就活の業界を絞ることのデメリット3つ

就活の際に悩むテーマの1つが、「ターゲットにする業界は絞るべきか、絞らない方がいいのか」ということですよね。

「業界を絞るのが常識」という意見もあれば、「業界は絞らない方がうまくいく」という考え方もあります。

一度でも就職を経験していればともかく、初めての就職活動では、どちらが正しいのか、自分ではなかなか判断できないものですよね。私も新卒の就活の際は、そのことでかなり頭を悩まされたものです。

考え方は人それぞれだと思いますが、ここでは、業界を絞ることにはどんなデメリットがあるのか、私の経験も踏まえてお話しすることにしましょう。

①絞る際に判断を間違う危険性がある

すでになさったかもしれませんが、就活する際にはほとんどの人が自己分析をします。

自分の性格や経験、強みや弱みなどを客観的に分析して、それをもとに業界を絞り込んだり、履歴書や面接の際の自己アピールに生かすわけですね。

けれど、なんといってもまだほとんど社会経験のない学生なのですから、かならず正しい分析ができるとは限りませんよね。

もちろん、他己分析などによって、より客観的な分析をすることは可能ですが、それでも100%正しい分析ができるという保証はどこにもないでしょう。

ですから、「新卒の自己分析はまちがうことがよくある」という意識を持っていた方が賢明だと思いますよ。

もし間違った自己分析をして、それにもとづいて業界を絞ってしまったとしたらどうでしょう。

自分ではこういう業界に向いていると思って、ほかの業界をオミットしたけれど、実はオミットした業界の中に、ほんとう自分に向いている仕事があった、というようなことも起こりえますよね。

つまり、まちがった自己分析が原因で、ミスマッチの業界を目指してしまうというリスクがあるわけです。

また、新卒の人が勘違いしやすいのは、興味のもてる業界を、自分に向いている仕事とイコールだと考えてしまうことです。

もちろん、イコールであるケースも少なくありません。しかし、学生時代に興味がもてると感じた業界に就職したら、自分にまったく合っていなかったというケースもあるんですよね。

最初からあまり間口を狭くしてしまうと、そうした判断ミスやミスマッチを起こしかねません。

可能性を少しでも広くしておいた方が、安心して就活を進められるはずですよ。絞るときに判断を間違うリスクが小さくないこと、これが業界を絞るデメリットということになります。

②志望動機の説得力が弱くなる

「自分はこの業界一本に絞って就活する」ということにしたとしましょう。

一本に絞ったのですから、当然、その業界研究はかなり深く掘り下げることができますよね。

実は業界を絞るメリットの一つがそこにあるのですが、残念なことに、一つの業界を掘り下げて研究したからと言って、説得力のある志望動機になるとは限りません。

むしろ、業界を絞ってしまうと、志望動機がどうしても弱いものになってしまうんですよね。

たとえば、Aという業界に絞って、徹底的に研究したとしましょう。そして、面接で「私がこちらの業界のこういうところを大変魅力的に感じ、ぜひこの業界で働きたいと考えました」という説明をしたとします。

自分ではじゅうぶんに説得力がある説明だと思っていても、面接官から、「その志望動機なら、B業界でもいいのでは?」とか、「そういうところが魅力だと思うなら、むしろC業界を選択すべきなのでは?」というように聞かれてしまうこともあるんです。

A業界しか研究していなかった場合、面接官にそう言われたら返す言葉がありませんよね。

逆に、業界を絞らず、複数の業界の研究をすると、「A業界にはB業界にはないこういう利点がある」とか「自分の強みは、C業界よりもA業界でこそ、じゅうぶんに発揮することができる」ということがわかってきます。

同じようにB業界やC業界にも、ほかの業界にはない魅力や特性があるわけですね。それをきちんと把握できれば、ほかの業界でも説得力のある志望動機の説明ができるにちがいありません。

人間は複数のものごとを比較して、相対的に考えたほうが、その本質もつかめますし、相手に説得力のある説明ができるものです。

業界を絞ると、その業界の特質を相対的に捉えられなくなってしまうわけですね。

③就活がうまくいかない時に対応が遅れる

一つの業界に絞って、それで就活がうまくいけば何の問題もありません。第一志望の企業から内定をもらえれば、それで就活は大成功ということになりますよね。

けれど、必ずそううまくいくと決まったわけではありません。なかなか思うような結果が出ないということもありえるでしょう。

先ほどお話ししたように、志望動機が弱くなって、そのため絞った業界では内定が取れないということもあるかもしれません。

その場合、あくまでも一つの業界にしがみつくよりも、ほかの業界にも目を向けたほうが、内定をもらえる可能性は高くなるでしょう。

最初から業界を絞ってしまった場合、その時点で、改めて他の業界の研究を始めなければなりませんよね。

業界を絞らないで就活しているライバルに比べ、明らかにおくれを取ってしまいます。ライバルがどんどん動いている間、業界研究に時間を取られてしまうのですから。

これは小さくないリスクですよね。このリスクを考えれば、業界を絞らないで就活したほうが安全ということができるでしょう。

就活がうまくいかない時に対応が遅れてしまうこと、これも業界を絞るデメリットなんですよ。

まとめ

業界を絞ることにもメリットはあります。

けれど、ここで紹介したように、特に新卒の場合は、業界を絞ることには少なくてもこれだけのデメリットがあるということは知っておいた方がいいと思います。

参考になさってくだされば幸いです。

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