仕事ができないという悩みは多くの方が持つ悩みです。その中でも目標が高いために仕事ができないと感じている人や、ただただ仕事をすることが苦手という人に分かれるでしょう。

今回は後者について触れてみたいと思います、仕事ができないために辞めたいと思うのはあなただけではありません。

誰しも思ったことのあるいわば共通の悩みなのです。では仕事ができない人はどうすれば改善されるのでしょうか？

①ひとつひとつの仕事を確実にこなす意思を持つ

仕事ができない人の特徴としてあげられるのが複数の作業を同時にこなせないといことです。

ひとつの仕事をやればひとつの仕事を忘れてしまうのです。しかしそのような人の場合なにも焦ることはありません。自分がその仕事に慣れるまでは、「スピード」よりも「質」を重視しましょう。

だれしも初めてする仕事はあるのです。慣れない仕事を早くやろうとしても失敗を生むだけです。

長く勤務しているのに仕事ができないという人は慣れているつもりでいるということですね。実は仕事に慣れてないというのが本物の姿なのです。

ひとつひとつの仕事を確実に終わらすことを意識すれば絶対に慣れてきます。慣れれば少しずつスピードを上げていきましょう。

スピードが遅ければ会社にいる間に仕事が終わらないというのであれば、周りの頼れる人に力を貸してもらったり、人より長く働いて補っていきましょう。しかし無理のない範囲でですよ。

ひとつひとつの仕事を確実にこなすうえで、人の意見というものも大事になるでしょう。

上司や同僚など今の自分はどう見えているのか、どこを直せば仕事ができるようになれるのかを聞いてみるもの良いでしょう。

仕事ができるようになるのに急成長など誰にもできません。少しずつ階段を登るように進歩していくのです。

②自分を振り返る

仕事をするうえでその日の自分を振り返ることはとても重要な要素となります。

今日の自分はよく働けていただろうか、周りからはどう思われていただろうかと考えてみましょう。振り返ることであの時ああしていればよかったと反省することができます。

反省は次のステップに進むためには欠かせません。どんなに仕事ができる人でもミスをします。

しかし仕事ができる人はそのミスがなぜ起きたのか、どうすれば防ぐことができたのかを自分で分析します。そしてそのミスが今後起きないように努めます。

仕事ができないというあなたも自分の行動を振り返ることをおすすめします。仕事を退社するときや、就寝前などに時間を作りましょう。

また次の日の朝は前日の反省を元にミスをしないように務めるのです。今日したミスは明日はしないぞと意気込み、毎日強気で頑張りましょうね。

1日を振り返ることでこんなにミスをしてしまったと気が沈んでしまっては意味がないです。

今日のミスは明日の成功への一歩です。ミスをした分だけ成功が近くなると思えば反省をすることがどれだけ大事かわかりますよね。

③違う仕事に就いてみる

あなたにとってこのアドバイスはとても望んでいたものではないですか？しかしこの考えを持つより先に先ほどの２つの方法を試してみましょうね。あくまでもこの方法は最終手段です。

あなたがあまりにもミスが多く、会社にも迷惑をかけている、会社を辞めたいというのなら違う仕事に挑戦してみるのも良いでしょう。

仕事に対しての向き、不向きはあるのです。

この仕事とは縁が無かった、自分には向いていなかったと思えば辞めるのは容易いでしょう。ですがその会社での経験を無駄にせず、転職先でも活かすことができれば良いですね。

転職先でも仕事は仕事です。さらに新しい職場になれば仕事は変わってきます。また環境も変わるためそれなりのストレスはかかるでしょう。ですがその期間を乗り越えれば仕事をできる人間として生きていけるかもしれません。

転職先でも仕事ができないとすぐに辞めてしまうのだけはしないようにしましょうね。

長く働いていないのに仕事ができないからと辞めてしまうのはある種のわがままです。自分がその仕事にどんな意思で向き合っているのかをよく考えてみましょう。

辞めることは絶対的な悪ではありません。

ですがせっかく務めた会社なのであればそこでの仕事を自分の経験値として蓄えていればいずれ役に立つ時がくるでしょう。

まとめ

あなたがこの３つからどの方法を選択するのかは自由です。

自分が実行できそうな方法を選びましょう。また仕事ができないという不安感だけを考えてしまうと自分を内側から潰していくことになります。

そんなに不安がらなくても良いではありませんか。不安を抱えればさらにミスを生むことになりますよ。仕事が嫌だという気持ちは分かりますが、一度本気になって仕事に立ち向かってみましょう。

全力で自分が出来る全てのことを仕事にぶつけるのです。それでも仕事ができないと評価されるのであれば自分に合う職を探すのも悪くないですよ。