自己分析のやり方!これで就活で自己分析はバッチリです!

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就職活動の初期段階に必ず必要になるのが、自己分析です。新卒でも既卒でも、この部分を疎かにしたままだと、エントリーシートを書く時に自己PRが上手くまとまらずに苦労することになります。

自分のことは自分がよく分かっている、新卒の時にやったから既卒で転職する時もさほど変わらないだろうと思っていませんか?

あなたの基本的な性格はそう大きくは変わらないかもしれません。しかし、自己分析とは、就職活動をしようとするその時のあなた自身の特性を見つめなおすために欠かせないものなのです。

実際、私も複数回の転職活動を経験し、この自己分析を中途半端にしたままで焦って就活を進めたがために、苦労したことがありました。

自己分析が簡単ではないのは、あなたも重々承知のことと思います。自分ができると思っている技術や能力が、入社したい事業所で必要とされていることでしょうか?

エントリーシートを書く際に、自分の強みや弱みを把握していれば、持っている技能をこのように活かして応募先に貢献できます、と伝えることができます。面倒くさがらず、ひるまず、焦らず、ここは一つ腰を据えて自己分析をしてみましょう。

これから自己分析の方法をご紹介するので、これなら自分でも取り掛かれそうだ、やってみようかなと思うことからチャレンジしてみてください。

就活の自己分析は2種類しかない?!

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就活では自己分析は欠かせないと言われていますよね。ですが、自己分析は本当に必要なんでしょうか?

というのも、自己分析って何のためにするのでしょうか?

ここを明確にできている方は本当に少ないと思います。

自分のやりたいこを探すためでしょうか?強みを見つけるためでしょうか?

私は、就活における自己分析は内定を取るためと思ってます。将来のためとか、そんな大げさに考えていません。

今でこそこんな考えですが、私が就活をしていた時は自己分析は、自分がどう生きるべきか?を見つけるためにするものだと思っていました。

一言でいえば、これが大きく間違っていたわけです。

なぜなら、自己分析をすればするほど自分が何を望んでいるかが分からなくなったからです。頭がこんがらがってしまったわけです。

これは、私の中で学生のうちに将来を明確にしなければ、取り返しがつかないと考えていたからです。

でも、内定をもらって社会人として働き出して、学生のうち、20代のうちに自分のやりたいことなんて定められないことに気付きました。

むしろ、明確に自分は○○だ!とする方が危険だと思っているほどです。

というのも、働いてみないと結局分からないわけです。就職というのは博打に近いんです。

だいたい、実際働き始めると想像と違ったっていうバターンの方が多いです。

なので、自分探しにはそこまで力を入れず、内定を取るための自己分析をすると割り切った方がいいです。

やりたいことというのは、就職して働きだしてから見つけるようにしましょう。就職さえしておけば、経歴が付きますので別の道にも容易に方向転換が出来ます。

では、内定を取るための自己分析とはどういうものか?という話ですが、それは、企業がどういう人物を求めているかで変化します。

企業がAという人材を求めていると判断できれば、そのAを備えていることをアピールする材料集めの自己分析をするわけです。

もちろん、漠然と何をしたいか?どんな強みを持ってるか?を考えるのはいいですが、
自己分性を本気でやるのは企業研究が終わってからでいいというわけです。

そして最終的に、

  • 何ができるか?(志望企業にどんな貢献が出来そうか?)
  • 何をしたいか?(同業他社でなくなぜその企業なのか?)

この2種類を自己分析では明確にするようにしてください。

企業が知りたいのは上記の2点ですからね。

なぜなら、将来貢献してくれそうなポテンシャルのある人材を求めているからです。

エントリーシートや面接では色んな質問をされるかと思いますが、結局はこの2点を確かめたいがためです。

将来の夢を聞かれて、そこに志望企業との接点がなければ、企業は、他の企業でもいいんじゃない?と疑うわけです。

なので、ある企業がチャレンジする人材を求めていると分かれば、まず、チャレンジした経験なんてあったかな?と自己分析をしてください。

何ができるか?という部分を明確にするわけですね。

それが明確になれば、その企業でやりたいことって何だろうな?と自己分析をするわけです。

他の企業ではダメだ!御社じゃなきゃダメなんだ!ということを伝えるためですね。

こういう流れで自己分析をやっていけば、自然と現段階でのあなたの軸というのが見えてくると思います。

このやり方の他にも色んな自己分析の方法がありますが、とにかく必ず押さえて頂きたいのが、自己分析は必ず一歩引いた目線でやるということです。

考えすぎない。割り切るという視点を、就活においては大切にするようにしてください。

就活の自己分析のポイント5つ

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①自分の持っている価値観を明確にする

あなたのもっている価値観を明確にするためには、自分がどんな能力を得て、どんな人間になりたいのか、考えてみることが大切です。

社会で生きていく事を通して、資格や社会性など、どのような能力を手に入れたいのか。社交的な人間になりたいのか、ひとりでやっていける力が欲しいのか、人によって、目指すところは様々だと思います。

次に、何を手に入れたいのかを明確にする事が、自分の価値観を把握する上で必要になります。年収1000万円を目指す、庭付き一戸建てを建てるといった目標が、将来の目標として一般的なのではないでしょうか。

最後に、社会にどんな影響を与えたいのか、考えることも重要です。

若者が希望を持てる社会を実現したい、格差のない社会をつくりたい、働く事に対する熱意をもった人を育てたい、など、ひとりひとりのもつ価値観は色々あると思います。

このように、あなたのもつ価値観が、企業の持つ理念や仕事の内容に活かせる事をアピールするためにも、自分の事を見つめなおす機会として自己分析は最適な方法です。

自己分析の基本は、性格を調べたり、好き嫌いを述べたり、得意不得意を思い浮かべてみる事で把握する事が出来ますが、その他にも団体行動をした時の自分の立ち位置や行動を思い返してみる事で、自分の性格を把握する事ができます。

友人と並んで歩くとき、端になる事が多いのか、真中になる事が多いのか、団体をまとめる事が得意かどうか、そういった事を思い返した時、あなたの意識する事のなかった自分の性格に思い至る事でしょう。

また、他人に褒められた事を思い出すと、自分の長所が分かります。自分の得意分野や好きな事を褒めてもらった事はないでしょうか。そのような所から、自分の特徴を把握する事も出来ます。

あなたのもつ現在の価値観を決めた出来事も話せると好ましいでしょう。

例えば、いじめられていた自分を助けてくれた友人の優しさがとてもうれしく、それ以来人にやさしく接するように心がけている。

卓球の試合でどうしても勝てない人がいて、その人に勝ちたい一心でひたすら練習を続けた事が契機となって、勝ちにこだわり練習や訓練を繰り返す習慣が身についた。といった事など、自分の価値観を裏打ちする出来事を思い返してみましょう。

心当たりがあれば、それが自己を分析する手助けになるはずです。大学など学生時代の出来事を思い返してみると、価値観を決めた出来事に思い当たるはずです。

例えば、サークル活動のテニスを頑張った場合、なぜテニスのサークルに入ったのか、人気があったからなのか、好きだから入ったのか、自分なりに色々と理由があるはずです。

そして、その活動の中で困難に直面した時、どのように対応したか、振り返ってみましょう。例えば、どうしても勝てない相手に直面した時、自分はどのような対応をとったか、仲間達と喧嘩をしてしまった時、あなたはどのような対応をとったか。

相手が悪いと決めつけたか、自分にも悪い部分があったと思ったのか。そのような所から見えてくる自分にも分らなかった自分の持つ意外な一面があると思います。

そういった側面から大学時代に力を入れていた事を考えてみると、自分の特徴や性格といったものを分析する事ができます。

その他にも、逆に考えるという方法もあります。

何がしたいではなく、何がしたくないか、自分はこういった性格だな、と思うのではなく、自分はこうではないな、という具合に、自分の特徴として当てはまらない項目を打ち消していく事も、自分を把握する方法のひとつです。

この方法の一環として、自分は、どのような人たちと友人に成りやすいか、どのような人たちと友達になれないか、という事を考えてみる事も大切です。

社会に出てから付き合う事になる人も、現在の友人と同じような人になる場合が多いですから、自分の友人の傾向を把握する事も、どのような企業を選ぶか選択する手助けになります。

学生だったときは、授業料の形でお金を払う側の立場だった。しかし、就職するとお金をもらう側の立場になります。

企業からお金をもらう変わりに、自分が企業に提供できるものはなんだろう、と考え、あなたを採用する利点を述べられるようにしておくと、採用する側にもこの人を採用するとこういった利益があるのか、といった事や、この人は自分の事をきちんと捉えて把握できているな、というように考えてもらう事ができ、自分をアピールする事が出来ます。

②自分を客観化して分析する

自分の事を客観的に把握する事は、意外と難しいものです。自分の性格について客観的な言葉が書かれているものとして、学校の成績表があります。

学校の先生は、生徒ひとりひとりの事をよく見てくれているので、自分に対する先生の感想は、自分を客観視する上でとても大切な要素です。

また、自分を客観化する最も簡単な方法は、他人に自分の印象を述べてもらう事です。自分の思っている自分の性格と、他者から見た自分の性格は一致しない場合も多く、時には、思いもよらない新たな自分を発見する事もあります。

自分史を書いて、自分の性格を見つめなおしてみたら、他人の自分に対する評価を聞いてみましょう。思わぬ思い違いや発見があるかもしれません。

あなたの自分に対する認識の甘さや思い違いを発見する事ができれば、正しい自分を把握する事ができます。また、自分をよく知る他人と、自分とあまり接点のない他人の両方から意見を聞く事ができると好ましいです。

多くの場合、面接官は初めて会う人ですから、初対面の人の持つ自分に対する印象を述べてもらうと、面接時に、どのような印象を持たれるか、ある程度把握する事が出来ます。

そこから、このように思われないように何か出来る事はないだろうかと考えたり、対策を立てていく事が出来るようになります。

③自分史を書いてみる

効果的な自己分析の方法のひとつとして、自分史を書く事があげられます。自分のたどってきた道を文字に書き起こして客観的に把握するという点で、これは②の自分を客観化するという方法とも共通しています。

自分史を書く事で自分の性格や価値観を捉えなおし、正確な自己分析を行う事が出来るようになります。

そうして、ピックアップした自己分析のポイントをメモしておく事で、面接の時に、自分を正確にとらえて、自分がいかにその企業の方針に貢献する事が出来るか、説得力をもって話す事ができます。

20歳くらいまでの自分を振り返ってみて、良かった点、駄目だった点をピックアップしてみましょう。人間20年も生きていると、誰もが、人生で色々な経験をしているものです。

そうして、自分の人生を振り返ってみると、自己分析をする上で、役立つ要素があるはずです。

④休日の行動を分析する

自由になった時に何をするかという事を調べてみると、自分を分析する有効な手段になります。日曜日などの休みの日に何をするかという事は、自分の性格が如実に表れるところだと思います。

特に、決まった予定のない休日に何をするかという点は、自分の性格が表れやすい所です。

疲れてもいないのに昼寝をする人は、怠けやすい性格、友人とスポーツを楽しむ人は、活動的な性格、一人で行動するか、団体で行動するかによっても、ひとりひとりの性格が表れてくると思います。

⑤自分の悪い面とどう向き合っていくか

自分を自己分析すると、良い事の他に悪い事も見えてくると思います。

そして、見えてきた悪い面とどのように向き合い、それをどのように扱うのかという事はとても大切な問題です。

例えば、生活習慣がだらけているならば、それを改善する努力を行っているのかどうかなど、自分を判断する項目は至る所にあります。例え悪い点があったとしても、それを改善する努力をしていれば、面接の時に肯定的な意見として述べることが出来ます。

また、自分の事を、友人や家族に聞いてみるとき、自分の悪い部分も述べてもらうようにしましょう。

自分の優れている部分と悪い部分を見つめ、自分の思っている自分と、他人の見る自分で、どのような違いがあるのか捉えなおしてみる事が、効果的な自己分析につながります。

自己分析を通して、自分の長所、短所が見えてきたら、それを伸ばす、克服する事を考えましょう。そうして、自分と向き合い、改善した方がいいと思うところは、改善する努力をする事で、悪い点のもつ印象を良い方向に持っていく事が出来ます。

就活の自己分析の方法5つ

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①仲の良い友人や家族、同僚からの印象を聞き取る

あなたのことをよく知る人達から、自分のいい点、悪い点を聞いてみましょう。恥ずかしいですか?いえいえ、ここは恥を忍んで相手の肩を借りましょう。

質問項目を書き出して、その紙をお互いに見ながら話をしましょう。質問項目の例を挙げてみますね。

  • あなたから見て、私は明るい人間ですか?それとも暗い人間ですか?
  • 話をするのが得意そうですか?それとも話を聞くのが得意そうですか?
  • 時間を守っていますか?
  • 何について一番興味があると思いますか?
  • あなたにとって、私はどのような存在ですか?
  • 私の良いところを教えてください。
  • 私の直したほうがいいところを教えてください。
  • 私といて良かったと思ったことはありますか?

これらはほんの一例ですので、あなたが聞いてみたいことを紙に書き出してみましょう。全体の項目は多くなり過ぎないようにしてください。

全体の時間は15分から長くても30分以内になるように心がけましょう。始める前に、お互いに時間を確認してタイマーをセットして始めます。

いつ終わるか分からない話ほど疲れるものはありません。好意で話を聞いてくれるのですから、お互いが気持よく過ごせるように環境を整えましょう。

座る座席、シーティングと言いますが、これもひと工夫すると緊張が和らぎます。テーブルを挟んで面と向かって座ると、緊張が強くなります。相手の隣もしくはテーブルの角と角に座るとお互いに話しやすくなります。

質問の答えを最後まで聞いたら、なぜそう思うのか理由を聞きます。

その答えをさらに深堀りするために、例えばどういうシチュエーションの時にそう思いますか?などと質問をして具体的な例を聞き出します。なぜ?は3回を限度にします。それ以上なぜ?と聞かれると話す方もうんざりしていまいます。

最後に、自分のために時間を作ってくれた相手に感謝の気持ちを伝えましょう。

②適職診断を受ける

就活サイトには、登録をすれば無料で適職診断を受けることができるものが多くあります。リクナビやマイナビ、ケイコとマナブ、キャリアインデックスなど探せばいくつもあります。これら全てを受ける必要はありません。

2つ程度受けてみれば自分の傾向がぼんやり見えてきます。これらの適職と言われるものは、一つの案として受け止めましょう。

Webサイト以外でも無料で質の高い診断を受けられるものもあります。それは、ハローワークやキャリア支援関係の施設で実施されるセミナーなどです。

民間の就職支援施設では、就職活動のために個人情報を登録してセミナーなどに参加を希望すれば無料で診断を受けることができます。

また、公的な事業としても、ハローワーク以外にも、厚生労働省から委託された民間の企業が開設している施設に登録してガイダンスを受ければ、そうした適職診断やフォローを受けることができます。

これらの適職診断の結果から、自分の適正をおおまかに知ります。それだけでは大きな業種や分野程度ですので、そこからさらに自分で掘り下げる必要があります。

③ストレングスファインダーをやってみる

ストレングスファインダーとは、ギャラップ社などが開発したWebサイト専用の自己分析ツールのことです。

マーカス・バッキンガム,ドナルド・O・クリフトン『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす』(日本経済新聞出版社 ,2001年)

上記の本に閉じこまれたアクセスコードを使って、Webサイトにアクセスして180の項目に回答します。

選択肢はすべて34の資質に関連したもので、これからから自分の強みを見つけることができます。アクセスコードは1人1回しか使うことが出来ません。

ですので、新品の書籍を購入する際は、綴じられているかを確認しましょう。書籍の中には、34の強みについての特性や、活用の仕方などが書かれています。頷けるものも、意識すらしていなかったことも発見できます。自分の引出しに追加します。

④マインドマップを描く

マインドマップってなんだろう?と検索してみます。するとたくさんのピクチャーが出てきますよね。うわー、自分は絵を描くのは苦手だし、お手本のような立派なマップは描けないかもしれないなんて思わなくても大丈夫です。

まず、A4以上の大きな紙の中央にキーワードを書き、そこから関連する事柄を思いつくままに枝を伸ばして書き出します。ポイントは手を止めないことです。

考えこまず、思いつくことをどんどん書きます。これ以上出てこないなあと思ったら、悩まず別のキーワードを見回して、できそうな部分から枝を伸ばしていきます。頭の中を空っぽにするつもりで、時には独り言も言ったりしてグッと集中して描いてみましょう。

あー、もう書くことないと思ったら終了です。

  • 自分の名前⇒性格⇒明るい⇒天然キャラ⇒お笑い好き
  • 性格⇒几帳面⇒財布は整理している⇒例えばカード類は1ヶ月使わなかったら別のカード入れに入れる
  • 几帳面⇒電車の時間は余裕を持つ⇒もしもに備える⇒鉄道会社の遅延情報をチェック
  • 得意なこと⇒Excel→関数とグラフで分析⇒数字の羅列が生き生きとする

など、具体的なワードを書きましょう。

⑤キャリアカウンセラーと会う

④までを試してみても、まだ自分の言葉で、自己PRのための文章が書けそうにないや、と落ち込んでしまったあなた。そうなったら、専門に話を聞いてくれるキャリアカウンセラーに相談しましょう。

これまでの4つのうちどれかを試していたとしたら、断片的でも構わないので、持参しましょう。カウンセラーは、明日行ってすぐに話しができるものではありません。

これも無料、有料に関わらず、どこにいるのか、予約するにはどうすればいいのかを調べる必要があります。公的な就職支援施設に在駐しているカウンセラーは多くはいませんが、数ヶ月単位で前もって予約をすれば確実に面談の機会を得ることができます。

エントリーシートに落とし込むための準備

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①自分自身で長所・短所を挙げる

それでは早速、具体的な方法について説明していきましょう。

先ず一つ目の方法は、“自分自身で長所・短所を挙げる”という一番ベーシックな方法です。長所や短所を挙げる際は、とにかく思いつくまま、何も気にせずに箇条書きにしてどんどん列挙していってください。

そしてその際、もしその中で特に強く長所だと感じる部分や、短所だと感じる部分があれば、星印やチェック等、何かマークをつけてあとで分かるようにしておきましょう。

理由についてはまた後ほど説明しますね。

長所・短所を自身で挙げていくというこの作業は、“自分自身は自分のことをどのように思っているのか”を整理する狙いがあります。

まさに自分自身と向き合う作業、“自己分析”なのです。そのため、先ずは周囲の目は一切気にせず、自分自身がどのような人間なのかを自由に考察していくようにしましょう。

挙げた長所・短所は別に周囲に見せるものでもないので、正直に、そして恥ずかしがらずに挙げることをお薦めしますよ。

過大評価はNGですが、謙遜する気持ちから自らを過小評価してしまうこともまたNGなのです。

②友人に自身の長所・短所を挙げて貰う

続いて二つ目の方法は、“友人に自身の長所・短所を挙げて貰う”というものです。

先程の方法とは一転、今度は客観的な視点で自身を分析する作業を行います。こちらについても、先程同様、友人には思いつくままに長所・短所を挙げて貰うようにしましょう。

そしてここでも、特に強く感じる長所や短所の部分には何かマークを付けるようにしてください。この、自身の長所・短所を友人に挙げて貰うという作業は、“他人は自分のことをどのように思っているのか”を整理する狙いがあります。

可能であれば、一人だけでなく、複数の友人に長所・短所を挙げて貰うと良いですね。特に、短所の部分をきちんと挙げてくれるような友人に意見を求めるとなお良いでしょう。

一般的に、長所は黙っていてもどんどん挙げてはくれますが、短所はなかなか挙げてくれる人は少ないからです。誤解しないで欲しいのが、あくまで長所・短所を挙げる作業は、人を批判したり否定したりする作業ではありません。

勿論、時にはショックを受けるようなこともあるかもしれません。自身では盲点であった部分を、友人から突かれる可能性もゼロでは無いからです。

しかしながら、これら全ては自身の将来を左右する就活の準備のため。友人に何を言われようとも、そこはきちんと事実として受け止めるようにしましょう。

何も気付かないまま面接に臨むことの方が、断然恐ろしいことですよ?

③自身が挙げた長所・短所と、友人の挙げた長所・短所を比較する

三つ目の方法は、“自身が挙げた長所・短所と、友人の挙げた長所・短所を比較する”というものです。

前の作業でそれぞれが挙げた長所・短所を是非比較してみてください。全て一致しているでしょうか?もし一致していないものがあれば、それは一体どんなものでしょうか?

仮に挙げた長所・短所が全て一致しているのであれば、“自身が感じている長所・短所については全て正しく相手にも伝わっている”ということになります。

ゆえに、自身と相手とで感じ方のギャップがないということです。

自身が相手に対して何かを発言したり、何か行動をしたりした際、自身の長所や短所の部分はきちんと相手に伝わっている為、言動全てにおいて説得力があると言っていいでしょう。

しかしながらもし不一致の部分があれば、それは“自分の意図どおりに相手には伝わっていない”ことになります。

例を挙げて説明しましょう。

例えば会議をしている時、あなたは自身が感じている長所の“協調性”を出す為に、その場では意見を出さなかったとします。ところが相手は、“積極性がない”と捉え、あなたに対してマイナスイメージを抱いてしまいました。

自身は“協調性”という長所であると思っていても、周囲から見ればそれは“協調性”ではなく、“積極性がない”という短所であったのです。

“自分の意図どおりに相手には伝わっていない”とはまさにこのことなのです。

また先程マークをつけた箇所がいくつかあったかと思いますが、その部分がもし不一致であれば、是非友人が挙げた方の長所・短所を優先して考えてみてください。

友人が抱いている印象が、もれなく採用担当者の抱く印象に結び付く可能性が高いからです

いくら自身が自分の長所や短所がこうだと思っていても、その通りに相手に伝わっていなければ、残念ながら何の意味もありません。

就活で自己PRをした際にも、相手に対する説得力は非常に弱いでしょう。マークを付けた部分が一致していれば、それがまさに自分自身の長所・短所です。しかし、もし不一致ならば、友人が挙げた方が本当の自身の長所・短所と言えるのです。

④自身の趣味・特技を挙げる

四つ目は、“自身の趣味・特技を挙げる”というものです。

何をしている時にわくわくするか。何をしている時に自身の長所が活かされているか。斯様なことをイメージしながら考えてみてください。

ここで趣味・特技を挙げていくと、面白いことに、“自分自身が生活の中で大切にしているもの”や、“今後仕事を始めても大切にしたいもの”が何かが明確に見えてきます。

例えば、国内・海外旅行が趣味であったとしましょう。

近場であれば日帰り旅行も可能ではありますが、長時間かけて移動しなければならないような旅行であれば、最低でも4日以上は必要ですよね?

つまり何が言いたいのかと言うと、国内・海外旅行が趣味の人であれば、仕事を始めてもまとまったお休みが取れることは、企業選びの際の最低条件なのです。

いくら給与が良くても、まとまったお休みが取れないのであれば、自身の趣味である“国内・海外旅行”を続けることはできません。

“自身の趣味・特技を挙げる”ことの意味は、何も単純に趣味や特技を知る為だけではないのです。その裏にある、“自分自身が生活の中で大切にしているもの”や、“今後仕事を始めても大切にしたいもの”を見つけ出す為の大切な作業なのです。

⑤自身の嫌いなもの、不得意分野を挙げる

五つ目は、先程とは真逆の、“自身の嫌いなもの、不得意分野を挙げる”という方法です。

何をするのが自分にとってストレスになるのか。何を苦手としているのか。斯様なことをイメージして挙げるようにしましょう。

これらをイメージしながら列挙していくことで、“就職先を選ぶ際に極力避けるもの”が見えてきます。私の場合を例に挙げますと、嫌いなことの一つに“じっとしていること”が挙げられます。

同じ場所にずっと座っていること、作業をしていてもずっと同じ場所にいるということが大の苦手であり、精神的にもかなりのストレスになってしまうのです。

その為、私は就職先を選ぶ際には、“アクティブに動ける仕事”を軸に考えるようにしていました。そしてその結果、辿り着いたのが商社の営業職(総合職)だったのです。

自分の足で積極的に顧客を訪問したり、仕事を見つけに行ったりしなければ存在価値なしとも言える環境に置かれた方が、ストレスなく活躍できると考えたのです。

先程挙げたように、自身の趣味・特技から自身が行いたいことやセールスポイントを探すことは勿論大切です。しかしながら一方で、自身が極力避けたい事項を掲げて、それも軸に分析していくことも同じように大切なのです。

⑥自身の将来の夢を挙げる

六つ目の方法は、“自身の将来の夢を挙げる”というものです。

将来の夢と聞くと、“○○になりたい”などとかなり明確な職業を挙げなければならないと思いがちですが、決してそのようなことはありません。

漠然と“海外で働きたい”でも良いですし、“30歳までにマイホームが欲しい”なんていうものでも構いません。要は、“将来の理想のライフプランを考える”イメージで考えて貰いたいのです。

例えば“海外で働きたい”というものであれば、就職先は勿論グローバル企業、もしくは今後グローバル展開が望める起業であることが望ましいですね。

自身が潜在的に、グローバルビジネスに興味があるということが分かります。また“30歳までにマイホームが欲しい”の場合、給与・待遇的にも世間一般以上のものを求めていることが分かります。

もしそのマイホームの立地までも具体的に挙がっているのであれば、勤務地に関しても何かしらのこだわりがあるということが分かりますね。

仕事は、自身の生活において大部分を占めるものです。したがい、自身が理想としている将来設計に、如何に仕事を合致させられるかが大切になってきます。

採用試験の中で、自身の将来の夢について語って欲しいと言われることはあまりありませんが、その代わり、採用担当者は“なぜ弊社を選んだのか”と尋ねてきます。

採用担当者は、自身がその会社の中で何がしたいのか、その会社を利用して何を将来実現したいのか、を確認したいのです。

ここで自己分析が予めできていなければ、自身の考えを企業にぶつけることができません。

“自身の将来の夢を挙げる”という方法は、自身のライフプランを見つめたり、そしてそれはどの企業で実現可能なのかを探ることができたりする重要なものなのです。

⑦今まで挙げてきたものに対して、具体的エピソードを挙げる

ラスト七つ目の方法は、“今まで挙げてきたもの全てに対して、具体的エピソードを挙げる”というものです。

冒頭申し上げたように、就活において“自己分析”をしなければならないのは、履歴書や面接等において、“企業に対して自分自身を売り込まなければならない”からです。

自身のセールスポイントをあぶり出し、企業に対して上手に自分を売り込むことが“自己分析”を行う目的でした。

これまで様々な観点で自身に関する考察を行ってはきましたが、考察や整理がいくらできたとしても、それを相手にきちんと伝えられなくては宝の持ち腐れです。

相手にきちんと伝え、そして相手を納得させる為には、なんといっても根拠が必要ですね?万人が納得できるような、具体的なエピソードが大切なのです。

したがい、今まで挙げてきたもの全てに対して、きちんとエピソードを交えて説明できるように整理しておきましょう。

もし万が一、具体的なエピソードが思い浮かばなかったり、曖昧な説明しかできなかったりするような場合は、それはきちんと“自己分析”ができていない可能性があります。

言葉厳しいですが、聞き手によっては“納得できない、腑に落ちない”を通り越して“嘘”とも捉えかねません。

したがい、履歴書や面接時に自分自身を上手に売り込む為にも、“自己分析”の結果挙がった項目に関しては、必ず根拠となるような具体的なエピソードを準備するようにしましょう。

まとめ

就活は孤独な戦いです。自己分析で基礎をしっかりと築いて、頑丈な武装をしましょう。

自分1人では思うように自己分析できなくても、頑張れる所までやってみて、どうしてもという所まで来たら、専門家に力を借りるのも1つの方法です。

1人で抱え込まず、一緒に就活を乗り切りましょう。苦労をして作り上げた自己分析は、どんな形であれ、あなたを助けてくれるツールとなるでしょう。

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