まったら、その業務の会社の社員募集している所を探しましょう。その探し方は様々な方法を使った方が良いです。
例えば求人サイトに登録しておくことや求人誌をみてみること。実際に町を歩いて募集の看板を見つけることも良いのではないでしょうか。思わぬところが募集していることがあります。
また大事なことであるのが、知人にも仕事を探していることを伝えておくことです。
もしかしたら繋がりで紹介をしてくれることもありますので。人づたいで紹介された方が相手の会社にも都合が良いのです。
全く見知らぬ人を採用するよりは、知人繋がりの方が安心もできるし採用しやすいというのが会社側の本音なのですね。
そして色んな探し方をすることにはもうひとつのメリットがあります。
転職サイトから紹介される会社や求人誌で見つけた会社でいくつかの候補が出てきます。その会社に全て面接をしましょう。もし合わなければ断れば良いだけですので。面接をすることが大事なのです。
何故なら今までやっていたパティシエという仕事は、どちらかというと普段は室内でもくもくと仕事をしています。あまりスタッフ以外の人と接する事が少ないですよね。
しかし、他の仕事に就くと色んな人と接しなければいけないこともあります。そのときに話すことに慣れていないと最初からつまずくことにもなりかねません。
ですので、面接を重ねて色んな方と話をすることに慣れていくことも転職の成功に繋がります。
④パティシエをしていたことによる長所を探す
先にパティシエの経験は考慮されないと言いましたが、それはあくまでお菓子作りのことです。他業種に就いてお菓子作りはしませんので。
ここで言いたいのは、パティシエをしていたからこそ自分に身に付いたものや考えたことを改めて感じることなのです。
パティシエは季節ごとに色んなフルーツなどの食材をつかい、その度に新しいスウィーツを作りますね。そんな様々なものを作っているうちに、自分のなかでもオリジナルのものを作り出すこともできるでしょう。
それは想像力に繋がることと言えるのではないでしょうか。そしてお菓子作りのポイントとして、分量の正確さも大事なことです。これが守られないと理想の形に仕上がりません。
ということは、仕事を正確に行うという長所にもなります。それ以外にももくもくと続ける集中力や手先の器用さなど、自分に当てはまるものをいくつか見つけていきましょう。
このように自分の長所を見つけることは、自分の自信にも繋がります。
新しい職場に行ったときに、自分の長所がないとなるとつまずいたときに這い上がることが困難となります。自分の長所を見つけるということは、いざというときのエネルギーになるのです。
せっかくのパティシエで学んだ精神力や考えを無駄にしないようにしましょう。
⑤初心に戻ることを考える
転職をするにあたり初心に戻ることを忘れないようにしましょう。とても大切なことです。
新しい世界では右も左もわからないところからのスタートとなります。全て最初は周りの人に聞きながら少しずつ覚えていかなければなりません。
自分がすでに何年かの社会経験があろうとも新しい会社では一番下の位なのです。そして先輩には年下がいることも珍しくありません。
その状況下で自分の立場をわきまえて、年下の先輩にも仕事を聞かなければいけないのです。その覚悟をしっかり持ちましょう。
会社環境によっては新人でも厳しく当たることもあります。必ずしも優しくしてくれるとは限りません。
ある程度の社会人生に慣れてしまっていると、その当たり方がとてもキツく感じてしまうでしょう。年をとるにつれてプライドは高くなっていきます。
そのプライドを良い意味で捨てることも転職するためには必要なことと言えます。
逆にいうと、初心でいることにより頑張っている所を見せれば、周りが認めてくれることも早いものです。真面目な態度にもの申す人はいません。初心に戻ることはどんなときにでも大事なことなのです。
まとめ
パティシエから他の職業に転職することはそう簡単なことではありません。
もちろん他の仕事からでもそうなのですが、パティシエは少し特殊なお仕事です。
やはり一番大きいことは、普段から外部の人と接しない仕事であることです。これは他の仕事に就いたときに大変となる大きなポイントとなります。
その事をしっかり自覚して望むことにより、転職先でも成功するのではないでしょうか。
しかし、パティシエとして社会で学んだこともたくさんあるはずです。それを大いに活かすこともこれからのあなたのためになるでしょう。
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(診断時間は約5分です)
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