仕事を辞めたい新卒への10のアドバイス

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学生時代にがんばって就職活動をし、やっととれた内定先の会社。4月に新入社員として入社し、いろいろと頑張ってきたけれど・・・ふと「辞めたい」という気持ちが心の中をよぎりませんか?

もしかしたら日々頑張りすぎていて心も体も疲れて「辞めたい」と思うのか、それとも仕事内容が自分に合ってない、職場の人間関係がしんどいなど、別の「辞めたい」理由があるからなのか、自分でもよくわからなくなる時ってありますよね。

毎日の仕事が辛いと感じると「辞めたい」という気持ちも強まってきます。ではそういう時はどうしたらいいのでしょうか?

新卒の社員は入社してから半年まであたりは研修期間となっている会社も多く、実際の現場の仕事に就くのはそれ以降に設定している会社も多くあります。またこの期間を試用期間と定めている会社もあります。

もし、その期間内に退職すれば「実務経験がない」「社会人としての自覚が足りない」と判断され、次の就職先を探すのも困難に陥ります。さらには「入社してから3年」という考え方が未だ根強く残っているのも原因です。

しかし、実際入社してみて社風や仕事内容が「合わない」と感じる、別のことにチャレンジしたいという気持ちが募ってくる人もいると思います。やりたい事を我慢してチャンスを逃すことも考えられますよね。

そこで新卒社員が「仕事を辞めたい」と思った時に振り返るポイントをご紹介します。今一度自分の心に問いかけましょう。

①入社した時の気持ちを思い出す

まず、振り返っていただきたいのは「入社した時の気持ち」です。学生時代の就活では自己分析と企業研究をし、自分なりに「将来のビジョン」や「なりたい自分」を想定して動いていたのではないでしょうか。

選考が通らず落ち込んでしまった、第一志望の企業とご縁がなかったという方もいらっしゃる中、採用が決まった企業、それが最初の第一歩であったはずです。

採用の連絡をいただいたときの気持ちはどんな感じでしたか?また、卒業後、入社式を迎えるまでの気持ちはどんな感じでしたか?

おそらく希望に満ちた感じ、ワクワクする気持ち、少し不安でドキドキしていたかも知れませんね。

最初の頃に感じていた気持ちを思い出してもらい、自分はどんな気持ちで社会に出ようと思ったのかを振り返ってみてください。その後の人生においてもターニングポイントであることは間違いないのです。

②努力は報われないときもある

まだ仕事に慣れない間は、資料ひとつ作るにも時間がかかりますよね。徹夜で取り組んだ作業も上司から「これは使えない」と却下された時って自分を否定されたような気持ちになりがちです。

しかし、仕事とは自分の努力よりも「成果」が評価される世界。「自分はこれだけ頑張ったんだから褒めてください」というのは通用しないのです。

仕事とはその目的を達成することができるのか、また自分の取り組んで来た事はそれだけの価値があるのか、それによって成果があがるのかを常に意識していくことなのです。

学生の間は「自分」が主体で行動してきたことが、社会人になって「自分以外」のために貢献することに変化していくのです。

もしかしたら、努力したことを否定された時に、もう一度仕事について考えるいい機会なのかも知れませんよ。

③失敗は成長へのチャンス

新人の間は誰でも失敗することがあると思います。しかし失敗はその人の成長のチャンスでもあるのです。

これまでの実績は会社にとって過去から積み上げたことを確実にやってきているから成功してきているとも言えます。ですから新人の取り組む課題もある程度の想定内であることも多いのです。

しかし、失敗経験は個人差が顕著に表れます。失敗した後上司と面と向かって話せなくなる、電話を取るのを躊躇する、「どうせ自分なんて」と自虐的になるなど、モチベーションが下がることもあるでしょう。

そんな中、失敗したことはきちんと謝る、いつまでも落ち込まない、今自分に出来る事をする、といった行動に移せる人は「あの人は逃げない」「あの人は信頼できる」と周囲の評価があがるものです。

失敗したことをいかに挽回するか。それは成長でもありますが、信頼を得るために必要不可欠な事なのです。

④辛くなったら逃げてもいい

入社した会社が必ずしもよい環境であるとは限りませんよね。

ちまたでは「ブラック企業」と呼ばれる会社に入ってしまい、残業続きで心身ともに疲労する人。また、入ってみたら人間関係が悪くて気を使ってばかりな会社もあるでしょう。

もしかしたら「仕事を辞めたい」と思うのはストレスからのSOSサインなのかも知れません。ストレスで体調を崩し、やがてうつ病を発症してしまっては元も子もありません。

うつ病を発症する前に、今の自分がどのような状況なのかチェックしてみましょう。

厚生労働省が提供する「こころの耳」というメンタルヘルスのポータルサイトには「5分で出来る職場のストレスチェック」というツールがありますので試してみましょう。

また「こころの耳」ではメンタルヘルス関連の色々な情報が取りまとめられています。

あまりにもこのまま辛い状況が続きそうであれば、仕事から逃げる選択を取ることも考えてみましょう。心身ともに健康であることで冷静な判断もできるのです。

⑤社員との距離はそれなりに

中小企業によくありがちなのが会社と従業員の関係が密接であることです。「社員は家族」といったスローガンを謳っている会社もありますよね。

しかし、その社風の中で働いているうちに、会社の経営危機の時も見捨てられず、転職活動もせずに仕事をしていて、やがて倒産して自分も路頭に迷ってしまった・・・なんてことも起きる可能性があります。

大切な事は「職場での自分とプライベートの自分の両方を使い分ける」ことでしょう。

もちろん会社ではチームとして上司や同僚と上手くやっていくことが大切ですが、一方では自分の人生と会社を過度に重ねない冷静な視点を持ち続けていたいものです。

会社との距離が近すぎることで甘えが出てきたり、逆に見切りをつけられなかったりするのは、実は会社に振り回されているとも言えます。

自分の人生は自分がかじ取りをし、自分の力で創りあげていく。自分なりのライフビジョンを持つことがこれからの時代に必要なこととなるでしょう。

⑥3年後の目標を立ててみる

「入社3年は辞めないで仕事を続けよう」とよく言われていますが、その理由をご存知ですか?

これは入社して研修期間を経て、上司の元色々な仕事を体験し、独り立ちできると考えられるのが「入社3年目」にあたるからです。

それまでの仕事は雑用的なものも多いし、会社にどのように貢献しているのか見えにくい作業も多く、「つまらない」と感じる人もいます。

また、自分の志望する企業でない場合、3年を待たずして就職活動をして転職する人もいらっしゃいます。

傾向として、入社1年以内は「自分に合わない」「逃げたい」一心であまり先のことを考えずに辞める、入社2~3年で辞める人は将来のビジョンを持って活動するうえで転職するという傾向があります。

つまり、入社3年までに転職する人は「次の仕事もすぐ転職する」可能性が高いと見られ、年齢を重ねるにつれ就職することがむずかしくなります。

では、今の会社を辞めて、どうしてもやりたい仕事にチャレンジしたい場合はどのように行動したらいいのでしょうか。

自分のライフキャリアを長期的に計画し、入社3年後に転職活動できるようなライフプランを練ることをオススメします。

自分がチャレンジしたい事にはどのような経験が必要で、どのようなスキルを身につけたらいいのかを調べ、仕事しながら達成することができるかどうかを検証してみましょう。

目標を立てて行動すると仕事も前向きに頑張ることができます。

また3年後には今の仕事が面白くなってきて転職することを辞めてもいいのです。いずれにしても目標を立てることで自分が成長していくことを感じられるでしょう。

⑦友人や知人に話してみる

「仕事を辞めたい」という気持ちを持ったまま仕事をしていると、効率も悪くなりミスも多くなってしまいます。そんな場合は適度な息抜きが必要なのかも知れませんね。

仕事のグチは家族に相談すると「大変だろうけど辞めずに我慢しよう」と言われたりして、かえってストレスになるかも知れません。

また、上司や同僚に相談すると、思ってもみないところからウワサになったり、強く引き止められたりと、逆効果になる場合もあるかも知れません。

ちょっとした「辞めたい」気持ちは、仕事とは直接関係のない友人や知人に軽く話してみてはいかがでしょうか。もしかするといいアドバイスが聞けるかも知れませんよ。

ただ、かなり追い詰められた気持ちを感じている場合は専門家に相談することがベスト。先述の「こころの耳」やキャリアカウンセラーの相談を利用しましょう。

心の中のもやもやを吐き出しただけで気持ちがすっきりするものです。

⑧辞めたい理由を紙に書き出してみる

「仕事を辞めたい」気持ちをずっと持ち続けているのだけれど、はっきりとした原因が思い当たらない人もいるかもしれませんね。

漠然ともやもやした思いを持ち続けていると、仕事にも身が入らず、しかし辞める決心もつかずと、頭の中でぐるぐる考えてばかりで次のアクションが起こせない場合があります。

そういう人は「辞めたい理由」を紙に書き出してみてはいかがでしょうか?

「仕事にやりがいを感じない」→なぜやりがいを感じないのか考えてみる、「人間関係がしんどい」→「いつ、誰が、どんなふうに」と具体的に考えてみる等、漠然とした思いから5W1Hに落とし込んでみましょう。

頭の中で考えていることを書き出すと、客観的に物事をとらえられるようになります。さらにどうすれば解決するのか、解決するためにどのような行動を起こすのかもイメージできるといいですよね。

⑨仕事を辞めたい理由を明確にする

これまでやってきたことで、自分の気持ちが明確になり「仕事を辞めたい」から「辞める」に変化する人もいるかもしれませんね。

8つ目までは「辞めたいけれど頑張ってみよう」と気持ちを切り替えるために必要な事を紹介してきましたが、状況により辞める方がよい場合もあります。

ここで確認しておいていただきたいことは

  • 辞めた後の見通しは立っているのか
  • 心身ともに疲れていて判断がにぶっていないか
  • リ専門家に相談してみたか

以上の3つを実践し、冷静に、客観的に見ても辞めたほうがいいと判断できるか検証しましょう。

実際に辞めるためには退職する1か月前までには辞める意思を会社に伝えなくてはなりません。「飛ぶ鳥跡を濁さず」と言いますが円満退職できるように準備しましょうね。

⑩会社にしがみつかなくてもいい

今では「会社を辞める」「転職する」ことは珍しくなくなりました。実際、中小企業庁がまとめた「企業の10年後生存率」は約5割と結果が出ています。

つまり、新入社員で入社して定年退職できるまで会社が存続しているとは限らないのです。

「自分に合わない」「人間関係のストレス」が理由で辞めたい場合は、早々に見切りをつけて、自分の長期的なライフキャリアを考え、それに合った働き方を選択すべきでしょう。

ただ、次のステップに進む準備だけはしておきましょう。当面の生活を支える貯蓄や、アクションプランは重要です。行き当たりばったりで辞めてしまわないように。

原点に戻って自分が就職活動を始めたころを思い出し、その時に考えていたことから何が違ったのか、それとも妥協して今の会社を選んだのかを考え、軌道修正するようにしましょう。

自分の強みや興味・関心のあることを再確認することで、自分にとっての働き甲斐とは何か、それを実現するにはどのような会社を選べばいいのか見えてきますよ。

まとめ

仕事を辞めたいと思った新卒社員への10のアドバイスはいかがでしたでしょうか?

新卒社員は最初に働く会社が社会人デビューとなります。入社する前に想像していたものと違った、なんてことは日常茶飯事。

そんな中で自分にできること、自分の得意なことを磨き、社会人として成長していくこととなるのです。すぐに成果を出さなくては、誰とでもうまくやっていかなくてはと気負うとストレスを背負ってしまうことになります。

少し気楽に構えて客観的に物事を見る、判断することができれば、今の自分にとって最適の選択を選んでいくことができるでしょう。仕事を楽しみながらポジティブに取り組んでいくことが秘訣ですね!

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