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なぜ人は働くのか?そして働かなければならないのか?

社会人経験のない方の多くが、きっと一度はこのような疑問を抱き、また悩んだことがあるのではないでしょうか?

実際、私自身も社会人経験のなかった頃、働かずして一生を生きていくことはできないものかと考え、そして悩んだものでした。

しかしながら社会人を経験してみて分かったことですが、働かずして一生を生きていくことは仮にできたとしても、“人間らしく”生きていくことは先ず不可能なのです。それは決して金銭的な面からだけではなく、社会性や精神的な面からでも言えるのです。

そこで今回は、働くということに悩みや葛藤を抱いている社会人未経験の人必見。働く理由5つについて、私の体験談を基にお話していきます。

①金銭を得る為に働く

先ず働く理由について語る前に、冒頭私が申し上げた、一生を“人間らしく”生きていくことという点について説明したいと思います。

一生を“人間らしく”生きていくこととは、“自分のやりたいことを自由に行えるくらい余裕のある生き方をする”というものです。

つまり、“家畜”のように、誰かの指示や世話を受けながら生きる、もしくは生かされるというものではありません。

自分自身でやりたいことを決め、そしてそれを行いながら伸び伸びと生きることこそが、一生を“人間らしく”生きることなのです。

ではその為には何が必要になるのか?勿論、収入、つまり金銭ですよね?そしてその金銭を得る手段こそが、そう、“働く”ことなのです。

働く理由の1つ目は、当然と言えば当然のことですが、この“金銭を得る為”なのです。食べたいものを食べ、住みたい家に住み、身につけたい洋服を身に付ける為には、何よりも金銭が必要になります。

これは言うまでもありませんね?

金銭がなければ、“人間らしく”生きていくことは先ず不可能。つまりその金銭を得る為に、人は“働く”という手段を選び、日々汗水垂らしながら頑張っているのです。

②信用を得る為に働く(人間関係)

次に挙げる理由は、“信用を得る為(人間関係)”というものです。

さて、一つ質問です。働いている人と働いていない人、あなたはどちらの人に好感がもてますか?恐らく多くの人が、前者の働いている人を選ぶことでしょう。

と言いますのも、世の中、働いていない、つまり無職の人に対しては強烈なマイナスイメージが存在するからです。

特に年齢が上がれば上がるほど、人々の抱くそのマイナスイメージは強くなっていきます。実際、40歳無職と聞いたらどのように感じるでしょうか?

何かしらの理由があるにせよ、“無職”という言葉だけを耳にしたら、その人に対して不信感を抱くのではないでしょうか?

“信用を得る為”に働くとはまさにこのことです。“人間らしく”自身が生きる為には、他者との関わりがマストです。家族も親しい友人も0人で生きていくのは非常に困難ですよね?

生きるだけならできるかもしれませんが、“人間らしく”楽しく生きる為には他者との関係は必要なはずです。

働くことで、自身の能力を発揮させ、それを社会にアピールすることができます。そうすると自然と周囲から信用を得ることができますよね?

信用を得られることで、互いに信頼できる仲間ができますし、それが自分の人生の質を向上させてくれます。

“無職”に対するイメージが、今日明日で好転するなんて事態は先ず起きないでしょう。深く過去より根づいてしまっている以上、無職が持つマイナスイメージの払拭は難しいです。

人間関係を良好にし、また自身の人生の質を上げていく為にも、信用を得る手段である働くという行為は非常に大切なのです。

③信用を得る為に働く(与信関係)

3つ目の理由は、“信用を得る為(与信関係)”です。

私の経験談を基にお話ししましょう。

私はクレジットカードの利用可能額が25万円だった際、海外旅行等で費用がかさむとすぐにカードの上限に達してしまうことに不満を抱えていました。

当時の私は学生、そして毎月の収入はアルバイトによるもの。その為、上限を上げることはカード会社が許してくれず、悶々とした日々を過ごしていました。

ところが社会人になった途端、カード会社の態度は一変。上限額の引き上げ依頼に対して、迅速に対応してくれるようになったのです。

一方、大学卒業後、主婦になった友人は新規で自分名義のクレジットカードを作ることが学生の頃よりも困難になりました。

もうお分かりですね?

社会人、つまり働いている人というのは、与信面においてかなりの信用があるのです。勿論、収入レベルによって個々における与信レベルは異なりますが、無職と社会人の与信レベルには相当な差があります。

私の友人は、働いていないという理由から、社会人であれば即日発効されるようなクレジットカードでも、なかなか発行して貰えないばかりか、利用可能額も最低限のものにしか設定して貰えませんでした。

どのような仕事であれ、働いているということは一定の収入を得ていることになります。ゆえに、金銭面における社会的信用を得ることができるのです。クレジットカードだけではありません。

自動車ローン、住宅ローン等を利用する際にも、金融機関からの与信審査はマストです。与信審査が通らなければ、年齢がいくつになってもローンを組むことはできません。

逆に言えば、信用さえあればいつでもローンを組み、大きな買い物ができるのです。

実際、私は25歳でローンを組んでマンションを購入しましたし、会社員である私のある友人もローンを組んで戸建てを購入しました。

クレジットカードやローン等、便利な金融サービスを利用する為には、信用が不可欠です。働くことはただ単に金銭を得られるだけではなく、思いもよらないところで自身の社会的信用を確立することができます。

将来マイホームをローンで購入したいなんて夢があるのであれば、金融機関からの信用を得ることは必須。

働く理由の立派な理由の一つと思いませんか?

④知識を得る為に働く

4つ目の理由は、“知識を得る為”です。

別に働かなくたって独学で勉強すればいくらでも知識は得られるのでは?それに仕事で得た知識の全てが、生活にそのまま結び付くのか?

そのように思われる方もいるかもしれませんが、働くことで得た知識というものは、参考書等独学で得た知識とは全く質が異なり、非常に実践的なものです。

自身の生活の質の向上に直結するものばかりなのです。私の経験よりお話ししましょう。私は新卒で商社に入社後、貿易営業担当者になりました。

私の取り扱う商材、ビジネススタイルは非常に特殊なもので、私の私生活においては先ず直接関わることのないものでした。

しかしながら貿易営業担当者として働いたことで得た知識は、私の生活の質を大きく向上させるものとなったのです。

決して参考書等では得られない知識でした。その知識とは、“契約の結び方”。

“契約?そんなもの日常生活で結ぶ機会なんてなかなかないので、活かす場もそこまでないのでは?”

社会人経験のない方の多くは、そう感じられるかもしれませんね。

“契約”と聞くと、堅い感じ、大袈裟に聞こえるかもしれませんが、日常生活は“契約”であふれています。

何も何枚にも渡る書面に印鑑やサインをして行うことだけが“契約”ではありません。例えば、インターネットでショッピングをすること。わざわざ書面を交わすことはしませんよね?

注意事項を確認したうえで同意書にチェックを入れてクリックするという作業はありますが、所謂“契約”を結んでいる感覚は少ないはずです。

また水道やガス等の修理、引っ越しの作業依頼等。これもまた立派な“契約”です。

注文する前から作業業者から注文請書を一方的に送られてきて、自分に不利な形でことが進んでしまったなんて経験はありませんか?

きちんと対処できていますか?

参考書等で学んだ知識は、勿論有効な知識です。しかしながらある意味マニュアル化されており、“綺麗すぎる知識”といえます。実際は予期せぬことが起こったりして、参考書通りに進まないことの方が多いでしょう。

働いていると、営業担当者でも非営業担当者でも、“契約”やその内容を巡って多くのトラブルに遭遇しますし、そして何度もそれを乗り越える経験をします。

ゆえに、取り扱う商材や状況は異なれど、“契約”そのものがどのような流れで進むのか、リスクヘッジはどうすべきかを知識として得られるのです。

つまり、自分に不利な状況を作らなくて済むようになります。働くことで、“人間らしく”生きていく上で、かなり実践的に役立つ知識を簡単に得られますよ?

⑤マナーを学ぶ為に働く

ラスト5つ目は、“マナーを学ぶ為”です。

マナーと聞くと、挨拶や言葉遣い等々が先ず思い浮かぶことでしょう。勿論、挨拶や言葉遣いというのは、マナーを代表するものと言っても過言ではありません。

しかしながらこの挨拶や言葉遣い以上に、実は重要なマナーがあります。

それは“空気を読む”というものです。

一時期、“KY(空気が読めない)”なんて言葉が学生たちを中心に流行しましたが、実際のところ、社会人未経験の人はいつまで経っても“KY”な人が非常に多いです。

逆に、社会に出て働いた経験のある人、特に組織に属して、上下関係を経験した人に関しては、“KY”な人は少ない傾向にあります。

と言いますのも、組織に属したり、様々な人と関わりながら働いたりしてきた人というのは、“どのタイミングで何をすれば良いのか”をきちんと判断する能力が自然と備わっているからです。

適切なタイミングで、適切な方法で行動することができるのです。私の実体験を例にお話ししましょう。

今まで一度も働いた経験のない友人Aと複数人で友人Bの送別会を行った時のことです。友人Bは送別される人、つまりその送別会におけるまさに主賓でした。

社会人経験のある人なら誰でも知っていると思いますが、主賓が座るべき席は上座です。私は友人Bを上座に座るよう促そうとしましたが、なんと友人Aが主賓の座るべき上座に先に座ってしまったのです。

さらには友人Bが隣にいるにもかかわらず、その日の送別会の費用の振り分けに関して私に堂々と相談してきました。

マナーのなっていない、“KY”そのものですよね?

しかも友人Aは私よりも一回り以上年上の人。年齢関係なく、社会人経験の有無がここまで顕著に表れるものかと驚いてしまいました。

勿論、働いた経験の無い人全てがマナーのなっていない、“KY”な人というわけではありません。しかしながら経験上、友人Aのようなパターンの人が非常に多いのが実態です。

理由としては、ずばり親しい友人とのフランクな食事会では無く、きちんとした会食の場を経験したことがないからと言えるでしょう。

誰だって未経験のことをやってみろと言われても、できませんよね?働いていれば自ずと身につく知識や能力も、働かなければ一生得ることはできないのです。

“そんな知識や能力がなくたって、生きてはいけるだろう。”

そのように思う方もいるかもしれませんが、勿論生きては行けます。友人Aのように、マナーの足りない状態であっても、生きていくことは可能です。

しかしながら、“人間らしく”生きるという意味では難しいでしょう。

友人Aのような人の場合、属せるコミュニティーや参加ができる場というのが非常に限定的となってきます。かしこまった席や、重要な場面には呼んで貰えなくなるでしょう。

そして最悪のケース、周囲より“マナーの無い人”というレッテルを張られ、多くの人が自身の周りから去っていくでしょう。

“マナーを得る為”という理由は、働く上での重要な理由の一つなのです。

まとめ

いかがでしたか?

このように、働く理由とは5つ存在し、それぞれ“人間らしく生きる”という共通軸を持っています。なぜ働くのか?なぜ働かなければならないのか?

働くことに対してネガティブなイメージを持っている人ほど斯様な疑問は強いことでしょう。確かに働くということは、楽しいことばかりではありません。私の経験上、辛いことや苦しいことの方が多いです。

しかしそれでも多くの人が働いているのは、“人間らしく生きる”為なのです。金銭面、社会性、精神面というあらゆる面から、それは強く言えます。

社会人経験のない人の多くは、私がかつてそうであったように、なかなか働く意味をなかなか見いだせないかもしれません。

日々、葛藤の連続かもしれません。しかし騙されたと思って、一度社会に出て働いてみませんか?

そうすれば、今回私がお話しした理由に関して、最低でも一つは賛同して頂けると思いますし、働いていて良かったときっと思えるはずですよ?

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