営業を辞めたいと悩んだときの対処法7つ

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会社に勤めていると、たいていの人は一度は営業をやったことがあるのではないでしょうか。

どんな仕事も大変であることに変わりはないですが、特に営業は苦労が絶えませんね。

営業の場合、社内の上司や本部だけでなく、お客様や公共機関といった社外の人たちも相手にしなければなりません。

また、打ち合わせのように少数の相手と話をする場合に限らず、セミナーやプレゼンなど1度に大勢の人たちに語りかける場面もあります。

さらに、社内で通じればいいラフな資料だけでなく、お客様に向けた提案書などの正式な書類も書かなければなりません。

このように、対応すべき相手がたくさんいて、やらなければならない仕事が山ほどあるのです。

ある程度経験のあるベテランなら、まだ対処の仕方もわかるでしょう。それに対し、営業を始めたばかりの新人などは、やり方もわからないのにやるべきことがたくさんあって、パニックになりかねません。

「もう嫌だ!営業なんて辞めたい。でも、業務命令には逆らえないし、このまま辞めるのも何だか悔しいし・・・結局どうしたらいいんだろう」そんな悩みを抱えている人も、きっといることでしょう。

そこで今回は、営業を辞めたいと悩んだときの対処法7つについて、お話します。営業をしていてどんな悩みがあるのか、それにどう対処すればいいのか、それぞれ見ていきましょう。

①営業を辞めたい理由3つ

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①-1.自分自身に問題がある場合

まずは「自分自身に問題がある場合」について、3つ見ていきましょう。

コミュニケーションスキル

1つ目は、そもそも「コミュニケーションスキルが不足」している場合です。

最初にお話したように、営業はお客様を含めて大勢の人たちと関わっていきますから、人とスムーズにコミュニケーションを取ることが求められます。

これがうまくできないと、社内の関係者やお客様との関係が悪くなり、会社の業績にもマイナスになり、自分の評価も下がってしまいます。

営業スキル

2つ目は、「営業スキル」が不足している場合です。

例えば、あなたが同じ会社で5年働いて、自社の商品の知識は十分あるとしましょう。ただ人事異動になり、総務から営業に配置換えになったらどうでしょうか。

知識はあっても営業のやり方がわからないので、「この商品をどうやって売っていけばいいんだろう」などと不安になりますよね。

必要知識

3つ目は、「必要な知識が不足」している場合です。

例えば、あなたが先月まで食品販売会社で営業をやっていて、その後転職して、衣料品販売会社の営業になったとしましょう。

すると、同じ営業ではありますが、所属する業界や扱う商品、対応するお客様が変わってくるので、戸惑うのではないでしょうか。これらの知識が不足していると、お客様に自信を持って提案できず、成果も出なくて焦りますよね。

以上3つのように、自分のスキルや知識が足りない場合を挙げてみましたが、いかがでしょうか。

いずれにせよ、自分に必要なものが不足していると、自信がなくなり、それが態度に出てしまいます。それが災いして、お客様に信頼してもらえず、商品を取り入れてもらえなくなります。すると社内での評価も下がり、営業がしづらくなりますよね。

そうなると、「営業なんて嫌だな。早く辞めたい」と悩んでしまうでしょう。

①-2.お客様との間に問題がある場合

次に、「お客様との間に問題がある場合」を見ていきましょう。

営業をしていると、いろいろなお客様に出会いますが、その中には何かとトラブルになるお客様もいらっしゃるのではないでしょうか。

例えば、どう考えても1か月はかかりそうな仕事なのに、2週間で仕上げてくれと無理な要求をされる方もいらっしゃいます。

あるいは、いわゆるクレーマーのように、ほんの少しのミスを過剰に責め立てて来られる場合もあるでしょう。

このような問題のあるお客様を担当していると、その方に時間と労力がとられてしまい、他のお客様への対応がおろそかになりかねません。

その結果、そうした他の客様からも非難されると、ストレスがたまって辞めてしまいたくなりますよね。

①-3.会社との間に問題がある場合

さらに、「会社との間に問題がある場合」について、3つ見てみましょう。

ノルマが厳しい

1つ目は、「ノルマが厳しい」場合です。

ノルマは、まず営業部門全体として「売上を前年より○%アップ」などのように課されます。そこから、担当者1人1人にノルマが分け与えられます。

経験のある人でも、景気が悪かったり、会社の信用力が低かったりすると、なかなか達成は難しいものです。そのため、経験の浅い新人ならなおさら厳しくなります。

必死に頑張っても契約が取れなくて、上司に怒られて、降格やクビをちらつかされたりすると、ストレスがたまって思わず辞めたくなりますよね。

社内の連携がうまくいっていない

2つ目は、「社内の連携がうまくいっていない」場合です。

例えば、あなたが大きな会社の支店で営業をしていたとします。その場合、1つの商品を売るだけでも、多くの関係者と関わることになります。支店の上司、営業本部、リスク管理の部署、グループ会社など、さまざまです。

そのとき、縄張り意識が強かったり、情報共有が十分できていなかったりして、社内の連携がうまく行かないと、なかなか話が進みません。

そうして調整に時間がかかっているうちに、ビジネスチャンスを失い、ストレスだけが溜まっていき、うんざりして辞めたくなるのではないでしょうか。

会社の方針が合わない

3つ目は、「会社の方針が合わない」と感じる場合です。

例えば、あなたはお客様の話を聞いて、ニーズを引き出し解決策を提案する、というやり方がいいと思ったとします。実際、それで成果が上がっていればなおさらですね。

しかし、上司や経営者の交代に伴って営業方針も変わることがあります。その際、「とにかくこの商品を売り込んでくれ!」などと、初めに商品ありきの姿勢になる場合もあります。

そうなると、自分のやり方を我慢して会社に合わさざるを得なくなり、ストレスが溜まります。それだけでなく、お客様の意向を無視して商品を押し付ける形になり、信頼関係も崩れかねません。

以上3つを見ましたが、一度は経験したことがある悩みではないでしょうか。

会社に所属している以上、業務命令には逆らえません。かといって自分を抑えてばかりいると、ストレスが溜まってしまいます。この状態が何カ月、何年も続けば、「営業なんてやってられないな」と思っても不思議ではありませんね。

②対処法7つ

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②-1.コミュニケーションスキルの向上

これまで見てきた悩みをふまえて、ここからはいよいよ対処法を見ていきましょう。

まず「コミュニケーションスキルの不足」については、「研修や日々の生活を通じてスキルアップ」を図りましょう。

教育制度が整っている会社だと、ビジネススキル研修の1つとして、コミュニケーション研修を用意している場合があります。こうした機会を生かしながら、コミュニケーションのスキル向上を目指しましょう。

またそのように理論的に学んだことを、ぜひ実践の場で生かしましょう。社内の打ち合わせや学生時代の友人との食事など、日常生活で人と関わる場面はたくさんあります。その中で学んだことを試してみて、スムーズに会話ができるようにしてくださいね。

②-2.営業スキルの向上

「営業スキルの不足」に関しては、「社内研修やOJTの場を積極的に活用」していってください。

老舗の会社なら、社内に蓄積された営業ノウハウがあり、それを詰め込んだ営業研修があるはずです。テキストやケーススタディを利用しながら、内容を理解しましょう。また、理解したことを日々の営業で生かし、自分のものにしていきましょう。

さらに、上司や先輩と一緒に営業に行き、そのベテランのやり方を見て学ぶことも有効です。生きた教科書がそばにいるのですから、よい部分をどんどん取り入れていきたいものです。

このように、理論と実践のバランスをうまく取りながら、経験を積んでいき、自分なりの営業スタイルを確立していってくださいね。

②-3.さまざまな知識の習得

「知識不足」については、「社内の勉強会や資料、本やネットなどを活用」して、必要な知識を身に付けていきましょう。

例えば、社内の勉強会で商品のバージョンアップなどを話し合う機会があります。これは、商品の基礎知識を含めてよく知る絶好のチャンスです。

また社内には、お客様の情報をまとめた資料があるはずです。特に前任者から引き継いだ場合は詳しい資料があるでしょう。その生きた情報をしっかり頭に入れてください。

他にも、本やネットなどで得た知識も生かせます。自社やお客様の所属する業界の事情などを、それらで体系的に整理すると効果的です。

仕事で疲れて大変かもしれませんが、後々自分が楽になるためにも、さまざまな方法を使って知識をインプットしていきましょう。

②-4.周囲の協力でお客様との問題を解決

「お客様との間で問題がある場合」は、決して1人で抱え込んではいけません。自分だけでは限界がありますから、「周囲の人たちの協力」を得ましょう。

まず上司に相談して対処方針を決めてもらいましょう。経験豊富な上司なら、これまで似たような修羅場をくぐってきたはずなので、円満に問題を解決してくれるはずです。

また、社内の専門部署の力を借りることも大切です。仮に契約でもめているなら、法務部やコンプライアンス室などに相談し、不当に法的責任を負わないようにすべきです。

さらに念のため、弁護士や経営コンサルタントなどの社外の専門家にもアドバイスをもらうと、より一層心強いですね。

問題の中身にもよりますが、とにかく自分だけで解決しようとしないで、せっかくいてくれる味方を信じて協力を仰ぎましょう。

②-5.スキルアップ及びノルマの見直し

「ノルマが厳しい」場合でも、そこで辞めたくなるのを我慢して、「スキルアップによるノルマ達成」を目指しつつ、一方で「ノルマ自体の見直し」も会社に考えてもらいましょう。

まずは自分のスキルアップを図りましょう。すでにお話したことを参考にして、知識を身に付け、コミュニケーションや営業のスキルを向上させて、ノルマを達成できるように頑張ってみてください。

ただ一方で、ノルマ自体が厳しすぎる場合があります。自分の現状の実力と照らし合わせて、適切なノルマにしてもらうよう、上司とよく話し合ってみましょう。

ノルマも達成できれば営業が楽しくなり、自分が会社を支えているという自信も出て来ます。辞めてしまう前に、このように冷静に対処してみてくださいね。

②-6.普段から社内の連携を図っておく

「社内の連携が上手く行っていない」点については、「会議や報告を通じて、普段から情報共有を進めておく」ことが大切です。

大きな組織になるほど、社内の調整と意思決定に時間がかかります。特に新しい取引の場合、情報不足のためさらに時間がかかるかもしれません。

そのため、日頃から定期的または必要に応じて、会議や報告を行うことが求められます。それにより、支店内部、本部、関連部署、グループ会社などの間で、お客様に関する情報を共有しておきましょう。

普段から地道に情報共有していれば、みんなが同じ方向に向くようになり、いざというときにスムーズに連携が取れて、ビジネスチャンスも逃さずに済むでしょう。

②-7.会社の方針がどうしても合わないなら転職を考える

「自分のやり方が会社の方針に合わない」場合は、「話し合う」ことも大切ですが、最悪の場合は「転職」も視野に入れましょう。

まずは上司や会社側とよく話し合います。仮に自分のやり方が正しいと思うなら、データと理論を示しつつ、熱意を持って説得することが大切です。

それでも雇用されている立場なので、業務命令には逆らえません。どうしても聞き入れてもらえないなら、自分のやり方が生かせる会社への転職も考えてみてください。

組織の一員として指示に従うことも必要ですが、会社は自分の人生の面倒を最後まで見てくれるわけではありません。最後は自分の判断で、思い切って外に出ることも検討してみましょう。

まとめ

いかがでしたか?

営業を辞めたいと悩んだときの対処法をご紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか。

コミュニケーションや営業のスキル、さまざまな知識が足りなくて、自信が持てず成果が上がらないこともあるでしょう。

またお客様との間に問題があって、自分の力では解決できないケースもあるはずです。

さらに、ノルマが厳しい、社内の連携が取れない、会社の方針に合わないなど、会社との間でストレスが溜まる場合もあるかもしれませんね。

それでも、勢いに任せて営業を辞めてしまうのは、もったいなさすぎます。

知識やスキルの不足は、研修や日々の生活、独学やOJTなどを通じて、地道に努力して力をつけていくことが大切です。

お客様との問題は1人で抱え込まず、上司や専門部署、専門家の力を借りましょう。

会社との間の問題は、自分の努力も必要ですが、会社ともよく話し合って解決の道を探ってみてください。それでも駄目で、特に会社と合わないと感じたときは、転職も検討してみましょう。

営業は、お客様や社内関係者など関わる人が多くて大変ですね。同時に、定例会議や日常的な報告、報告書や提案書の作成など、やらなければならないことも山積みです。

その中で、これまで挙げたような悩みを抱えて、「もう嫌だ!こんな仕事は辞めたい!」と叫んでしまいたくなることもあるでしょう。

それでも、今回ご紹介した対処法を参考にして、何とか頑張ってみてくださいね。必ず見ている人がいて、あなたを応援してくれるはずですよ。

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