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就活において絶対に避けられないもの。それは面接ですよね?あなたは得意な方でしょうか?それとも不得意な方でしょうか?
私はと言いますと、大得意です。“就活面接大得意人間”なのです。
と言いますのも、就活中、書類審査や筆記試験では多々落ちたものの、面接に関してはほとんど落ちた記憶がないからです。
私の経験上、就活面接にはちょっとしたコツがあり、そのコツさえ掴んでしまえば怖いものなしと言っても過言ではありません。
そこで今回は、就活生必見、今すぐ実践できる“就活面接のコツ7つ”についてお話したいと思います。
①事前準備を怠らない(企業研究編)
早速、就活面接のコツについて説明していきましょう。先ず初めは、“事前準備を怠らない(企業研究編)”です。
これは一体どういうことなのか、例を挙げて説明しましょう。
今あなたは未だ訪れていない国へ、旅行に行こうとしています。初めて訪れる国である為、その国の治安情勢、文化・慣習、そして必要な持ち物等に関する情報が欠如している状態です。
さて斯様な状況の中、あなたに必要なアクションとは一体何でしょうか?
正解は簡単ですね、事前の情報収集です。
入国の際や旅行期間中にトラブルに遭うことなく、思いっきり楽しめるよう、きっと事前準備をするはずでしょう。
実は、就活面接においてもこれと全く同じことが言えます。
その会社に初めて面接を受けに行き、そして初めて採用担当者と会って会話をする為、分からないことだらけですよね?
情報ゼロの中、面接に行くのは非常に不安ですし、ミスをする可能性も大でしょう。
しかしながら事前に企業情報を自分なりに集めておけば、斯様な不安や失敗可能性を軽減することができます。
その会社がどのような会社なのか。その会社の強み、特徴は何なのか。そして何よりも、その会社はどのような人材を必要としているのか。
斯様なことを事前にしっかり調査しておけば、面接にどのように臨めば良いのかが見えてくるはずです。面接時、自分の何を売り込めば良いのかが明確に分かることでしょう。
企業研究も特にせず、ぶっつけ本番で面接に臨むのは非常に危険です。
どんなに忙しくとも、面接前には必ず、面接を受ける企業の研究は行うようにするのが合格への近道なのです。
②事前準備を怠らない(面接回答準備編)
2つ目のコツは、“事前準備を怠らない(面接回答準備編)”です。
先ほど、面接前には企業研究を行うよう申し上げましたが、これと同じくらい大切なことが“面接回答準備”なのです。
要は自分なりに、どのような質問が来るのかを予想し、それに対して予め回答を用意しておくという作業になります。
就活面接における質問内容なんて、せいぜい志望理由や学生時代に取り組んだこと、自己PRくらいなのでは?
そのようにお考えの方も多いでしょう。
しかし冷静に考えてみて下さい。面接時間は、個人面接の場合、20分はあるはず。長ければ30~40分なんてこともあります(私は最終面接で45分間の面接を受けたことがあります)。
果たして斯様な3つの質問だけで面接が終わるでしょうか?そんなことはありませんよね?
面接時間を考えても、質問が3つで終わるなんてことは先ず有り得ません。質問内容を事前に予想し、回答を準備しておく必要があるのはこのためなのです。
就活を行っていると、あらゆる方面からその企業の展開する面接内容の情報が入手できるはずです。友人からの情報やインターネット等、情報源は様々です。
斯様なものをうまく利用して、どのような質問が来るのか予想し、回答を準備しておきましょう。いざ質問が飛んで来た際にも、動揺することなく堂々且つ冷静に答えられるはずですよ?
③30秒~1分間で自己紹介スピーチができるようにしておく
続いてのコツは、“30秒~1分間で自己紹介スピーチができるようにしておく”というものです。と言いますのも、面接会場に入出してすぐ、自己紹介もしくは簡単な自己PRを求められるケースが多いからです。
初めに断言しておきますと、この30秒~1分間の自己紹介または自己PR、事前に練習をしていないと多くの人は先ずできません。
これは、きちんと頭の中で言いたいことがまとまっていたとしてもです。
自身が頭の中で思い描いている内容というのは、瞬時には言葉に表すことはできないものなのです。
したがい、必ず事前にスピーチ内容を書き出し、それを何度も何度も声に出して練習しておくことがマストになります。
実際に声に出してスピーチしてみると、言葉に詰まってしまったり、早口になってしまったり等々、イメージ通りにはなかなかできないことがすぐに分かりますよ?
私の場合は、お風呂の中で毎日声に出して練習したり、自分の声を録音して客観的に聞いてみたりして練習を重ねていました。
“そんな大袈裟な・・・”と思うかもしれませんが、それくらいやっておく必要があるのです。それにこの自己紹介スピーチ、できるようにしておけば、就活中如何なる企業面接でも使用することができます。使い回しが可能なのです。
時間を掛けてしっかり準備、練習をしても、絶対に損はないはずですよ?
④簡潔な回答を心掛ける
4つ目のコツは、これもよく耳にするかとは思いますが、“簡潔な回答を心掛ける”です。質問内容がYes/Noで回答できるものであれば、Yes/Noで回答する。
理由や説明を求められる質問内容であれば、結論から先に述べる。決してだらだらと回答してはいけません。だらだらと回答していると、相手も疲れてしまいますし、何が重要な点なのかが分からなくなります。
思いっきりPRしたい。できる限り詳細に話したい。斯様な思いもあるかとは思いますが、そこはぐっと堪えましょう。
自分からぐいぐいPRをしようとしなくても、面接官はきちんとPR時間を与えてくれます。もっと話を聞いてみたい。もっと詳細が知りたい。このように面接官が感じれば、どんどん詳細に質問をしてくれるはずです。
回答者自らがべらべら話さなくても、面接官がどんどん質問をしてくれますよ?
それに、“この子、面白い!”と面接官が感じれば、次の面接にも進ませて貰えますし、その面接が最終面接であればきっと合格通知を出してくれるはずです。
自分が話したい話をひたすら話し続けたり、一方的にPRしたりすることは、完全に身勝手な行為です。印象も最悪です。
したがい回答をする際には、質問の意図を明確に理解したうえで、簡潔に回答をするようにしましょう。
質問相手の意図に反した回答は、絶対にNGですよ?
⑤逆質問を必ず用意しておく
5つ目のポイントは、“逆質問を必ず用意しておく”です。面接終了間際、“何か質問はありませんか?”と面接官が尋ねてくる場面があります。
これは所謂、“逆質問”と呼ばれるものであり、就活生側が企業側に面接をするものです。しかしこの逆質問、絶好の自己PR場面であるということを御存知でしょうか?
ただの就活生からの質問コーナーと認識していてはだめですよ?
企業に対して質問をするということは、ある意味、“企業の何を知りたがっているのか。何に興味があるのか。”を企業側に示すことと言えます。
ゆえに、“逆質問の内容=就活生が知りたい内容、興味のある内容”になりますので、内容によっては、企業側に“自身はこんなことを考えているのだ”とPRすることができるのです。
したがい、逆質問の内容は平凡なものでは絶対にNGです。
平凡な内容とはつまり、“御社の強みはなんですか?”ですとか、“御社の社風はどのようなものですか?”というようなものです。
斯様な質問は、既に就活説明会やセミナー等々で企業側より説明があったはずです。既に説明済の内容を再度就活生から尋ねられたら、企業側はどのように感じるでしょうか?
弊社の説明会には参加していないのか?本当に弊社に興味があるのか?折角の逆質問の場で、斯様な質問しかできないのか?
きっとこのようなマイナスな感情しか湧かないでしょう。
逆質問では、企業説明会では得られなかったものや、その企業からしか得られないような独特なものを尋ねるようにするといいでしょう。
私の場合、リース業界の面接を受けていた際、“ロケットはリースできるのですか?”、“種豚はリースできるのですか?”というようなユニークな各社に対して質問をしていました。
質問の意図は勿論、“私は本気でリースに興味があり、リースの持つ可能性について是非プロから聞いてみたい”、そして“インパクト”です。
斯様な意図が伝わってか、私はリース業界の個人面接は非常にスムーズに進みました。相手の意図、そしてその狙いについて考えて、逆質問には望むようにしてみましょう。
⑥就活の進捗状況を説明する際は、競合他社の状況を提示
続いて6つ目のポイントは、“就活の進捗状況を説明する際は、競合他社の状況を提示”するというものです。
面接終了間際、逆質問同様、企業からは自身の就活の進捗状況を尋ねられることが多いです。当然、自身の進捗状況について回答するのですが、その際、きちんと考えた上で回答をしているでしょうか?
何も考えずに事実をそのまま伝えれば良いと思っていませんか?
勿論、就活の進捗状況を伝えるわけですから、嘘はNGです。しかしながら、“何の情報を伝えて、何の情報を伏せるか”は自由です。
要は、“どんな情報を与えれば相手は安心し、自身に対する印象UPとなるのか”を考えた上で回答することが大切なのです。
企業の立場に立って考えてみましょう。仮にあなたがメガバンクの採用担当者であったとします。
そして就活生に対し就活の進捗状況を尋ねた際、就活生からは“○○銀行からは最終面接の結果待ち、△△銀行は二次面接に次進みます。”と回答されました。
実は○○銀行と△△銀行は競合先。その競合先への就活がスムーズに進んでいると知った今、どのように感じるでしょうか?
きっと、“この人は優秀な人なのだ”と確信すると同時に、“本当に銀行への就職を望んでいるのだ”と感じるのではないでしょうか?
“どんな情報を与えれば相手は安心し、自身に対する印象UPにとなるのか”とはまさにこのことです。この例のように、情報を取捨選択し、自身に有利に働くものだけを上手に提示すれば良いのです。
銀行の面接を受けている中、実は食品メーカの面接も裏で受けていたとしても、それはわざわざ提示する必要はないのです。
勿論、銀行と食品メーカという異業種を受けていることに対する説明が上手くできれば説明しても構いません。
しかし変な誤解や不安を与えるリスクがある以上は、有利な情報のみを提示する方が安全です。これは決して嘘をついているわけでも何でもありません。戦略です。
どのカードをどこできるのか。
一見ただの就活の進捗報告のように見えますが、これもある意味、自己PRなのですよ?
⑦笑顔、そしてハキハキ
ラスト7つ目は、ようやく出てきたかというところでしょうか、“笑顔、そしてハキハキ”です。
そもそも面接等関係なく、相手が笑顔でハキハキと受け答えをしてきたら気持ちが良いですよね?不快な気持ちにはなりませんし、相手に対して安心感や信頼感が生まれるでしょう。
企業の採用担当者も同じ人間です。
好印象を与える人の方を採用したいですし、何よりもそんな人と共に仕事をしていきたいと思うはずです。
また面接では採用担当者が、入社後のシミュレーションをしているとお考え下さい。社内の人間や、顧客を前にした際、どのような応対をするのか。どのような態度で接するのか。
面接の質疑応答を通して、入社後に社内外の人間に与える印象をリサーチしているのです。“会社の看板”を背負わせて外に出しても良い人間なのか否かをチェックされているのです。
いくら語学力に長けていたり、素晴らしい能力を保持していたりしたとしても、結局は“会社の看板”を背負わせられるかどうか。
笑顔やハキハキとした受け答えをすることで、企業には抜群の安心感や信頼感を与えられますよ?
まとめ
いかがでしたか?
今回、就活面接のコツとして7つを挙げましたが、どれも今すぐ真似できるようなシンプルなものばかりでしたよね?
そしてちょっと頭をひねって考えてみれば、“なるほど”と納得できるものばかりであったはずです。就活面接が得意になれる方法は、別に複雑なものでも何でもないのです。
今回紹介したコツを利用して、あなたも是非、“就活面接大得意人間”になってくださいね。
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