就職の際には必ず行われる『面接』ですが、面接の際には必ずと言っていい程聞かれる質問があります。
例えば志望動機や自己PRなどは最早定番とも言っていいでしょう。また『あなたの強みは何ですか』『あなたの長所を教えて下さい』という自分の良いところを訪ねる質問もまた、就職時の面接ではよく聞かれる定番でしょう。
ですがこの手の質問は実際答え難いものです。短所であるならいざ知らず、自分の強みや長所って分かり難いですよね。
今回は具体的な例も加えて、『あなたの強みは何ですか?という質問へのお勧め回答例3つ』をご紹介していきましょう。
①企業からのニーズに合わせた回答
就職するための面接である以上、馬鹿正直に事実だけ回答する訳にもいきません。面接官がこの質問で知りたいのは、あなたが『自分の会社に合った人材なのか』どうかを見極める為なのです。
ですから『あなたの強みは何ですか?』と面接官に聞かれたならば、『その企業が求めている人材の適性がある』と思わせるような強みを答える必要があります。
具体的な例を挙げていきますと、例えば営業に力を入れている企業ならば、
『私の強みは『負けん気の強さ』です。思うような結果が出せなくても、結果を出すまで諦める事なく努力をする事が出来ます。私はその強みによって部活動のバスケで、補欠からレギュラーにまで上り詰めました。』
という風に、『自分は負けず嫌いで、結果を出すまで努力できる』事をアピールすればよろしいでしょう。
営業に力を入れている企業であれば、当然営業に向いている人材を欲しがりますよね。営業に必要な適性と言えば何か、パッと思い浮かぶのは『負けん気』『コミュニケーション能力』等でしょう。
同様に事務職やデスクワーク中心の企業であるならば『慎重さ』や『処理能力の高さ』等を強みとしてアピールして、自分がその企業・業種に『向いている』と思わせる様にします。
②短所を言い換えた回答
自分の強みが今一分からない人は多いと思いますが、逆に弱さならば言える人は多いと思います。しかし強みを聞かれているのに自分の弱さを答えるわけにはいきませんよね。
そんなときには自分の弱さを『強みとして言い換える』方法が有効でしょう。
具体的な例を挙げますと、意思が弱くて影響を受けやすい人ならば、
『私の強みは『柔軟で様々な意見を取り入れられる』事です。1つの考えや方法に捕らわれずに、様々な視点から物事を考えたり、自分と違う意見も素直に聞き入れる事が出来ます。』
と言った具合に自分の弱さを逆の視点から見て、強みとしてアピールすればこれは立派な『長所』になります。
物事と言うのは大概は表裏一体で、良い面があれば悪い面もあります。例えば『リーダーシップがある人』も言い換えれば『自分中心な人』と捉えることが出来ますし、『気が弱い人』も言い換えれば『優しくて思いやりがある人』だとも言えます。
この様に自分の欠点や短所と呼ばれる特徴を、逆に強みとしてアピール出来れば『あなたの強みは何ですか?』という質問も容易に乗り切れるでしょう。
また短所を長所としてとらえる事が出来れば、あなた自身の自信にも繋がります。是非試して見て下さい。
③事例を挙げた回答
面接での受け答えは、なるべく抽象的な返答は避けるべきでしょう。あなたは面接官に『御社に相応しい人材』だと思わせなければならないのですから、なるべく具体的な例などを用いた返答をした方が説得力が増します。
例えば上記の『柔軟で様々な意見を取り入れられる』事を強みとしてアピールする場合には、
と言う様に、なるべく具体的な例を挙げ、更にはその強みによって『こんな成果を上げた』とアピール出来れば説得力はかなり増すでしょう。
まとめ
企業面接である以上、素直に自分の強みを答えるのではなく、企業にとって自分が有益である、と思わせるような返答をしなければなりません。
唯でさえ分かりにくい自分の長所を、企業に有益であると思わせる様に答えなければならない、なんて考えるだけで混乱してしまいますよね。
しかし考えても見て下さい。この質問は逆に見れば、自分が『如何にその会社に合っているか』をアピールできるチャンスです。上記した3つの回答例は何れも使い勝手が良く、応用範囲も広いので、是非使ってみて下さい。
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