就活のエントリー数の平均から考える、理想の就活の進め方

【PR】

目次

新卒就職を目指す学生たちの就活エントリー数。

一体どのくらいだと思いますか?

またエントリー数の理想、そして進め方とはどのようなものだと思いますか?

就活におけるエントリー数や就活の進め方というのは、あくまで個人によって異なります。

ゆえに、「就活はこうすべきである。」というものはありません。

しかしながら、就活を始めたばかりの人にとっては、ある程度の指標や参考になるデータは欲しいところですよね?

実際、私も新卒就職を目指して就活をスタートさせた際は、何から始めればよいのか、取り敢えずの指標や参考データは欲しいと感じたものでした。

そして指標や参考データを求めて情報収集をしてから進めたものです。

したがい、「就活はこうすべきである。」という決まりは無いとは言いつつも、スタートしたばかりの人には、ある程度の指標、参考データを見ることは効果的な方法なのです。

それは私の経験からも強く言えます。

それらを参考にし、そこから自分なりの就活戦略を立てていくことが最短ルートになるのです。

そこで今回は、まだ就活を始めたばかりという人は必見。就活のエントリー数の平均から考える、理想の就活の進め方についてお話していきます。

①2018年卒エントリー平均数はおよそ24~31社

早速、平均エントリー数を見ていきましょう。

マイナビが行った2018年卒マイナビ学生就職モニター調査によると、「インターンシップに3社以上参加した学生のエントリー社数平均は31.3社。インターンシップに参加していない学生の平均エントリー社数より6.7社多い」となっています。

つまり、インターンシップに参加したしないに関わらず、全体としては、2018年卒エントリー平均数はおよそ24~31社となっているのです。

この数字、多いと感じたでしょうか?少ないと感じたでしょうか?

あくまでエントリーはエントリー。

その企業の採用試験を受けた数ではありませんし、もっと言ってしまえば、エントリーしただけで結局は採用試験を受けなかったなんてことも大いにあります。

エントリーはあくまで採用試験を受けるための準備。

企業に対して自分自身がその企業に興味があるということを意思表示し、説明会や採用試験を受けるためのスタートラインに立たせてもらうようなものです。

したがい、エントリーしなければその後の採用試験には進めません。

「少しでも興味があるのであれば、エントリーはすべき。」

そのような実態があることを考えると、24~31社という数字はそれほどびっくりするような数字ではないでしょう。

また、インターンシップに参加した人としていない人とで6.7社の乖離があります。

これは、マイナビの調査の中では具体的な要因には触れていないものの、企業や仕事に対する興味や関心の差が反映されている可能性があります。

これは実際に私自身が経験済み。私の新卒就活時代、インターンシップに参加している人というのは、エントリー数が非常に多かったのです。

あくまでマイナビの調査データは、参考データ。しかし何から始めてよいのか分からないなんて人は、先ずは是非参考にしてみましょう。

直近の就活生はおおよそ24~31社のエントリーが一般的と考えた上で、就活を進めるだけでも、失敗路線からは外れることができます。

就活を始めた当初は色々と分からないことが多いので、先ずは直近の斯様なデータや、傾向を考察することから始めてみましょう。

②エントリー完了後は、ひたすらスケジューリング

各社へのエントリーが完了したら、いよいよ採用試験に向けた本格的な準備に入っていきます。

自己分析、履歴書やエントリーシートの作成、筆記試験対策、面接対策等々、やるべきことは沢山ありますが、同時にしっかりやっていかなければならないのが、「スケジューリング」です。

エントリーが完了しますと、企業からは毎日のように採用関連の情報が届きます。

会社説明会に関する案内、履歴書やエントリーシートの締め切り等々、毎日のように飛び込んでくるわけです。

先ほど申し上げたように、直近の就活生は24~31社に対してエントリーをしています。

ゆえに、24~31社から毎日のように会社説明会や締め切りに関する連絡がくるわけですので、こまめなチェック、上手なスケジューリングをしなければ、きちんと把握することは絶対に不可能。

特に、昨今では昔に比べて就活の時期が短くなってきています。

私の時代は、早いところでは大学3年生の秋にはエントリーを行い、会社説明会や履歴書やエントリーシートの締め切りは年内に既に行ってしまうなんて企業は多々存在しました。

しかし本格的な選考開始月は4月。したがい、採用に関わる活動全体としては秋から春にかけての約半年間というロングタームなのです。

企業にとっても学生にとっても、長期決戦で行うことになるため、時間を掛けながら進めることができました。

しかし現在は違いますよね?

エントリー開始は3月であり、選考開始は6月です。そしてマイナビの調査によると、約半数の学生が6月には内々定を貰って就活を終わらせている状況です。

つまり約半分の時間となっています。私の時代と比べて、就活生にとっても企業にとっても短期決戦で挑まなければならなくなったのです。

状況が厳しくなったというのは否めません。

ゆえに、エントリーをしたら、直ちにスケジューリング作業に徹していかなければ、重要な情報や機会をどんどん逃していってしまうのです。

短期決戦だからこそ、これまで以上に重要な情報が一気に押し寄せてくることになるのです。

スケジューリングのコツは、何と言っても手帳での管理。

紙ベースでの手帳でも、スマートフォンやタブレット等での管理でも何でも構いませんが、一つのカレンダーに全ての情報を書き込んで一度に把握できるような状態にするのがマストです。

私の場合は、「大きめのノート」の中にカレンダーを作成し、それで管理をしていました。

ちなみに「大きめのノート」というのがポイント。要は、システム手帳のような小さいものですと、予定が書ききれないのです。

後ほどまた説明しますが、会社説明会等は一日に何社も参加するようになってきます。

必ずしも一日一社の参加というわけではありません。

また締め切り関係や面接の予定等も書き込んでいくとなると、パンクしてしまうのです。無理矢理書き込むことで見づらくなり、結局使いづらいノートとなってしまうのです。

「大きめのノート」を使用することで、説明会関係だけでなく、締め切りや面接に関する情報も全て管理することができます。

いつ何をすべきかということを、逆算して考えることができるので、非常に効率的に動けるのです。エントリーが終わったら、あとは企業からの情報を待つのみなんてそんな生ぬるいものではありません。

何度も申し上げますが、24~31社の情報を同時に管理し、そして短期決戦で就活をすることになります。

自己分析や履歴書の作成等々も非常に大切なことではありますが、同時にスケジューリングもきちんとやっていかなければ絶対に就活は成功できないでしょう。

③会社説明会の通知には即効返信、予約手配

それではこれより具体的なスケジューリング方法、選考に向けての進め方について説明していきます。

先ほどから申し上げている通り、エントリー開始から採用試験終了までの期間というのは以前よりも短くなってきています。

したがい、企業としてはエントリー開始後、すぐに会社説明会を開き、選考に関するスケジュールについてもどんどん学生側にアナウンスしたいという気持ちがあります。

ゆえに、会社説明会の案内というのは、エントリー開始後すぐに発信されることになるのです。

基本的にマイナビ等の就活サイトを通してエントリーは行われるため、それらを通して案内は届きますし、それらを通して会社説明会の予約をすることは可能です。

しかしここで重要なのは、「決して受身にならないこと」。要は、会社説明会の通知はあくまで届くまで待つしかないという現状ではありますが、届いたら即効で返信、予約手配することが大切なのです。

会社説明会の通知には即効返信、予約手配」というのは、24~31社をきちんと管理していく上でマストです。

それはなぜか?

就活が短期決戦となっている今、人気企業の会社説明会には一気に人が押し寄せるため、すぐに埋まってしまうのです。

また企業としても、より多くの学生に自社の説明をしたいという思いはあるものの、以前ほど多く会社説明会を開いている時間はないのです。

就活が短期決戦となっている現在、会社説明会だけに多くの時間を割けないため、予定通り開催すれば、追加開催をすることはほぼありません。

限られた枠の中で開催する会社説明会の通知を、のんびり返信していては、どんどん置いていかれます。

通知が来たら即効返信、予約手配をすることは非常に重要なのです。

私の時代は就活が長期決戦の時代ではありましたが、それでも人気企業の会社説明会はすぐに埋まり、予約がなかなか取れませんでした。

私の時代でそうなのですから、今はより激化していると言っても過言ではないでしょう。会社説明会に出ることが採用試験に進む条件としている企業もあります。

説明会に出席していなければ、採用試験は受けられないなんてケースもあるのです。

これは私も経験済み。

エントリーしているということは、その企業に興味があると言う証拠。であれば、実際に採用試験に進むか否かは別としても、会社説明会には是非出席すべき。

これはエントリーした企業を一つ一つ管理するうえでも大切なことなのです。

④就活関連の予定は、1日3社にすべし

エントリーした企業が24~31社、しかも同時期に同じような予定が入ってくるため、一日にすべきことが多々というのは否めません。

実際にスケジューリングをしていると、一日のスケジュールが物凄いボリュームになっているなんてことはしょっちゅうです。

しかし、いくらやるべきことが多かったり、参加しなければならない説明会があったりしても、詰め込みすぎはNG。詰め込みすぎはパンクの原因であり、失敗の原因です。

したがい、「就活関連の予定は、1日3社」にするように心掛けましょう。例えば、気になる会社説明会が同日に幾つもあった場合は、抜粋して3社に絞るようにしましょう。

午前に1社、午後1番に1社、夕方に1社という形が理想的です。

無理に詰め込むと、開始時間に遅刻をしてしまったり、疲れのあまり居眠りをしてしまったりなんて事態にもなりかねません。

会社説明会は1回のみなんて企業は先ずありません。必ず複数回開催をしてくれますので、他の予定と鑑みながら上手に調整するようにしましょう。

ただし、面接等の採用試験>説明会という優先順位は守るように。

会社説明会は勿論大切なものではありますが、それでもやはり採用試験は別。面接と説明会との日程が被ってしまったのであれば、それは面接を優先すべきです。

いくら面接の日程を変更できるような状況であっても、そこは動かさないほうがベター。

企業の立場を考えれば分かりますよね?

面接の日程を伝えたら、その日は NGと学生に回答されたらどうでしょう。自社に対する優先度が低いと企業が感じるのは当然ですよね?

選考開始時期になると、会社説明会だけでなく、面接とのスケジューリングも大切になってきます。

しかしそれでも、基本的には1日3社のルールは守るようにしましょう。埋めるだけ埋めても、きちんとエントリーした企業一つ一つを管理できなければ何の意味もありません。

注意してくださいね。

まとめ

冒頭申し上げたように、就活には「こうすべきである。」という決まりはありません。

個人個人によって状況は違いますし、方法も異なってきます。

しかしそれでも始めたばかりの人にとっては、ある程度の指標や参考データは必要なものであり、非常に助けになるものです。

2018年卒エントリー平均数はおよそ24~31社。直近の就活生はこのくらいのボリューム感で就活をしてきました。

そしてこれらを自身で管理し、採用試験を突破してきたのです。

就活と聞くと、自己分析や書類・面接試験対策にばかりどうしても目が行きがちですが、エントリーした企業の管理や日々のスケジューリングも非常に大切なもの。

特に、就活の進め方や管理方法が分からない人には、最も注意をして欲しいことでもあります。

今回エントリー数の平均からスケジューリング方法や進め方を取り挙げました。

あくまで指標や参考情報ではありますが、就活初心者の人は是非実践してみてくださいね。

10月で無い内定のあなたがやるべきこと【2019年卒】

Unistyleに登録して内定者情報を参考にしよう!

Unistyleは内定者ESを中心に、内定を獲得するための情報が全てつまっています。毎年6万人以上の就活生が利用していますので、就活生には欠かせない登録必須のサイトです!

とりあえず、Unistyleに無料登録する

 

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る