就活生の理想が現実離れしすぎている理由3つ

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いざ就職活動を始めても、条件に合わない企業が多く、エントリーすらできずに時間が過ぎていくこともありますよね。

しかし、就活事情に合わせて状況を見直すことも大切で、自分の認識がずれていないか確認する必要があります。売り手市場と言われ人手不足といわれる業界が多いからこそ、若手の募集に力を入れる企業は多く厳選される場合もあるからです。

漠然と就職活動をしても仕事は見つからないため、まずは現状に合った仕事を探していく必要があります。

①大企業に就職するには相当な努力が必要

エントリーするのであれば大企業が中心で、最低でも東証1部のように限定する人もいます。しかし、これは誤りです。

いわゆる大企業の水準を満たす企業は日本の企業数の1%に満たない数しかないからです。大企業の方が従業員数が多いため3割程度まで労働人口は増えますが、近年は非正規雇用の割合が増えつつあります。

大企業に就職できる人は数人に1人であり、その中で仕事を続けて出世できる人はさらに減るのです。また、大企業には就活生のエントリーが集中する傾向があり、それだけ競争率が激しくなります。

その競争の中に勝ち残るだけの努力をしなければならず、漠然と受けて成功できるような甘いものではなくなっているのです。

よりわかりやすく言えば、全国でも数割程度のトップ集団は大企業などに採用され、そうでもないスキルの人間は子会社や中小企業などを目指した方がマッチング率が高くなるということです。

学力以外にも就職試験対策などできることは山ほどあり、企業とのマッチングのチェックやインターンの利用などライバルに先んじる方法はいくらでもあります。

それでも運が悪ければ落ちるのが就活です。上手く行かなかった際のリスクを考え、ある程度コントロールする必要が出てくるのです。

②新卒は基本的にギリギリの生活になることが多い

IT企業などでは新卒で数百万円というケースが珍しくなく、新卒の年収もかなり高いものだと思ってしまう人もいます。月収20万円程度では低いと思う人もいますが、それは誤りです。

実は多くの企業は月収20万円以下で人材を募集していて、ボーナスを合わせてようやく生活できるレベルになることが多いのです。

これは大企業に就職するのと同じで、全くの新人に月収20万円以上を保証できる企業が珍しいからです。

専門職などに関しては例外がありますが、基本的に何らかのスキルがあることが前提になってきます。最初から年収の高い企業につくことを前提に学部を選ぶなど工夫をしておかなければ選択肢自体がないということもありえます。

この場合も出世をすれば大幅な年収アップを目指せることもありますが、最初はライバルに水をあけられることがありえるのです。

就活をしようと考えた時点で差が出始め、そのために何を積み重ねるかでスタート地点が大きく変わります。

企業に入って教わる姿勢を示すのでは遅く、企業に入る前に学んできたことを示さなければ出遅れが目立つだけになってしまうこともありえるのです。

もし少しでも出遅れていると感じているのであれば、巻き返しが効く職業を選ぶなど現実路線で考える必要があります。また、最初に就職した企業の年収が低いのはある程度耐え、転職で年収アップを目指した方が早いケースもあるのです。

特に地方では1人暮らしがやっとか、ほとんど赤字と言うケースが多くなります。

身の丈にあった収入スケールで生活のイメージを組み立てる必要があります。生活に余裕があった方が仕事にも集中できますよね? 

場合によっては実家暮らしを選択するか、シェアハウスを利用するなど工夫をするのがおすすめです。そうでなければ事前にお金を貯めないと仕事の選択肢自体が限られるケースが増えるのです。

③ホワイト企業を探すのは情報戦に近くなる

なるべくホワイトな企業を探し、楽をして稼ぎたいと思うのは自然な感情です。ただし、注意したいのはホワイト企業を探すのが大変になっていることです。

また、ホワイト企業の競争率が非常に高く、採用率が低くなってしまうこともあります。

いい環境で、長く働きたいと思うのは誰でも一緒ですよね? つまり、それだけ競争が激しい中で生き残らなければならないのです。

競争に勝ち抜くためにはどのようなホワイト企業があるかだけでなく、その企業の強みなどをしっかりと分析し、マッチング率が高い人材としてアピールする必要があります。

注意したいのは効率です。ホワイト企業であることをアピールしていても、OBやOGの情報を辿ってみると意外とブラックだったと言う話は珍しくないからです。

また、企業としてホワイトでも上司がブラック体質だと上手くいかない場合もあります。実際に仕事を始めてみるまでわからないこともあるため、受かったから全て上手くいくというわけではないのです。

まずは必要な情報は全て調べ、わからないことはわからないことで受け入れる気持ちが重要になります。

多少残業があっても人間関係に恵まれればプラスになることもあるため、わからないことがある点に理解が必要なのです。

まとめ

就活をする際に理想を掲げる人は多いものの、それを実現させられるのはほんの一握りの人間と言うことは多くなります。

事前に相当な準備を行っている人も珍しくないため、学生生活の過ごし方の時点で大きく違いが出ることもあるのです。

重要なのは自分の理想にあわせるのではなく、現実的な能力に合わせることです。理想と現実のギャップが大きいほど修正に時間がかかり、無駄な時間を過ごしやすくなります。

時間は貴重だからこそ、こまめに見直して認識を改めていく必要があるのです。

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