自分の強みはどうやったら見つかるか?
そこで登場するのが、「VIA-IS」という、ポジティブ心理学が開発した無料の強み診断テストです。
世界190カ国、260万人以上の人々に利用されており、設問は全部で120問、10~15分ほどで終了するテストで、自分の強みを5つ教えてくれます。
ですが、「VIA-IS」は残念ながら日本人向けに開発されたテストではないため、日本人に相性の良いテストではありません。
思想や宗教絡みの質問が多いことからも、欧米人にマッチしたテストです。登録画面も英語で分かりにくいですしね。
そのため、VIAテストを受けるくらいなら、まずは国内で開発されたテストを受けるようにしましょう。
国内でもVIAテスト以上に質問数も多く精度の高い診断テストはあります。設問は全部で約300問、30分程度かかるテストです。
自分の強みを5つ教えてくれるのも同じですね。
(※以下の中から5つの強みが見つかります)
その気になるツールですが、それは、リクナビNEXTにある「グッドポイント診断」というテストのことです。
リクナビNEXTとは、リクナビの転職板サイトです。先にお伝えしておきますが、学生でも社会人でも誰でも無料で利用できます。
無料といえど、このグッドポイント診断はVIAテスト以上に本格的です。
上記のような質問に、約300問回答していくわけですね。
回答を終えたら、先ほどお見せした18の強みの中から、あなたの強みが解説付きで5つ分かります。
VIAテストよりも分かりやすく日本人向けで、おすすめのテストですよ。
他では、このような本格診断ツールは通常最低でも1000円以上はするものなので、無料で公開されてある今のうちに利用するようにしてください。
(リクナビNEXTに無料登録後、診断可)
リクナビNEXTに会員登録後、マイページからグッドポイント診断へとお進みください。
VIA-ISテストとは具体的にどのようなものなのか?
VIA-ISテストは冒頭でもお伝えしたようにポジティブ心理学で著名のクリストファー・ピーターソン博士とマーティン・セリグマン博士が開発した診断テストです。
ポジティブ心理学って何?という疑問が湧きますが、ポジティブ心理学は新しい学問で「人生をよりよいものにするにはどうしたりいか?」を研究する学問です。決して怪しい宗教団体などではありません。
ポジティブ心理学(ポジティブしんりがく、英語: positive psychology)とは個人や社会を繁栄させるような強みや長所を研究する心理学の一分野である。精神疾患を治すことよりも、通常の人生をより充実したものにするための研究がなされている。
現代のポジティブ心理学は、1998年にマーティン・セリグマンが、アメリカ心理学会の会長に選ばれた際に、任期中の課題としてポジティブ心理学の創設を選んだことにより、新しい領域として開始した。
引用元:wikipedia
そして、ポジティブ心理学は強みや長所に向き合うことが人生を充実させるキーポイントだと考えています。その一環として開発されたのが、VIA-ISテストです。
ポジティブ心理学の第一人者であるクリストファー・ピーターソン博士とマーティン・セリグマン博士が開発した、強み診断ツール「VIA-IS」を無料で受講できるオンラインサイトをご紹介します。
米・VIA研究所が提供するこの診断ツールは、世界190カ国、260万人以上の人々に使用された、最も信頼のおけるものの一つです。
「VIA-IS」における強みは全部で24種類に分類され、そのうちトップ5の強みが「自分を特徴づける強み(Signature Strength)」とされています。これらの強みを生活や仕事などで活用することで、人生の満足感や仕事の充実感が向上するという研究結果も報告されています。
設問は全部で120問ありますが、10~15分ほどで終了することができます。
引用元:http://www.positivepsych.jp/via.html
但し、お伝えした通り、欧米人向けに作られた診断ツールのため、日本人には答えづらい質問が時折あります。
非常にクセのある質問ですよね。そのため、個人的にはグッドポイント診断をオススメします。
VIA-ISテストの診断方法
①無料登録する
こちらのページからメールアドレス等を入力し無料登録してください。
※赤枠内の言語を日本語に選択しましょう。登録画面は英語のままですが、診断テストでは日本語表記となります。
②登録後、診断画面へと進みます
③各質問に5つの選択肢から選択回答する
④回答終了後、結果のリンクをクリック
⑤診断結果が見れます
VIA-ISテストで分かった強みについて
私の上位5つの強みは以下の5つでした。全24の強みの順位も教えてくれました。
- 寛容さ
過ちを犯した人をゆるす。人にやり直すチャンスを与える。決して復讐心を持たない。寛容さ、慈悲心を強みとするあなたは、自分に対して過ちを犯した人をゆるします。あなたはいつも人にやり直すチャンスを与える人です。あなたという人間を導く信条は慈愛であり、復讐心ではありません。
- 慎み深さ
自分の業績を自慢せず、自ずから明らかになるのに任せる。自分自身が脚光を浴びることを求めない。ありのままの自分以上に自分のことを特別だとは考えない。慎み深さ、謙虚さを強みとするあなたは、自分自身が脚光を浴びることを求めず、自分の業績を自ら吹聴せずとも自ずから明らかになるのを好む人です。あなたは自分を特別な人間であるとは考えていませんが、人はあなたを評価し、あなたの慎み深さに敬意を払います。
- 公平さ
公平や正義という概念に従ってあらゆる人々を同様に扱う。自身の個人的な感情が他者への評価をゆがめることを許さない。皆に公平にチャンスを与える。公平さを強みとするあなたにとって、あらゆる人々を公平に扱うことは揺るぎない信念の一つです。あなたは自分の個人的な感情が他者への評価をゆがめることを許しません。あなたは誰にでも公平にチャンスを与えます。
- 審美眼
人生のあらゆる領域、つまり自然から芸術、数学、科学、日常の経験に至るまで、そこに美や、卓越性、あるいは熟練の技を見出し、それらの真価を認める人。審美眼を強みとするあなたは、人生のあらゆる領域、つまり自然から芸術、数学、科学、日常の経験に至るまで、そこに美や、卓越性や、熟練した技を見出し、それらを深く味わう力のある人です。
- 親切さ
人に親切し、人のために良いことをする。他人を助け、面倒を見てあげる。親切心を強みとするあなたは、他の人に対して親切で寛大で、忙し過ぎるからといって人に親切にできないということはない人です。見知らぬ相手に対しても、喜んで良い行いができる人です。
翻訳していることもあり、少し文章が固くいまいち伝わってこないのは私の気のせいでしょうか。VIA-ISテストはこちらからどうぞ。
目的はテストを受けることではなく強みをどう活かすか
グッドポイント診断であれVIAテストであれ、大事なのは見つかった強みをどのように生かすかです。強みを生かす方法は大きく分けて2つです。
一つが「強みを生かした仕事に就くこと」で、もう一つが「強みを自己PRに取り込む」ことです。
まず、大事なのが強みをいかに日々の生活で生かしていくかです。そうなれば、まず考えられるのが仕事でしょう。強みを生かした仕事に就けるかで人生の充実度が変わってくるのは言うまでもありません。
そして、その仕事に就く際に欠かせないのが、履歴書や職務経歴書での自己PRです。
自己PRとは企業に自分を売り込む必要があります。そうなれば、「自分には◯◯な強みがあり、△△で貢献できます」というアピールをすることになります。
そこで、◯◯に入れるのが、今回のテストで発見できた強みです。
後は、その強みが生きて結果を出せたエピソードを考えるだけなので、強みさえ見つかれば、自己PRは80%以上終わったようなものです。
ただ強みが見つかった。「ふ~ん」で終わるのではなく、それを是非次のスッテプに生かしてください。
まとめ
自分の強みを見つけられる無料ツールはVIAテストとグッドポイント診断の2種類ですが、日本人に向いているのはグッドポイント診断と言えるでしょう。
但し、グッドポイント診断とVIAテストの2つを受け、同じような強みが上位にきた場合、それは本当に自分の強みだと自信を持って判断できます。
このような使い方もできるので、時間が許すようでしたら、どちらも是非受けてください。
もし、どっちも受ける時間なんてないという場合は、日本人に向けに作られたグッドポイント診断をおすすめします。
自己PRはリクナビNEXTのグッドポイント診断を使えばOK!
上記のような質問に、約300問回答していくだけで、自己PRでアピールすべきあなたの強みが下記の中から5つ発見できます。
後は、その強みを発揮したエピソードを考えるだけで自己PRの完成です!
(リクナビNEXTに無料登録後、利用可)リクナビNEXTに会員登録後、マイページからグッドポイント診断へと進めます。
(リクナビNEXTに無料登録後、利用可)
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