教師を辞めたいあなたに伝えたい5つのアドバイス

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教師を辞めたくなること・・・。これを一度も経験したことがない教師などいるのかというほど誰にもあることだと思います。それほど、教師の仕事は大変といえます。

とにかく相手にしているのが子供のため、何をするにしても責任が発生しますし勤務内容も多く、労働時間も長い。

クラブの顧問をしていれば(というか顧問をしている先生のほうが多いと思いますが)、日曜日や祝日もクラブの試合などのために出勤することになる。授業だけしていれば楽なんですけどね。

その他にも教務や広報、人権総合、生徒指導などとにかくしなければいけないことが多い。さらに生徒がややこしいことをするだけでも大変なのに、それを超えるややこしさを持つ保護者。

教員を辞めたい気持ちは痛いほどわかりますし、私自身も何度も思いました。辞めたくなるその度に克服してきたその方法をお伝えしていきたいと思います。

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①あくまで仕事だと割り切る

教育者だ、聖職者だ、といっても公立の教師もあくまで一公務員でしかない。私立の教師は学校に雇われているサラリーマンです。

どの仕事についても面倒なお客はいるものだと割り切って働く。開き直っているようにも見えますが、気持ちは非常に楽になります。

熱心な先生、生徒への思い入れが強い先生は教師の理想像のように考える人もいますが、私の経験上そういった先生ほど精神的に崩れていく先生が圧倒的に多いです。

生徒に関することがあっても、「今日は早く帰る」と決めている日はよほど急を要する件がない限りは定時で帰ってしまうのもいいと思います。

それくらいの心がけがなければ結局毎日定時を2時間も3時間も過ぎた時間まで学校に居ることになります。あとこれも理由のひとつなのですが、教師という職種は残業代がまともにつかない、ということが非常に多い職種でもあります。

17時が定時でクラブなどで20時まで勤務。では、毎日3時間分の残業手当が発生するかというと、おそらくほとんどの教師は支給されていないと思います。

クラブ顧問費などという名目で定額で少額もらっておしまいだと思います。こういった理由から割り切る、ということも重要だと思います。

②生徒のことを考えるのはいいけど、本気で心配しすぎない

これも度合いがあることですが生徒は教師が思っているよりずっとたくましいです。先日学校でこんなことがありました。

その学校ではアルバイトは禁止されています。ただ、学費や生活費に支障をきたすような問題がある場合のみアルバイト許可証が発行されます。

ある生徒が学校が休みだと親には告げて学校を休み、アルバイトに行っていました。その生徒が提出しなくてはいけない書類があったため担任が生徒に自宅に連絡すると保護者が出てそのことが発覚しました。

担任が事情を告げ、学校に来るようにつげ生徒は来校しました。連絡後すぐに来校したことと反省の態度をとったことから厳重注意とアルバイト許可証の取り消しという罰で済みましたが保護者はこの対応に納得がいかず学校側に激しいクレームをつけました。

保護者が言うには生徒がアルバイトで稼いでいる金額は生活費の重要な一部となっているため生活していくのが困難になるということです。

担任は生徒指導に掛け合い、学年長に掛け合い苦心を重ねましたが決定は変わりませんでした。

担任は自分の責任であると感じひどく精神に傷を負いましたが、後日その生徒が友人たちとラインでかわしていた会話で、許可証をとったときに生活が苦しかったのは事実だが、ここ最近は家には一切お金を入れる必要がなく堂々とアルバイトをして得たお金は自分が遊ぶのに使っていたということでした。

そして友人たちはそのことを以前から知っていたようで笑い話ですんだだけだったのです。保護者は生徒から学校にクレームをつけるように頼まれていただけということもわかりました。結局傷ついたのは担任だけだったのです。

生徒を信じ、生徒のために動くのはすばらしいことですが、いまどきの生徒は教師が考えているよりもよほどたくましいので、その見極めが大事になるでしょうね。

③全員と仲良くやっていきたいと考えない

これは特に教師が失敗しやすいことだと思います。生徒とはうまくやっていきたい。できれば嫌われたくない。そう考え、どの生徒にもそれなりの対応をとっていた結果どの生徒からも強い支持を得られず印象に残らないようになってしまうのです。

むしろ気楽に仕事していくのには一部のコアなファンがつくような個性の教師のほうが適しています。もちろん特定の生徒とだけ深い仲になるということではありません。

そうではなく、できればあまり社交的ではない生徒や自分からは教師に話しかけたりしないおとなしい生徒に共通の話題や趣味などから突破口をつくって仲良くなっていければ非常に強い味方になってくれますし、それを見ている周りの生徒からの反応も変わってきます。

生徒たちは何も見てないようで、そういう所はよく見ています。そういう教師には一目置いてくれるのです。

私も教室内ではおとなしい男子生徒とはゲームの会話から仲良くなり、担任にも相談しない悩み相談や進路指導を担任でもない私にしてくるようにまでなりました。

私自身の気分転換にもなりますし、教師にも生徒にも精神衛生上いいことだと思います。

④特定の生徒と仲良くなりすぎない

これは③の逆になりますが、クラスでも明るく活発でよくしゃべるような生徒(特に女子)とは距離をつめないようにしましょう。

これも教師が陥りやすい状態ですが、明るく教師に近づいてきて、よくしゃべる生徒はどこにも必ず数名います。こういった生徒とは仲良くなるのも早く、話していると楽なのですが、大体は勘違いです。

このタイプの生徒はどの教師に対してもそうなだけで決して良く思われているわけではないからです。さらにこういった生徒とだけ話をしていたりすると、それ以外の生徒は会話に入ることもできず(そもそも興味もなく)教師との距離は遠くなるばかりです。

その積み重ねで教師が何か取り組まなければいけないときに多数の生徒が協力してくれず教師がまた精神的に追い込まれていくことになるのです。

コツは向こうから寄ってくる生徒は無視して(あまり相手にしなくて)もOK。向こうも何も思いません。向こうからは何もアクションをおこさない生徒こそ積極的に仲良くなりにいきましょう。

⑤授業だけは本気で頑張る

他の事は正直少しくらい手を抜いても生徒に直接迷惑がかかることもありません。ただ授業だけはごまかしがきかないのです。

生徒は、あの先生いい人だとか嫌な奴ということを頻繁に言いますが、本当に困ったときに相談するのは授業に信頼を置いている教師です。そこは非常にシビアに判定してくるのです。

私の学校でも普段教えている性格温厚で人当たりのいい、広く好かれているタイプの先生が教えている生徒が、その生徒を担当していない、個性、クセが強い別の教師に頻繁に質問にいっていることで担当している教師が嫉妬するという問題がありました。

生徒は時に冷酷にそういう判断をします。逆に授業さえしっかりしていれば他で足りないところがあっても生徒の信頼を得ることは可能です。

まとめ

とここまで色々と述べてきましたが基本は「もっと気楽に」でしょうか。悩むことは多いかもしれませんが、休み時間に生徒がいる廊下をフラフラ踊りながら歩いてみると解決する場合もあるかもしれません。

また、教師に限らずどんな仕事もそうですが、悩んだら信頼できる同僚に相談してみることです。特に場数を踏んで経験豊富な方に相談するのがいいかと思います。

あまり一人で悩み過ぎないようにしてください。頑張ってください。応援しています。

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