適応障害で休職し、退職しました【テレビ局・新卒3年目】

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※以下はテレビ局、技術職、新卒3年目、男性の体験談です

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人間関係のこじれ

私が仕事を辞めたいと思ったのは職場の人間関係でした。具体的には上司との人間関係です。私が配属された部署の上司は50代後半。

世代間の考え方が全く異なるので、ゆとりで育った私とはなかなか仕事の価値感が違うと感じたものです。言葉遣いや態度というものをみっちりしごかれましたが、当時の私にとってそれが大きな負担でした。

人間関係は一度こじれるとなかなか修復が難しいですし、当時新入社員だった私には到底、解決策なんて分かるはずもありません。

そんなことをずっと悩んでいると、仕事に集中できずミスをしたり、わからないことを聞きにくくなったりします。自分自身が悪いのですが、どうしても体が動かなくなり、負のスパイラルに落ち込みます。

最初のミスは些細なものでした。技術職といっても委託会社に仕事を依頼するのですが、その指示を間違えてしまったのです。よくある新入社員の間違えです。

ですが、そこで上司はきつい当たり方を私にしました。「態度が学生みたいだ」といわれたのをよく覚えています。

要はちゃらちゃらしているように目に写ったのでしょう。「反省の色が見えない」ともいわれました。その時は「確かに学生気分のままではいけない!」と思い改善しようとしました。

ですが、いつまで経っても上司の攻めが止まることはありません。「学生みたいな態度で仕事に臨むな」、「へらへらしているんじゃない」。

自分では全くへらへらしているつもりはないのですが、どうしてもそう捉えられてしまうのです。だんだんと、「これは私自身への嫌がらせか」とまで思うようになったのです。

しかし、そんなことを思っても、心はハムスターのように弱いです。些細な暴言に萎縮しますし、上司の行動・発言にびくびくします。

この態度がいけなかったのでしょう。さらに上司の機嫌を悪くするのです。そんな負のスパイラルを絶つことは、大学を卒業したばかりの新入社員にはとても難しいものです。

そのまま1年を過ぎ、その年の評価するために上司と面談をしました。そこで一言「給料泥棒」といわれました。これは今でも覚えています。

「さすがにきつすぎないか・・・」というのが私の率直な感想でした。この時、本当に仕事を辞めたいと思いました。

仕事に手を抜いたことはありませんし、改善をしてきました。ですが、やはり一度付いたレッテルというのはなかなか剥がせないものである、というのを上司から学んだのです。

このあたりから私の体調がどんどんと崩れだしていくのです。

仕事を辞めたいと思ってから・・・

「給料泥棒」と上司に言われ、心がボロボロになると本気で仕事を辞めたいと思います。正確には仕事が続けられない状態になっていた、というべきかもしれませんね。まさにとどめの一撃だったのです。

もちろん、私がそんな状況に陥っていることは上司は知りませんし、何食わぬ顔で仕事をするのです。仕事を辞めたい、という思いを解決するために私はいろいろなことをしました。

瞑想、ヨガ、読書、散歩、旅行・・・・・・要は仕事から意識を反らしたかったのです。しかし、どれも効果が無く、仕事のことが頭にこびりついて離れないのです。寝る前になると上司の顔が浮かびあがり、私を責めたてます。「給料泥棒」と。

そしてある日突然、私は体が動かなくなるのです。不思議なことに朝目が覚めても、体が起き上がらないのですね。いくら頑張っても大きな手に頭を押さえつけられているような、そんな感覚に陥るのです。

不思議に思うかもしれませんが、体に動け!と命令しても全く動かなくなってしまったのです。結局その日は会社に電話し、休みをもらいました。

体が動いたのはトイレのときだけで、その日はずっと布団から出ることはできませんでした。ただただ、眠る。起きても眠る。その日は人生で一番寝た日だと思います。

気がついたら次の日になるのですが、また休暇の連絡をし、眠ります。

そんな日が数日続くと、人事部がついに動き出します。新入社員の研修のときお世話になった人事部の課長が、私に連絡をくれました。そして精神科に行くよう告げます。

「急ぐことはないから、ゆっくりいきなさい」。この言葉が私の心をどれだけ救ったことでしょうか。一人で何時間も泣きました。この1年、誰からも心ある言葉をかけられていなかったことに気付くのです。

精神科での診断は「適応障害」。これが私に突きつけられた病名です。適応障害とは心が環境に対応しきれず、体に異常が起きてしまう病気。私の場合は、体の硬直、手の震え、思考の停止でした。

実際に起き上がれなくなった日以来、スーツを着ることすら困難になっていました。それほど心が怯えきっていたのです。

今でこそわかりますが、悩みを解決する方法は体と心の声を聞くことだと思います。私が会社にいたころ、まさに体はSOSを出していたのです。

上司の言葉が心に突き刺さっていたのでしょうが、私はそれを無視し続けていたのです。その結果、心に荷重がかかり、病気になってしまったのです。

体は正直に自分の心を投影します。悩みの解決はその根本を解消すること。私の場合は、休職という手だったのです。

心の声を聞くこと

仕事を辞めたいと思ったとき、その解決方法はたくさんありますが、どれが最適なのかをきちんと吟味する必要があります。

例えば私のように心の病気になるほど深刻である場合、仕事を辞めるという選択肢は十分あり得るでしょう。体を壊してまでやる仕事はこの世にありません。

一方で上司が嫌だけども、愚痴として吐き出せば気にならない程度であれば、それほど問題ではないと思います。ちょっとしたストレス解消を自身で実践すれば、仕事に立ち向かうことができるからです。

生活のこともありますから、踏ん張りどこですが、頑張りましょう。仕事を辞める基準はなんだろうって考えたとき、その基準は身体に影響が出ているかどうかでいいと思います。

例えば睡眠不足で寝つきが悪い、仕事のことを考えると本当に憂鬱だ、体が動かないことがある、なんてことがすでに起こっているようであれば、心身に深刻な影響がでている可能性があります。

特に心の病気なんてものは、本人が知らず知らずのうちに侵食していることがほとんどですから、本当に注意が必要です。

そんなときは大体、本人には自覚がないものの、周囲の人は「あ、この人やばい」と察しがついていることが多いのです。

死んだ魚のような目をしていると指摘を受けたら、それは仕事を辞めることを考えたほうがいいでしょう。次のことを考えるよりも、今の体の健康を考えるほうが大切です。

実際に私は3ヶ月の休職ののち復職しましたが、1年後にやっぱり同じ症状が出たので仕事を辞めることになりました。体質的にどうしてもその仕事が合っていなかったのでしょう。当然上司ともですが。

上司とは最後まで仲は改善されず、一言も喋らないまま仕事を辞めました。

一方で、仕事を辞めてみてわかる視点や世界というものもあるのも事実です。仕事を辞めて真っ先に思うのは、収入の不安だったりしますが、意外とどうにかなるものです。

どこかの農家で働いてみたりするのも、心の療養にはいいかもしれませんね。ネットで調べれば、そんな情報はたくさんあります。実際に私も仕事を辞めてから、片田舎で農業を手伝っていたことがあります。

仕事に縛られず、自身で探す行動をすれば、次に繋がることがあります。

それはたとえ細い糸のようなものでも、直感を信じ、掴み摂ることができれば、細々とでも生きていくことができます。昔のことを振り返ると、今の自分は昔に比べて視野が広がり、心の成長を感じています。

仕事を辞めるかどうか悩んだとき、心に聞いてみてください。意外と心は答えを知っているものです。無理をせず、自分の直感を信じて生きていくこともまた、ひとつの選択だと思います。

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