新卒の就活をする際に、「どうしたらいいんだろう」と悩むことはいろいろありますが、その中でも困るのが、「自己PR」と「学生時代に頑張ったこと」がかぶるケースですよね。
あなた同様、私も就活をしている時に、その2つの内容がかぶってしまい、どう対処したらいいのか頭を悩ませたものです。
その時の経験を踏まえて、2つがかぶってしまう時の対処法を3つお話しします。
Unistyleに登録して内定者ESを参考にしよう!
Unistyleは内定者ESを中心に、エントリーシートに通過するための情報が全てつまっています。内定者が自己PRと学生時代頑張ったことをどう分けてアピールしているかをチェックしましょう!
①強調するポイントを変える
まず、前提としてお話ししておきたいのが、自己PRと学生時代頑張ったことがかぶること自体には、問題がないということです。自己PRも、学生時代頑張ったことも、どちらも人事担当者に自分をアピールすることが目的なわけです。
担当者に「魅力のある人物だな、わが社にとって有用な人材だな」と思ってもらえればそれでいいわけですよね。ですから、そう思わせることができるなら、2つの内容がかぶっても問題ないと思いますよ。
その前提の上で、話を進めていきます。そうはいっても、2つがまったく同じになるのは、得策ではありません。
2つの違うテーマの質問をされているわけですから、どちらもまったく同じになっては、手抜きしているように思われるかもしれませんよね。
なので、内容がかぶる場合は、表現方法を工夫する必要があるのではないでしょうか。私がおすすめするのは、「強調するポイントを変える」という方法です。
「学生時代頑張ったこと」では、その頑張ったことの内容やプロセスを説明した上で、そこから学んだことや成長できたことを強調するといいでしょう。
例えば、部活やサークル活動を頑張ったなら、具体的にどんなふうに頑張ったのか、どんな困難があり、それをどう克服したかをまず説明します。
そして、そのあとで、「その経験から、こういうことを学びました」「困難を克服できたことで、こんなふうに人間的に成長できました」とアピールするのです。この「学んだこと」「成長したこと」を、「学生時代頑張ったこと」のメインの要素にするわけですね。
では、「自己PR」では何を強調したらいいのか。それは、「頑張ったことで身に着けたことや学んだことを、仕事にどう生かせるか」です。
自己PRで担当者が注目するのは、「応募者がアピールしている強みは、仕事にどう生きるのか」ですよね。
なので、「学生時代のこういう経験は、御社の仕事にこんなふうに活かせます」ということを、自己PRでは強調したほうがいいわけなんですよ。
こんなふうに強調ポイントを変えれば、「自己PR」と「学生時代頑張ったこと」の内容がかぶってもOKだと思いますよ。
②他の自己PR要素を探す
「そうは言っても、自分が学生時代頑張った経験は、それを仕事に生かせるというアピールがしにくい種類のものだ」というケースもあるでしょう。
その場合は、できれば学生時代に頑張ったこと以外の自己PRポイントを探した方がいいでしょうね。長所や得意なことなどを、自己PRにするのです。
経験で身に着いたものではない、持って生まれた性格上の強みを、社会に出てから生かせるということも少なくないでしょう。例えば、「社交的な性格で、コミュニケーション力には自信がある」という場合、それが学生時代頑張ったこととは関係なくても、社会人としては大きな強みになりますよね。
ですから、そうした長所を自己PRにして、「学生時代頑張ったこと」と、内容を変えるのです。性格的な長所は、それがどんなものであっても、何らかの形で仕事にプラスに作用するものです。
例えば、「思い立ったらすぐに行動に移す」という性格と、「慎重」という性格は、正反対なものではありますが、どちらも違う形で仕事に生かすことはできるでしょう。
ですから、「これが長所」と思える性格や、「これが得意」ということを自己PRにすることは、誰にでも可能だと思いますよ。
③「自己PR」に2つの要素を盛り込む
「自己PR」と「学生時代頑張ったこと」の内容をまったく変えるのではなく、「自己PR」に2つの要素を盛り込むという方法もあります。
つまり、「学生時代の経験から学んだことや身に着けたこと」と「性格上の強みや得意なこと」の2つを、どちらも自己PRにするのです。
その場合、「私のこういう性格が、学生時代頑張ったことにも発揮できた」というような話の流れにするのがベストでしょう。
「もともとこういう性格で、学生時代に困難な経験をした際にも、その性格を生かして困難を克服、乗り越えることができた。この性格と経験を、仕事にも生かしていきたい」という説明をすれば、説得力が出るに違いありません。
自然な形で、2つの要素を盛り込むことによって、アピール力の強い自己PRになるわけですね。「持って生まれたもの」と「経験」の2つをうまく組み合わせることができれば、アピール力がアップするに違いありません。
まとめ
お話ししたように、「自己PR」も「学生時代頑張ったこと」も、「私はこんなに魅力的な人間です。御社にとって有用な人材です」というアピールをすることが、その目的です。
まずは「学生時代頑張ったこと」を細かく自己分析し、その上で、それを自己PRにどうつなげるのかを考えるといいと思いますよ。また、学生時代頑張ったこと以外の、性格や得意なことに関する「強み」も探してみるといいでしょう。
「基本的に2つの内容がかぶることはOK。その前提の上で、より効果的な自己アピール方法を考えるべき」というのが、私の考え方です。頑張ってくださいね。
Unistyleに登録して内定者ESを参考にしよう!
Unistyleは内定者ESを中心に、エントリーシートに通過するための情報が全てつまっています。毎年6万人以上の就活生が利用していますので、ES通過には欠かせない登録必須のサイトです!
自己PRはリクナビNEXTのグッドポイント診断を使えばOK!
上記のような質問に、約300問回答していくだけで、自己PRでアピールすべきあなたの強みが下記の中から5つ発見できます。
後は、その強みを発揮したエピソードを考えるだけで自己PRの完成です!
(リクナビNEXTに無料登録後、利用可)リクナビNEXTに会員登録後、マイページからグッドポイント診断へと進めます。
(リクナビNEXTに無料登録後、利用可)
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。