会社説明会で気をつけたい4つのマナー

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目次

就活をしていると必ず参加することになるのは、会社説明会。

企業によっては採用試験を受けるにあたっては、参加はマストと定めているところすらあります。

会社説明会は、学生にとっても会社情報を収集する絶好の機会になりますし、企業にとっても自社をアピールそして理解して貰うためにも非常に大切な存在なのです。

そんな双方にメリットのある会社説明会ですが、ただただ参加すればOKなんて簡単に考えてはNG。

会社説明会では合否判断を下されることは先ずありませんが、企業はしっかりと学生たちのことをチェックしているのです。

ゆえに、のちのちその企業の採用試験を受けるとなった場合は、会社説明会での態度等も判断材料のひとつとされることは間違いありません。

合否がその場で決まるわけではないとは言いつつも、ゆくゆくは採用試験に繋がるもの。したがい、会社説明会であれど、注意すべき点は存在するのです。

そこで今回はこれから会社説明会に参加する人は必見。会社説明会で気をつけたいマナーについてお話します。

①10分前には会場に到着すべし

先ずはじめに挙げるもの。それは「10分前には会場に到着すべし」というものです。要は当たり前ではありますが、遅刻厳禁、ドタキャン厳禁ということです。

繰り返しにはなりますが、会社説明会はその場で合否の決まるものではありません。しかしながら会社説明会当日の様子や態度等は、企業側でチェックが入っています。

ゆえに、のちのち採用試験の中で会社説明会時の様子や態度というのは、合否判断の材料のひとつになるもの。

そういう意味で、遅刻は企業にとっては最もマイナスイメージを受けるものです。絶対に避けなければならないものと心得てください。

遅刻がマナー違反ということは理解していても、なぜそれが企業にとっても悪い印象を与えるものになるかまではきちんと理解できていますか?

会社説明会に遅刻したという企業側に対する無礼もそうですが、それ以上に企業は、「将来入社したら顧客訪問時にも遅刻をするのではないか?」ということを考えます。

会社説明会に遅刻した行為そのものに対する不快感以上に、その学生の入社後の姿を想像して不安を抱くとお考えください。

会社説明会は就活生にとっては非常に重要なイベント。

その重要なイベントに遅刻するということは、「日常でも遅刻が普通なのか?」、「入社後も重要な場面で遅刻をするのか?」と悪い方向にどんどん考えてしまうのです。

これ、企業の立場に立って考えれば納得できますよね?大事な場面で遅刻するなんていうのは、企業からすれば理解ができないのです。

勿論、急なトラブルに遭い、時間通りに到着できないこともあるでしょう。電車の遅延、天候や災害に遭ってしまう可能性はゼロではありません。

しかし、自分以外の参加者は開始時間に間に合っていたら・・・?これは言い訳ができませんよね?

「他の人たちはきちんと到着できているのに、なぜ君はできなかったの?」と企業側に思われて終わりです。

厳しいようですが、企業はそこまで優しくしてくれません。

全ての路線がストップするほどの交通遅延や災害が発生しない限りは、企業は遅刻を「心のそこからは」許してくれないとお考えください。

表面上は、「気にしなくて大丈夫ですよ。大変でしたね。」なんて優しい言葉をかけてくれたとしても、それは本心ではありません。企業側が一応掛けてくれた言葉を100%信じてはだめなのです。

ちなみに仮に病気や怪我で遅刻やドタキャンをせざるを得ないとなった場合も、「仕方がない」なんて考えてはNGですよ?

病気や怪我に関しても、よほどのことがない限りは企業は100%納得してはくれません。

それはなぜか?「自己管理ができていない」、「入社後もそのような理由で、遅刻やドタキャンをするのでは?」と判断されてしまうからです。

企業が社員に対して健康第一と言っているのは、何も社員の体のことを純粋に気遣って言っているのではありません。

社員一人ひとりの健康を願っているのは事実ですが、それと同じくらい病気や怪我で仕事をストップされてしまったら困るのです。

細かいことを言えば労災にも関わってきます。色々なことが企業の責任として圧し掛かってくるのです。

「企業は冷たいんだな。」と感じた人もいるかもしれませんが、企業もボランティアで新卒採用試験を行ったり、社員を雇ったりしているわけではありません。

より利益を上げるべく、優秀な人材を捜し求めているのです。遅刻やドタキャンをしないよう、どんなことがあっても10分前には会場到着ができるよう、きちんと緊張感を持って会社説明会には挑みましょう。

②早すぎる会場到着もNG

先ほど、遅刻やドタキャンは厳禁とは申し上げましたが、だからと言って早すぎる会場到着と言うのもそれはNGです。

あくまで会社説明会に10分前に到着するように心掛けるのは、遅刻を避け、開始時間に間に合うようにするためです。約束どおりの時間にきちんと到着することがマナーなのです。

したがい、早く到着すればよいなんてものではありません。

早すぎる到着は、それはそれで失礼なマナーにあたるのです。説明会を開催する企業の立場に立って考えてみましょう。

例えば10時ジャストに説明会開始と事前に参加者に連絡していたとします。企業は10時ジャストに開始するため、それに間に合うように会場準備を行いますよね?

会場の準備に掛かる時間は企業によって、そして担当者によって様々です。1時間以上掛けて準備をしなければならない場合もあれば、20分ほどで完了する場合もあります。

ではもし1時間以上掛けて会場準備を行わなければならない場合。就活生が早く会場に着いたからといって、準備中の会場に詰め掛けてしまっては困りますよね?

準備をしている最中なのに、着いてしまった就活生生たちを予定を早めて会場案内したり、もしくはどこかで待機して貰うべく誘導したりする必要が出てきます。

企業は余裕をもって作業をしていたつもりが、思わぬところでバタバタする羽目になってしまうのです。これは困ってしまいますよね?

企業は事前に開催時刻を連絡しておりますし、その連絡通りに動いています。参加者たちの都合で予定を狂わせてしまうことはNGなのです。もし企業に予定よりもかなり早く到着してしまった場合は、先ずは様子を伺いましょう。

企業によっては、説明会開始時間の30分前から会場を空けておいてくれるところもあります。その場合は、厚意に感謝して入らせて貰いましょう。

しかし事前に企業側から、「当日は○時~○時の間に会場到着を願います。」ですとか、「○時~しか入場はできません。」等の注意書きがある場合は別。必ずその連絡通りに行動するようにしてください。

連絡事項を破って入場するのはマナー違反です。折角遅刻することなく参加できたとしても、企業側にも、「注意事項をきちんと確認していない」とマイナスイメージを抱かれてしまいます。

勿体無いですよね?

「早すぎる会場到着もNG」ということは、きちんと胸に刻んでおきましょう。

③事前に、会社説明会で受ける内容を個人的に質問しない

会社説明会の開始時刻より少し前に会場到着をすると、運が良いと、採用担当者と話をすることができます。

採用担当者の方から、「どちらから来ましたか?」に始まり、「就活はどうですか?」等という簡単な会話を持ちかけられることは非常に多いのです。

そんな時は、是非採用担当者との会話を楽しんで貰いたいもの。是非そのような場合は臆することなく、積極的に会話をするようにしましょう。

しかし、とは言いつつも会話内容には注意が必要です。それは、「事前に、会社説明会で受ける内容を個人的に質問しない」ということ。

会社説明会前の簡単な会話はあくまで採用担当者にとっては、就活生との簡単な情報交換のようなもの。

別にそこまでの深い意味はありません。しかもこの後、本丸の会社説明会があるわけですから、企業としてはそこでたっぷり就活生にはPRをするつもりです。

したがい、会社説明会前に、会社説明会で受けるような内容を個人的に質問するのはまさにフライング。それはルール違反なのです。

公平性にも欠けますよね?

企業としても、「この子何なの?」とマイナスイメージを抱いてしまいます。

実際、私も就活をしていた際、会社説明会前に個人的に企業に関するあれこれを質問していた就活生を見ましたが、企業からはそれとなく注意を受けていましたよ?

案の定、その就活生は、「それについては、これからの会社説明会でお話しますので待っててくださいね。」と少々苦笑いで企業の担当者に言われていたものです。

「企業に熱意をアピールしたい。」、「周りと差をつけたい。」その気持ちは良く分かります。しかしながらフライングはNGです。

それに会社説明会の存在や意図を無視してしまっていますよね?

会社説明会前に簡単な情報交換を企業側と行うのは問題ありませんが、会社説明会の中で触れるであろう内容について尋ねるのは失礼です。

その企業の強みや特徴、求める人物像や採用人数・採用スケジュール等。これは絶対に会社説明会より前には尋ねてはいけません。

きちんと肝に銘じておいてくださいね。

④質問コーナーでは企業の立場に立って質問をする

会社説明会では、企業から様々な説明を受けた後、必ず質問コーナーが設けられます。ここでは時間の許す限り、就活生からの質問に企業は答えてくれるのです。

企業によっては、「どんな質問でも回答しますよ。」なんてサービスをしてくれるところもありますので、「常識の範囲内で」様々な質問をすることが可能です。

しかし、なんでも回答するとは言いつつも、勿論タブーな質問は存在しますし、企業にとっては不快に感じるような質問も存在しますので注意が必要です。

「質問コーナーでは企業の立場に立って質問をする」ことが非常に大切になってくるのです。

例えば、誰もが知りたい採用に関する情報。

企業が説明会の中で説明した以上の詳細な情報を得ようとしたくなりがちですが、説明会で得た採用情報が開示できる全てと心得て、あとは我慢してください。

志望度が高くなればなるほど、他にも詳細情報を得たい気持ちは募りますが、そこはぐっと我慢。無理矢理相手の口を開かせるようなことは避けましょう。

仮に採用に関するより詳細な情報を得られたとしても、企業からすればマイナスです。

また会社説明会の中で既に説明があったものを再度質問するというのもNG。「先ほど話したよね?聞いてなかったの?」と相手に思われてしまいます。

こんなまぬけなことがあるのかと思う人もいるかもしれませんが、意外とこの失敗をする人は多いです。

それはなぜか?

企業に自分の名前と顔とを覚えて貰うがために、闇雲に質問をする人がいるからです。

確かに、質問をすることで目立ちますし、企業にも印象に残ります。しかし既に説明済みのものに対して質問をするのは、企業に対して失礼ですよね?

それに、企業も「ただただ目立ちたくて挙手したな。」と意図もバレバレです。逆にマイナスイメージを植えつけてしまうのです。

質問をすること自体はとても大切なこと。特に、その企業が第一志望の企業であるなら尚更。知りたいことはしっかり質問することが大切ですし、折角設けてくれた機会を無駄にする必要はありません。

しかしながら、質問をする際には必ず先ずは内容のチェックを行いましょう。

  • その質問をすることで企業はどのような印象を抱くのか。
  • 質問内容は適切なのか。

必ず事前に企業の立場に立って良く考えることが大切なのです。

ちなみに説明会が終わってからの個別質問はできるだけ避けてくださいね。これも先ほどの開始時間前に行う個人的な質問同様、ルール違反です。

企業が設けた質問コーナーで質問するのがマナー。会社説明会が終わったのに、だらだらとその場に残って質問をし続けるのはNGです。

時間通りに参加し、企業の指示に従って参加することが大切です。こちらも注意するようにしましょう。

まとめ

会社説明会は、就活生にとっても企業にとっても大切な場。

したがい、双方がルールやマナーを守って参加することが大切です。

会社説明会では合否判断を下されることは先ずありませんが、企業はしっかりと就活生たちをチェックしています。

のちの採用試験の場で、会社説明会での態度等も判断材料のひとつとされる可能性は非常に高いです。

合否に関係ないと安心して参加するのは非常に危険なのです。

今回挙げたマナーには十分注意し、会社説明会を有意義なものとするように心掛けてくださいね。

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