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バイトを辞めたいのに辞められない時ってありますよね。
例えばバイト先が人手不足でなかなか辞められない時もあると思いますし、バイトをし始めて少ししか経っていないのに辞めたいけれどなかなか辞めたいことを切り出せないということもあるでしょう。
バイトだけれども結構重要なポジションを任されており、自分が辞めたらお店や会社が回らなくなるのではないかと不安になることもあると思います。
実際に私もアルバイトとしてある企業に属していた頃がありました。
そこは人もどんどん辞めていくようなところで、なかなか辞められる環境ではなかったことと、数年働いていたのでバイトの中でもかなり重要なポジションにおいてもらっていたので辞めたくてもなかなか上司に切り出すことができませんでした。
なのであなたのお気持ちは痛いほどよくわかります。
今回は私が実際に試したことも踏まえてどうすれば辞められないバイトを辞めることができるのか、その対処法をいくつかに分けてお教えいたします。
少しでもあなたへのアドバイスになれたら幸いです。
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バイトを辞められないときの対処法
①まずは身近な人に相談してみる
いきなり人事や上司に伝えてもなかなか首を縦に振ってはくれないと思います。辞めたいのに辞められない状況ですと尚更です。
なので、まずは身近な人、話しやすい人に相談してみてください。同じアルバイトの人や社員さんでもいいと思います。
実際に私はまず一番話しやすくて身近だった人に辞めたいことを相談しました。
その社員さんの上司がちょうど私を雇ってくれた人だったので、私から直接言うよりも社員さんから少しでも言ってくれた方が効果があるとその社員さんが上司に伝えてくれました。
そこから上司と話せる機会をもたせてくれて、私は辞めたいということを伝えることができました。
自分で言っても上司やそのバイト先の責任者が耳も貸してくれないのならば、他の権力がある人に伝えてもらったらととても効果的です。
②次の目標を明確にして伝える
バイトを辞める理由がはっきりしておらずただ辞めたいというだけならば、じゃあもう少し頑張ってみてなどとバイトを続けさせられるという結末に行きかねません。
そこであなたがバイトを辞めたらどうしていきたいかを明確にはっきりと伝えられるようにしましょう。
私の場合ですと私は将来デザイナーになりたいと思っており、そのための技術を習得するため、スクールに通うことにしました。
しかし当時のバイトをしていたら時間が全く取れず、勉強もままならないなと考えていました。
なので私は将来の夢とその夢へ向かうための明確な計画を上司に伝えました。
また伝える少し前にもうスクールに受講届けを出していたので、すでに動き出していることをアピールして辞めさせてもらえるように説得をしました。
このすでに動き出している証拠を出せば結構効果的です。
③家庭の事情など断れない理由を作り出す
最後の手段ですがバイト先が辞めることを止めることができない理由を嘘でも作り出すことも一つの手だと思います。
例えば家庭内に不幸があり、どうしてもバイトを続けられることができなくなった、ということや、自分が病気をしてしまったので療養のためにバイトを辞めたいなどなかなか止めることができない、辞めることを止めたら危険な理由を作り出すのです。
嘘をつくのに心が痛むのであればあまりおすすめはしませんが、実際にこれらの理由で辞めていったバイトの人を何人も見ています。
嘘をつくということよりも、自分の人生のために辞めたいと思う時に辞めた方が後々後悔はしませんし、精神的にも楽だと思います。
なので勇気を振り絞って理由を作り出すのもまた一つの手だと思います。
次に、少々長いですが、実際に強行手段でバイトを辞めた方の体験談をご紹介したいと思います。
強行手段でバイトを辞めた方の体験談
※以下は果物屋さん、フリ-タ-(28歳)、バイト歴:6年、女性の体験談です
辞めるきっかけをくれなかった
私が勤めたアルバイトは果物を販売している個人経営のお店でした。
もともと、その果物屋さんの隣のお店のクレ-プ屋さんに働いていたのですが、そのお店を閉めるということで困っているところを拾ってくれましたので、困っているところを助けてくれた恩のある職場でした。
働いた当初は、仕事内容がとてもこだわりが強く、細かい指摘が多くてウンザリしてしまって、やっぱりこのお店にしなかったらよかったな~と思っていました。
ですが、態度に気持ちが出ていたのか、店長さんは急に優しくなって身の上話や、こちらの話をいっぱい聞いてくれて急に打ち解けたのでバイトが楽しくなって、仕事のうるささも気にならないようになりました。
しかし、このアルバイトは個人経営なので、全部がアバウト。
多少遅刻しても許してくれたり、ミスをしてもフォロ-してくれたりするので、こちらの嫌なことなど、なかなか言えない雰囲気でした。
例えば、一日中立ちっぱなしで足が痛くても、休憩にはなかないけなかったり、時間が決まっていないので、自分から休みを取らないといけないのですが、なかなかゆっくり休める雰囲気ではなく、休んでもいいよと言われても、誰も休まないので、自分から言い出せない感じでした。
また、アルバイトの人数を少ない人数に設定していて、人を雇ってほしくても「いい人が来ないとこの仕事は務まらない」ということで、気に入った人がなかなか入らないので、辞めたくても早めに言わないと思ったときに辞めれないというのがありました。
「売り上げがよくないから、あまり人を雇えない」とか「奥さんが特定疾患の病気だ」とか「入院費にお金がかかるから、借金だらけだ」という身の上話を普段からよく聞いているので、なかなか無理なお願いなどが言い出しにくく、今考えると、すごく条件の悪いアルバイトの仕事をしていたのだなと思います。
そういった人数ギリギリの状態で仕事をしていたので、辞めたいのに「もう少し待って」「入ってもあの子じゃ勤まらない」などと言われて、いつになったら辞めれるのだろうと思っていました。
そのうち、結婚をしたので、そろそろアルバイトもやめたいと申し出たところ、今は人がいないから辞めないで欲しいと言われ、それでも辞めたいと言っているのに、なかなか「忙しいから」といって聞く耳も持たなくなって一気に態度が悪くなりました。
今まで、社長の希望を叶えて頑張ってきたのに、辞めるとなるとこんな態度になるんだと一気に嫌気がさしました。
強行手段しかない
早めに辞めたい、次のアルバイトを募集かけて欲しい、○月には辞めたいと再三申し出ているのに、辞めて欲しくない一心で聞く耳も持たなくなった店長に、いい加減頭にきていました。
今まで6年間、店長さんの片腕のように、希望に答え沢山の仕事をこなしてきたのに、こちらの都合でいざ辞めるとなると、考慮もしてくれないという事がわかり、とてもショックだったのを今でも覚えています。
最初に閉店間際で転職を悩んでいたときに、スカウトしてくれて、本当に嬉しかったし有難かった気持ちと恩返しのつもりで、なるべくは穏便に辞めたかったのですが、このままでは、ずっとうやむやにされて、向こうの都合でしか辞めさせてくれないと思い、これは強硬手段しかないなと考え、とりあえず、他のアルバイトの子が辞めたいと言い出したのを気に病欠で何日も休んでみました。
一日目はアルバイトの途中で早退することにし、次の日から体調不良で休むことにしました。急に休んで辞めてしまうと、人間関係が拗れて最悪、お給料をもらえない可能性を避けるためでした。
1週間ほど休んだところで、このままだとアルバイトを続けそうにもないので、申し訳ないのですがということで、辞めさせてもらうことにしました。
お給料は、後日取りに行くということで、その日は顔を合わすのも少し罪悪感がありましたが、あくまでも自分は病気になってしまって調子が悪いんだという事を貫きました。
お給料はちゃんともらえたのでホッと安心しました。
やっと長年努めて、なかなか辞められなかった念願のアルバイトから開放されて、本当に心から嬉しい気持ちと体と心が楽になりました。
辞めた理由は強行手段だったので少し心には残りますが、そうしないと辞めれてなかったと思うと今でもすがすがしい気持ちです。
他のアルバイトの募集をみても、大きな会社やチェ-ンなどのお店などは、勤務時間もきちんと決まっていますし、その時間になったらちゃんと終わり、自分の都合を優先していい、休憩もきちんと取ってもいいんだという、当たり前の条件が本当に安心して働ける条件だなと思いました。
個人の経営者は確かに収入も厳しいので、そうやってアルバイトの数も減らしたりしてうまくやっていかないといけない現状だとは思うのですが、それでも身内のお店ではないので、そのライン引きがとても難しかったので、今回でもう個人経営のお店には勤めるのはよそうと勉強になりました。
辞めたい気持ちをきちんと伝える
今まで、いろんなアルバイトをしてきた自分の経験の話ですが、面接・合格まで早かったアルバイトは、入るのは簡単でも辞めるのが難しいところが多かった気がします。
早く募集をとってくれるというのは、その店長さんの裁量のもとで合格しているので、気分しだいというか、その店長さんが基準になっていることが多く、辞めたいといっても、なかなか認めてくれない場合や、ごねてきて大きくトラブルになるケ-スが多かった気がします。
逆に、きちんとした面接、日にちをかけての合否があるところは、店長だけの裁量だけで決めていないので、ちゃんとル-ルにのっとって営業されていると思われます。
そのため、こちらの都合やきちんとした就労ル-ルなんかもちゃんとあるので、辞めるときもよっぽどル-ル違反でなければ、冷静にル-ルにのっとって対応してくれるように思います。
また、辞めるという意思の伝え方も、中には辞めたい辞めたいといいながら、ただのグチで何年も働き続ける人が多く、経営者も辞める=本当に辞めたい人という認識が薄いように思います。
本当に辞めたい人は、周りの人間にも辞めたいことを広めるように伝え、実際に店長さんにもきちんと特別な時間を作ってもらって、そこでしっかりと辞めたい意思を伝えないと、普通の会話のような意思表示はかなりの確率でスル-されてしまうので、何度言っても同じように流されてしまいます。
また、辞める場合も、きちんとした日付を決めて、その日で必ず辞めると伝えておかないと相手がもう少しと日にちを延ばすことが可能なら、ギリギリまで伸ばしてウヤムヤにしようと思っている店長もいます。
辞める気持ちをごまかせないかと思うようです。
しかし、辞めたいと言っているのに日にちを延ばす会社は、あまり誠実な会社とは言いがたいですよね。どうしても辞めさせてくれない場合は、私のように強行突破で、でも揉めないやり方をオススメします。
よくあるのは、給料日終って中間のころに急に辞めるといって行かなくなる場合ですが、この場合はル-ル違反として当月分の働いた分のお給料を支払わない会社もあるので、もらい損ねる危険があります。
何度も交渉して、誠意の感じれない会社だったら、お給料をもらって即辞めるという手も一番手っ取り早い方法だと思います。
長年働いていた場合は、やはり恩や情もあるでしょうから、やはり徐々に準備してこちらのペ-スで辞めるという手が一番揉めなくてよいかなと思います。
まとめ
さていかがでしたでしょうか?
どの方法で辞めようにも、あなたが動き出すことで、考え出すことで答えが見えてきます。
圧力に負けず、自分の人生を歩んでください。応援しています。
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