仕事の辞め時8つのボーダー

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会社に勤めていたら誰もが一度は「仕事を辞めたい」と考えますよね。

たまたま仕事が忙しくて現実逃避したい気持ちになった、上司に怒られた、仕事上ミスをした等、振り返ると些細なことで「辞めたい」と思うことも多いものです。

そんな場合、辞めたいと思った気持ちもすぐ忘れてしまいますが、仕事上の小さなミスがいつまでもくすぶり続けている場合や、自分の中にもやもやと「辞めたい」思いを持ち続けている場合はどうしたらいいのでしょうか。

現在では仕事にスピードが要求され、昔と違って皆がストレスを抱えて業務に取り組んでいる事も多く、ストレスのあまりうつ病になる場合もあります。そうなる前に手を打っておかなくてはその後のライフキャリアにも影響します。

そこで、自分で今ある状態を手放して、次のステップに進むきっかけとなる「仕事の辞め時」を考えてみました。

①毎朝会社に行くのが苦痛

朝起きて「仕事に行く」と考えただけで憂鬱な気持ちになる、朝起きられない、朝食が食べられない、朝になると体調不良になる等、ちょうど登校拒否のような状態ですね。

これは自分でも「仕事に行きたくない」とはっきり自覚している場合と、していない場合が考えられます。

自覚している人は、その原因になっているものをどうやって乗り越えるか、またはやり過ごすかということが上手くやり過ごすことができます。それは自分が一時的に「仕事に行くのが嫌だな」と考えていることに自覚があるからです。

しかし、特に思い当たることもないのに、朝仕事に行けなくなる人は要注意です。

たとえば部署異動で業務に慣れずストレスをためていっている、上司と合わず一緒にいるのが苦痛、残業が続き睡眠時間が取れず精神的にまいっている等、本人は頑張って人知れず耐えているのだけれど、限界にきている場合です。

このような場合は環境を変えるという意味でも「仕事の辞め時」と言えるかも知れませんね。

②会社の人間関係がしんどい

実は「仕事を辞めたい」原因で一番多いものが「人間関係」なのです。仕事にも会社にも不満はないのに、一緒に働く人や取引先の人等などの人間関係が原因で退職することが多いのです。

その場では合わせて上手くやっているようでも心の中ではストレスをためている事も珍しくありません。

いろいろな価値観を持つ人同士、同じところで一緒に活動することは、一定の距離感を保ちつつ進めることが望ましいのです。

それがかえって「職場の雰囲気がギスギスしていて居づらい」など、居心地の悪さから「仕事がしんどい」という気持ちに変化させてしまっている場合があります。

さらに問題なのが「セクハラ」「パワハラ」を受けている場合です。

セクハラは「性的ないやがらせ」と世間では認識されていますが、大きく分けると「対価型セクハラ(ある条件と引き換えに、性的な関係を強要する行為)」と「環境型セクハラ(性的な行為によって、就業者が働きづらい環境に追い込まれてしまうようなケース)」があります。

セクハラを受けていると感じながらも、会社の人間関係に気づかって言い出せないでいる人も多いのです。

「パワハラ」は「職権などを背景に、継続的に人格と尊厳を侵害して精神的・肉体的な苦痛を与えること」で、困ったことにパワハラをしている方に自覚がない事も多く解決が難しい場合があります。

あまりに続くようであれば、心身のバランスを崩す前に「仕事を辞める」事も視野に入れて手を打ちましょう。

③会社の風土と自分が合わない

決して仕事も嫌ではない、人間関係も特に問題はない、しかし会社にいて居心地が悪い、自分のパフォーマンスを十分発揮できない、と感じることがあります。

これは「企業風土」と自分が合っていないのかも知れませんね。

その企業が操業してからの歴史、企業としての将来への展望、経営者の人柄や価値観、そして集まってきた社員が作り上げる雰囲気です。

その根底にあるところを理解し、それに合わせて活動を行っていくことが自分にとっても会社にとっても大切なのです。

たとえば、大手企業でいろいろな経験を積んだ後、ご縁があって中小企業の重要なポジションに移った人が、どうしても会社のやり方になじめず、短期間で退職するケースがあります。

このような場合では従業員が1万人以上いる大企業と、100人前後の中小企業ではあきらかに企業風土が違うのです。大手企業と同じやり方では中小企業の経営は成り立ちません。

それを理解せずに自分の経験を押しつけるような形になると、企業も雇われた人にとってもよろしくありません。

自分が企業風土に合っていないと感じたときは「仕事の辞め時」でもあるのですね。

④仕事で成長を感じられない

自分で「仕事で成長を感じられない」と思う人は、もしかしたら何かがブレーキになっているのかも知れません。

会社で「仕事のできる人」「仕事のできない人」という話題があがりますよね。ここでどんな事が論点のポイントになっているか考えてみましょう。

他人に評価されるかどうか

仕事とはチームで取り組むことがほとんどで、自分一人で完結することはありませんよね。一緒に取り組んだ仲間から良い評価を受けるかどうかで「仕事で成長を感じる」のではないでしょうか。

会社で孤立している

同様に、仕事上意見の食い違いや方向性の違いで自分だけ孤立していると、やがて組織のルールに従わなくなっていたり、自分には非がないと言い訳をしたりして、やがて「仕事のできない人」と周囲に認知されるのではないでしょうか。

仕事を他の人に任せられる

実は何でも自分でやってしまう人は、やがて周囲が「この仕事はあの人にやってもらおう」という雰囲気になり、自分が手一杯になって新しい仕事などにチャレンジできなくなる可能性があります。

一度、客観的な視点で自分の仕事の取り組み方を棚卸ししてみるといいかも知れませんね。

⑤お金のためだけに働いている

まとまったお金、たとえばボーナスを支給してもらった直後に「仕事を辞めたい」って思ったことありませんか?

実は普段から仕事を辞めたいとぼんやり思い続けていると、大金を手にした時に衝動的に辞めたいと感じてしまうのです。

それは「お金のために働いている」から感じるのでしょうか?

仕事をする目的のひとつに「生活をするため」という理由があります。仕事をし、その報酬としてお金を得て、それで生活の賄いをしていますよね。

しかし、「お金」のためだけに働くのであれば、業種や職種、やりがいなどを無視して「給料がいい」仕事を選ぶのか、といえばそうではありません。

こんな時は自分にとって働くとは何かを考える時期なのかも知れません。本来人間は「誰かの役に立てている」ことで「やりがい」や「成長」を感じるものです。

もし、生活の糧のために働いていたとしてもプライベートや他の活動で自己実現することも出来るのです。

もしかしたら、会社の方針などでしんどい思いをしているのに「お金」を理由にしぶしぶ続けているのかも知れませんね。

今の会社にいるメリットが「お金」以外に見つけることができなければ「仕事の辞め時」と言えるでしょう。

⑥仕事以外の時間も苦痛

長期に渡って、会社や仕事を辞めたいと思い続けていると、プライベートの時間もパッとしなかったり、もやもやし続けたりしてしまい、趣味や旅行等リフレッシュする時間も楽しめなくなります。

まず、自分が「オン」と「オフ」の切り替えができるタイプかどうか考えてみる必要があります。

仕事もプライベートも充実していないと感じる人は、プライベートの時間も仕事のことが頭から離れないので、家族や友人との約束より仕事を優先してしまいがちです。

人によってはせっかくのプライベートタイムに仕事を持ち込み、結局リフレッシュする機会を失っている事もあるかも知れませんね。

オンとオフの切り替えができる人はプライベートの時間でリフレッシュすることができるタイプなのです。切り替えがうまくいかない場合は仕事とプライベートの時間管理や計画を見直してみましょう。予定の優先順位など、自分ルールで管理するとよいでしょう。

切り替えが苦手な人は、プライベートを優先させるようにしてみましょう。プライベートが充実していないことが仕事にも波及し、両方とも不完全燃焼を起こしていることが考えられます。

いくつものことを進めるのが苦手な人は、自分にとって大切なものから優先順位をつけるといいでしょう。

会社や人間関係が原因でプライベートの時間ももやもやと考えてしまうことが多くなると、環境を変えることを考えてみましょう。今まで経験したことのないものにチャレンジしてみるとかはいかがでしょうか。

それでも気持ちの切り替えが上手くいかない時、それが「仕事の辞め時」なのかも知れませんね。

⑦会社の先行きが不安だ

「仕事の辞め時」で一番やっかいなのが「勤務先企業が経営不振に陥っている」場合です。

仕事も人間関係にも恵まれていて、長期間働いていると、社内外でいろいろな不安要素を感じつつも「いつか持ち直す」「長年お世話になってきたのだから無下に辞めるわけにはいかない」と辞めない選択をしてしまいがちです。

しかしいざ倒産となれば、たちまち生活にも困りますし、次の仕事もすぐに見つかるとは限りません。この場合は転職と同じ形で準備をしておくといいでしょう。

兆候としては「管理職の早期退職」「中小企業の場合、社長が行先不明で出かけることが多くなる」「経費の細かい節約」「給料の遅配」などがあります。

会社の経営状態が怪しくなると、営業のトップや経理を担当する社員が、先行きに見切りをつけて辞めていきます。

また中小企業の場合、社長が金策に走り回ると、会社には行先を告げずに外出することが多くなります。

特に給料の遅配が始まったら、ほぼ倒産することは間違いなく、自分の身の振り方を早急に考えなくてはなりません。この場合は「仕事の辞め時」というより「潮時」なのかも知れませんね。

⑧他社からオファーを受けた

仕事にやりがいを感じ、周囲からも「仕事ができる」と評価されている人が「仕事の辞め時」を考えるのは、他社から今の会社よりも好待遇でオファーを受けた場合です。

営業やマーケティングなど、どの分野の業界でも自社の将来を担う役割ですので、優秀な人材とあればヘッドハンティングなどを使って迎え入れたいと思うものです。

また他社からのオファーも複数社からいただく場合が多いので、非常に心揺れ動くものだと思います。

こんな時は外部からの自分の評価を素直に受け入れると同時に、同業他社の情報を調べ、今の自分の立ち位置と比較検討する必要があります。

いざ、会社を辞めてオファー先に転職することを決めたとして退職を申し出た時に、今の会社から給料アップや待遇面の改善などを提案される場合があります。「カウンターオファー」と呼ばれるものですね。

今まで自分が培ってきた仕事を慣れた環境で続けることに心揺らぐこともあろうかと思います。ただ、オファー先にお世話になることを伝えている、いわゆる内定承諾をしている場合は注意が必要です。

もちろん転職先の企業にもよい印象を与えませんが、自分の上司が引き止めた場合は、残った後で待遇が改善されなかったり異動になったりする可能性もあります。

上司のマネジメント評価が下がるのでそれを避けるための引き止めなのですね。

オファーを受けるにしろ、受けないにしろ、おいしい話に飛びついて、後で後悔しないように慎重に行動するよう肝に銘じましょう。

まとめ

「仕事の辞め時」を見極める8つのボーダーを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

「辞める」ことを選択する場合、その時の感情に流されて辞めるのではなく、ちゃんと自分のライフプランを見据えて計画的に行動しましょう

自分にとって仕事とはどういうものなのか、他社でもやっていけるのか、そもそも次はどんなことにチャレンジしていきたいのか。

何も考えずに辞めてしまうと、次の仕事も目先のことに飛びついて選んでしまうので結果的に職を転々とし自分の専門性が磨かれなかったり、仕事を通じて成長できなかったりするでしょう。

また会社を辞める時も「立つ鳥跡を濁さず」を心がけましょう。上司や同僚の立場になって考え、感謝の気持ちをもって誠意をつくすことで気持ち良く送り出してくださるでしょう。

「仕事の辞め時」は自己成長のサイン。どちらを選ぶにしろ納得のいく人生を送っていただきたいものです。

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