- 自己PRが書けない!
- 何をPRすればよいか分からない!
そんな悩みを持っている人は多いのでは?
実際、就職活動を始めたばかりの頃は、なかなか自己PRが書けずに頭を抱えてしまいがちです。
私自身も、自身の自己PRを完成させるのに恥ずかしながら3ヶ月もかかってしまいました。
要は、自身では完璧そして魅力的な自己PRができたと思えても、企業から見れば何でもないというような文章の状態が3ヶ月も続いてしまったのです。
しかし安心してください。
自己PRの作成にはコツがあり、そして一度きちんとした自己PRが完成してしまえば、はっきり言って一生使い回しできてしまいます。
そこで今回は、自己PRが書けない時の対処法3つについてお話します。
①自己分析をし、長所、将来の夢を箇条書きで書き出す
自己PRを作成する前に、先ずはきちんとした題材探しを行います。
その際に必要なのが、“自己分析”。
要は自分がどんな人間なのか、どんな長所や強みを持っていて、そして将来は何をしたいのか。
そんなことが必要となってきます。
そこで先ずは、文章に纏めることは後にして、箇条書きで長所や将来の夢を書き出していきましょう。
何も考えずに先ずはぽんぽんと出していってください。
そして幾つか書き出しましたら、それをひとつずつ深掘りしていきます。
要は、漠然とぽんと出したものを具体的にしていくのです。
例えば、自身の長所として“アクティブ”というものを挙げた場合。
なぜアクティブなのか、どのように(程度)アクティブなのかを自問自答していきましょう。
もしそこで簡単に回答ができた場合、それは自身が本当に自身を持って周囲にアピールできる能力と考えられます。
なぜなら即答できる=自身の深い部分でそれをきちんと自負しており、またそれを証明することも難しくないからです。
一方で、回答に困ってしまった場合。
それは自己PR上で挙げるにはふさわしくないことかもしれません。
要は、書類選考等の文章の中で自己PRをするなかでは良いかもしれませんが、後々面接で質問攻めにあった際に、上手に切り替えしができない可能性があるからです。
ゆえに、先ずは箇条書きにし、そしてそれをひとつずつ深掘りする作業を行ってみましょう。
②具体的なエピソードを用意する
自己PRとはそもそも企業側に自身が優秀な人材であると納得して貰う為にするものです。
したがい、自己PRには裏づけ、証拠というものが必ず必要となってきます。
それが具体的なエピソードです。
想像してみてください。
“私はアイディアマンです”と初対面の人に言われても、それを素直にそのままは信じられませんよね?
きちんとそれを裏付けることのできる理由や証拠があってこそ信じることができるものです。
自己PRも同じで、具体的なエピソードを添えることが大切なのです。
ここで更に注意したい点が、相手が容易に想像できるエピソードを添えるということです。
専門用語ばかり、いまいちどう凄いのかが分からないようなエピソードは相手には響きませんし、そもそもイメージができません。
具体的なエピソードを用意する際には、題材は部活動、アルバイト、前職時代の話、趣味等々何でも構いませんが、相手がイメージしやすいもの、納得しやすいものを挙げるようにしましょう。
アイディアマン、発想力アピールの題材として、“○○社に対して従来の電気亜鉛めっき鋼板から溶融亜鉛めっき鋼板への切り替えを提案しました”と言われても、あまりに専門的過ぎますよね?
業界用語が分かる相手であれば良いですが、そうでない場合は“20%コストダウンとして従来材からの切り替えを提案した”と言うような形で、誰が聞いても分かりやすいものを例にしましょう。
③相手が興味を持ってくれる内容を盛り込む
どんなに自身が素晴らしい人材であっても、それを相手に証明できなければ優秀さは伝わりません。
そして同時に魅力ある内容でPRできなければ、相手は興味も持ってくれませんよね?
ゆえに、自己PRでは相手が興味を持ってくれるような内容を盛り込むことが大切です。
それは決して、インパクトのあるレアな内容やキャッチフレーズが必要というわけではありません。
勿論、そのようなインパクトのある内容やキャッチフレーズがあれば是非使用するべきですが、それがなくても相手の興味を惹くことは十分可能です。
それは、相手が募集要項として発表している“求める人材像”や企業が目指しているビジョンや現在の企業の課題をヒントにすればよいのです。
例えば、コストカットが最大課題としている企業に対してであれば、先ほどのコストダウン提案を例にしたエピソードは魅力的ですよね?
自身の経験や発想力を活かすことができるということを企業側に自己PRでアピールすることができます。
また柔軟性のある人を求めているのであれば、自身の柔軟性や海外留学・駐在経験等を用いて、多角的に物事を考えられたり、環境適応能力がある点をアピールしたりすればよいのです。
相手が求めていることをそのまま自己PRにも踏まえて書けば、きっと相手の目に留まる内容になりますよ?
まとめ
いかがでしたか?
このように、自己PRを書くにはコツがあり、そのコツさえ掴めば誰だって魅力的な自己PRを作成することができるのです。
今回挙げたポイントを理解し、それを踏まえた上で作成ができれば、確実にきちんとした自己PRを作成することができます。
是非参考にしてみてくださいね。
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