仕事を辞める際のNG理由・言い訳7つ

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目次

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仕事を辞めるという事は、人生の岐路であり、決断するまでに沢山悩んだことでしょう。

しかし、ようやく仕事を辞める決断をしたのに、次に待っているのは「退職理由」をどうするかという悩み。できれば円満に仕事を辞めたい。

よほどの事情が無い限り、誰もがそう思うものです。

しかし、職場への不満やライバルの会社への転職など、その理由によっては正直に言えない場合もあります。また、やむを得ない理由であっても、伝え方を間違えると、上司や周囲に理解されません。

それによって退職を引き止められたり、周囲の引き止めを振り切って退職を進める事になれば、円満退社が遠のいてしまいます。

会社を辞める際の理由には、大切な事が2つあります。

「本音と建前を使い分ける事」「引き止められない理由にする事」

この2つをキーにして、仕事を辞める際のNG理由・言い訳と良い理由・言い訳を考えてみましょう。

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NG理由・言い訳

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①人間関係に問題があった

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]○○さんとは一緒に働けないので辞めます[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]○○さん(上司)の下で働くのはこれ以上耐えられないので辞めます[/speech_bubble]

上司や職場の人達と上手くいかないなど、人間関係の問題が、退職の理由になる事は多いものです。面白くないという気持ちを抑えられないと、つい具体的な人間関係を理由にしてしまいがちです。

名指しされた上司や職場の人たちは、上司に事情を聞かれたり、改善を促される事になります。それにより改善されれば良いですが、更に人間関係が悪化する場合もあります。

あなたとあなたの退職理由になった人たちとの関係はギクシャクし、円満に退職する事は難しくなるでしょう。

中には、うまくいかない上司や職場の人たちとの関係を「何とかして欲しい」という気持ちで、退職を申し出る場合があります。

簡単な言い方をすると、「何とかしてくれないと、会社を辞めますよ」という事です。しかし、それは退職という言葉を使った会社との交渉、極端な言い方をすれば脅しのようなものです。

本当に辞める気がなければ、退職は持ち出さず、改善に向けてしっかりと会社に相談しましょう。

②仕事内容が合わなかった

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]この仕事は自分に向いていない為、辞めます[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]これ以上続けても、みなさんに迷惑をかけるため辞めます[/speech_bubble]

仕事に魅力を感じなくなった。仕事が面白くない。そう感じたら、確かにその仕事が向いてないかもしれませんし、それも仕事を辞めたくなる理由といえます。

しかし、ストレートに言えない。そんな時に、このような言い方をしてしまいます。

この場合、あなたが会社にとって辞めて欲しい人材でない限り、あなたの上司は改善策を考えるでしょう。配置転換や教育・研修の見直しなど、検討されるかもしれません。

なぜこの仕事は自分に向いていないのか、しっかりと説明する事は難しいものです。

そのため、退職理由の本質が伝わらず、あなたが気分的、情緒的に退職を申し出たと思われる可能性があります。

③労働条件に不満がある

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]給料が少ないから辞めます[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]休みが少ないから辞めます[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]もっといい条件のところに行きたいので辞めます[/speech_bubble]

仕事をする目的は人それぞれですが、給料や休みという労働条件は、その仕事をする目的・動機として大切なものです。

労働条件への不満は十分に退職理由になりますし、言われた側も理解しやすいものです。しかし、その伝え方には注意が必要です。

あまりにストレートな表現で伝えると、あなたは給料や休日のために働いている、利己的な印象を与えてしまいます。

あなたがたとえ丁寧に仕事をしてきたとしても、せっかく仕事の成果を積み上げてきても、結局はお金のためだったのか。

そう思われると、あなたのこれまでの仕事に対する周囲の評価は半減してしまうでしょう。

④評価に不満がある

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]頑張ってきましたが、なかなか評価されないので辞めます[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]○○さんが昇進したのに、自分が昇進しない事が納得いかないので辞めます[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]評価が公平ではないので、辞めます[/speech_bubble]

人は誰でも頑張った事を認めてもらいたい、評価されたいものです。評価は仕事に対するモチベーションにも大きく影響します。評価に不満があって、会社を辞めたいと思うことは、よくある事です。

では、「評価に不満があるため、会社を辞めます」と聞いた上司や職場の人たちはどう感じるでしょう。周囲から見ても明らかに不公平だと思うような状況でない限り、「評価されないのは自分が悪いのではないか」と思うものです。

つまり、「評価されないから辞める」というあなたの事を、周囲はひとりよがりに感じてしまうものです。仕事の評価はあくまでも自分自身ではなく、自分以外がするものです。

その基本に立ち返り、「評価に不満があって仕事を辞めます」とあなたに言われた時の、周囲の反応を想像してみましょう。

評価制度そのものに問題や疑問がある場合や、評価が公平に行われていない場合は、具体的に上司に相談すべきです。

その結果、改善されないなど、納得できない状況であれば、それを理由にあなたが退職したいと申し出ても、周囲は理解しやすいでしょう。

⑤健康上の問題

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]体を壊しましたので辞めます[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]実は○○の持病があり悪化したので辞めます[/speech_bubble]

健康上の問題も、仕事を続けられない理由としてはあり得ます。その場合、上司や会社の立場で困るのは、仕事が原因で体を壊したか否かという事。

労災扱いになるという処理上の問題以外に、管理者の責任を問われる可能性が高いからです。また、退職後も仕事が原因で体を壊したという事が噂になるなど、風評悪化の原因になり得るからです。

もちろん、仕事が原因で体を壊した場合は、そのことをちゃんと伝え、会社に対応を求める必要があります。その他、持病が悪化したというケースも注意が必要です。

まず、入社時に持病を説明していたか、していなければあなたは会社を騙した形になり、説明していたら採用者や受け入れ部署の責任も問われます。

いずれにしても、健康上の問題を理由にする場合は、あなたが退職するという事以上に、問題が広がる可能性が高いといえます。

健康上の問題を退職の理由にするのは、事実なら良いですが、嘘の退職理由としては使わない方がよいでしょう。

⑥転職が決まった

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]転職する事にしましたので辞めます[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]もう次の会社が決まっていて、○月○日から出社しますので辞めます[/speech_bubble]

退職を決意したら、次の仕事が心配になるものです。しかし生活の事を考えると、次の仕事が決まっていない状態で退職を決意するのは難しいものです。

次の仕事を決めてから、今の仕事を辞めるのは珍しい事ではありません。この場合も言い方が大切です。突然「転職先が決まったので、辞めます」と言われたら、言われた人はどう感じるでしょうか。

いつのまに就職活動したのだろう。ここしばらく、辞めるつもりで仕事してきたのか。など、ある意味、仲間に裏切られたような気持ちになるでしょう。

この場合は、「黙っていて申し訳ありません。実は、○○の理由で、以前から転職を考えていまして、今回、○○に決まりました」など、黙って準備を進めてきた事を詫び、退職の理由をしっかりと伝える必要があります。

⑦別の道に進みたい

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]新たに○○を目指すことにしましたので辞めます[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]自分には今の仕事よりも、○○があっていると思いますので辞めます[/speech_bubble]

これも退職の理由としてはよくある事です。しかし、はっきりとした計画や目標が無い場合や、嘘の理由には向いていません。

なぜなら、しっかりと考えや目標、それに向けた計画が練られていないと、相手に理解されにくく、辞める口実として言っているように思われます。

また、考えが練られていない場合、そんな甘い考えで大丈夫か?と上司や職場の人達は心配になり、引き止められる可能性もあります。

NG理由・言い訳で共通するのは、本音を伝えるべきところで伝えていない、本音を伝えなくても良いところで伝えている。つまり、本音と建前の使い方ができていない、間違っているという事です。

それを直すためには、言われた相手の気持ちを考える必要があります。次に、良い理由・言い訳について考えてみましょう。

良い理由・言い訳

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①別の道に進みたい

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]夢だった○○を諦め切れないため辞めます[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]○○に興味があり、そちらの道に進みたいため辞めます[/speech_bubble]

今の仕事とは違う別の道に進みたい。夢に向かって進みたい。

自分勝手に思えるような理由ですが、自分の目標や夢に向かいたいという決断は、前向きな事であり、反対し難いものです。

しかし、これが曖昧であったり、漠然とした目標の場合、単純に仕事を辞めたいための口実ではないか?と思われます。

また、あなたより人生経験の多い上司は、あなたの事が心配になり、退職を引き止めたくなるものです。

別の道に進みたいという理由の場合は、上司に対して、できるだけ目標の詳細を説明し、どれだけ自分が本気であるかを伝える必要があります。

上司や職場の人たちが、あなたの夢に対する良き理解者になってくれるように努力しましょう。そうなれば、退職を後押ししてくれ、退職後も良好な関係が続くでしょう。

②キャリアアップしたい

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]○○の資格取得に向けて勉強をするため辞めます[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]○○のスキルアップのために○○に転職するため辞めます[/speech_bubble]

キャリアアップとは、今より高い資格、能力を身につけたり、経歴を高める事です。これを理由に退職する場合、大切なのは、そのキャリアアップは今の会社で可能かどうかです。

つまり、キャリアアップの為には、必ずしも退職が必要なわけではありません。同じ会社で経験を積んで、キャリアアップを実現している人も多いです。

逆に、その会社にいては、求めているキャリアアップが望めない場合は退職を選択する事になります。

そのため、キャリアアップを理由に退職する場合は、今の会社では実現できない理由をしっかりと説明する必要があります。

それさえ理解されれば、上司や職場の人たちもあなたの退職を前向きに捉えてくれるでしょう。

③雇用条件の良い所へ行きたい

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]○○の事情で、今より収入が必要なため辞めます[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]○○の事情で、今より休日が必要なため辞めます[/speech_bubble]

給料、休みなど、今よりも雇用条件が良い所へ行くという理由も、退職の理由としてあり得ます。この会社にいてもこれ以上の給料、休みが実現しないのであれば、上司も引きとめる事はできないでしょう。

しかし、大切なのは何故、雇用条件の良い所へ行く必要があるのか、その事情です。単純に雇用条件の良い所へ行きたいと申し出ても、単純にお金や休みが欲しいだけだと思われます。

つまり、あなたはお金目当てで仕事をしている、仕事への愛着や、仕事のやりがいよりもお金を選ぶ人、と思われてしまう可能性があります。

子供の進学、借金の返済、育児など、お金や休日が今より必要な理由をしっかりと伝える事が大切です。

その事情が理解されれば、退職も受け入れられやすいでしょう。

④家族の介護のため

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]母親(妻、娘など)の介護のため、退職します[/speech_bubble]

家族の介護は深刻な問題です。家族を介護しなければならない事情は、そのほとんどが切実であり、第三者が口出しし難いものです。

なかなか話しにくい内容ではありますが、上司にはできるだけ詳しく事情を説明しましょう。

あなたが介護しなければならない事情を知った上司や職場の人達は、あなたの退職に協力的になり、退職を引き止める事はできないでしょう。

ただし、この理由は真実に限ります。

どの理由も嘘は良くないですが、特にこの場合は、親身になってくれた周囲の人達の気持ちや善意を弄ぶ事になり、社会人としてのマナーに反します。

⑤健康上の理由

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]○○で仕事を続ける事ができなくなった為、退職します[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]○○の治療に専念するため、退職します[/speech_bubble]

仕事を続ける上で、何よりも大切なのは健康です。

健康上の理由で退職する場合、それが本当であれば、上司や職場の人達も受け入れてくれるでしょう。病気や怪我で仕事が続けられない人に対し、それを引き止める事はできません。

大切なのは、時間をかけて、しっかりと事情を説明する事です。日頃から上司や職場に、病気や怪我の状況を理解してもらう努力が必要です。

退職を決断する前には、休職など会社の制度をよく確認して、退職しなくても良い方法もしっかりと検討しておきます。

また、病気や怪我が治った時に復帰が可能かどうか会社の制度も確認しておきましょう。

⑥家業を継ぐため、実家に帰るため

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]家業を継ぐことになったため辞めます[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]実家に帰る事になったため辞めます[/speech_bubble]

家業を継ぐ、実家に帰る、という退職理由も、周囲は引き止め難いものです。実家の仕事を継ぐという状況は、誰にでもあるわけではありません。その分、仕方がない理由として認められやすいものです。

気を付けなければならないのは、その会社に入った当初から判っていた事か否かです。

最初から長く働く予定ではなかった場合、それを会社が理解していれば良いですが、そうでなければ、会社を騙していたと思われる可能性があります。

実際、当初は家業を継ぐつもりはなかった、実家を継ぐつもりはなかった、しかし、状況が変わる事はよくあります。

その、やむを得ない状況をしっかりと周囲に説明しましょう。

⑦結婚のため、夫の転勤のため

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]結婚する事になったため、辞めます[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]結婚により引っ越すため、辞めます[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=””]夫の転勤のため、辞めます[/speech_bubble]

結婚や配偶者の転勤も、退職理由としてはよくある事です。

結婚しても仕事を続ける環境がある場合でも、退職を選択する事に対して反対する人は少ないでしょう。結婚は、周囲の祝福もあり、もっとも辞めやすい退職理由と言えます。

また、結婚による引越し、配偶者の転勤なども、受け入れられ易い退職理由です。この理由の場合は、周囲も退職に向けて協力的になってくれるでしょう。

あとは、できるだけ早めに報告する事、引き継ぎに万全を期す事など、退職までの周囲への心配りを忘れないようにしましょう。

まとめ

良い理由・言い訳を見て、気づいた事はないでしょうか?

実は、NG理由・言い訳も、言い方次第では良い理由になり得るという事です。逆に、良い理由・言い訳でも、言い方次第でNG理由になり得ます。

この違いは、繰り返しますが「本音と建前を使い分ける事」です。

これには、口先だけで言葉を選ぶのではなく、言われた相手の気持ちや反応を良く考えた上で、言葉を選ぶ事が大切です。

退職を申し出たときは、あなたが辞めて欲しいと思われている人材でない限り、まず引き止められると思った方が良いでしょう。

ここでも「本音と建前を上手く使い分ける事」が大切です。その上で、退職の事情を丁寧に説明する事を心がけましょう。

退職の理由を伝える日は、新しい道へのスタートでもあります。そのスタートで躓かないように、退職理由はしっかりと考えましょう。

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