管理職になりたくない・・・
このように悩むときってありますよね
では、あなたと同じように、管理職になりたくない・・・と悩んでいた方は、
どのようにしてその悩みを解決したのでしょうか?
ご紹介します。
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(診断時間は約5分です)
あしがらさん、男性、40代、エンジニア、管理職
そこへ、上司から管理職の研修を受けるように指示されました。
しかし、私はまだ設計の最前線でエンジニアとして頑張っていきたい、そう考えていたので、管理職研修を断ろうかと悩みました。
そもそも私がソフトウェア設計の世界に飛びこんだのは、とある事象の理論解析を行うためにコンピュータを使って数値計算をやることになり、そのプログラミングを行ったのがきっかけでした。
どうやれば効率よく計算処理ができるか、プログラムを継承していくためにできるだけ読みやすくするにはなど、さまざまな配慮をしながらのプログラム設計でした。
これがとてつもなく面白かったのです。
もともと何かを作り上げることが好きでしたので、この仕事にのめり込みました。
以来、OS周りの基本ソフトの設計、メカトロ制御ソフトの設計、シミュレータの設計と続き、部下も出来て設計の最前線でバリバリやっていた時の管理職研修でした。
管理職研修を受講すると、ほぼ間違いなく管理職になってしまいます。
その頃の私は管理職にあまり魅力を感じていませんでした。
給料は増えるものの、複数のプロジェクト管理ばかりでなく、課員の労務管理、課の財務管理、何より課員の人間関係まで立ち入らなければならず、そして課としての成果もあげなければなりません。
こういった仕事は私の性に合っていません。
というより設計の仕事にまだまだ魅力を感じていたのです。
管理職になれば、少なくともプログラムの一行一行、仕様書の一言一句にまで目を通すことは少なくなります。
現象を現場で直に見て、いろんな原因を想定して、一つ一つ確認していくという事が少なくなります。
部下の報告を聞き、指示をだし、上司に報告し、部下の勤務時間をチェックし、休みはとれているか、健康状態は良好か、課員同士の人間関係は大丈夫か、こんな管理職の仕事はその頃の私にとっては苦痛でしかないように思えました。
そこで、「研修、断れませんか?」と上司に相談してみました。
私はまだ現役で現場で仕事がしたい旨を伝えました。
しばらく考えていた上司が発した言葉は、「君の気持はよくわかる。じゃあ、君の代わりに管理職になってもらう人、誰か推薦してくれないか? 検討してみるから。」でした。
技術的には私と肩を並べる課員は一人二人います。
しかし、経験や人柄から見て十数人の課員を引っ張っていくとなると、疑問符が付きました。
私が言葉を濁していると、「管理職として大事な仕事の一つに、計画的に人材を育てていくということがある。君の仕事の進め方や品質管理の考え方、若い連中に伝えてあげてくれないか。それに君の緻密な仕事ぶりは管理職向きだと思うが、どうかな。もう一晩考えてみてくれないか。」そう言われました。
私は、自分の仕事を効率よく正確に仕上げることに神経を傾けていましたから、人材を育てるという事はあまり意識しませんでした。
むしろ私の仕事ぶりを見て技術力を身に付けてくれと考えていました。
計画的に人材を育成するとはどういう事なんだろう。もちろん一晩考えただけでは答えは分りません。
でも興味は湧いてきました。そういえば、A君はこの方面の技術が足りないから、こうしてあげたい。
B君は仕事は早いけど、早とちりが多いし、C君は…、などと思い起こしてみると、こんな風に指導してあげてれば、私の負担も軽くなったかもしれない、チームとしての成果ももっと短時間にあげられたかもしれない、そんなことを考えました。
結局、私はやるだけやってみるかと、管理職研修を受講し、半年後に課長になりました。
管理職は想像以上に業務が多く、濃いものでした。
最初の3ヶ月は慣れない事ばかりで大変でした。
しかし、部長と他の課長とともに、事業計画の中でこの部門のあるべき姿、目標など話し合っていくと、今までにない視野が広がっていくのを感じていました。
設計の仕事は確かに楽しかったですが、下手をすると見識の狭い独りよがりの社員になりそうだと思います。
視野が広がった私は、それから物の見方が少し変わり、それが課員を指導していくうえでプラスになりました。
部下の相談に対しても、いろいろ自信をもってアドバイスできるようになりました。
結果的には、管理職になって設計と同じような新しい仕事とやりがいを見つけたのです。
違った見方をすれば、設計対象がソフトウェアから人間と組織になったわけです。
設計でも事務でも営業でも、新しい仕事に向かい合うというのはやはり大変不安になるとおもいます。
そして管理業務よりまだ現場で仕事をしたいという人も結構いると思います。
でも、仕事に対する基本的な考え方はそんなに大きく変わらず、自分が培ってきた経験が絶対に生きるはずです。
そして新しい仕事は新しい眼と考えを養ってくれると思います。
自分を成長させたかったら、思い切って新分野にチャレンジするも、決して悪くないと思いました。
あしがらさんは、結局管理職になり充実した毎日を過ごしているようですね
ご参考にしてください
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