仕事が決まらないときの7つの対処法

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就職活動が長期化し、何度応募しても選考が通らなかったり、面接の後に不採用の連絡が来たりすると「まただめだったのか・・・」と落ち込んでしまいますよね。

新卒採用での就活であれば、選考解禁後に内定をもらった人の話が耳に入り、自分だけ取り残されたような気持ちになります。

また社会人の場合、転職活動が長期化すると、貯蓄を切り崩さなければ生活できない、失業手当の期限が迫ってくるなど「これから先どうしよう・・・」と不安になる、といったことが起こります。

正社員の経験のない方は特に長期化する傾向にあるので、最初にどうやって就職活動をするのかを決めて取り組む必要があります。

仕事が決まらない時は応募先企業から自分がどう見えているかを知る必要があります。就職活動が長期化する人の特徴をまとめてみました。

①仕事を選びすぎている

仕事を探すときの基準はどのように定めていますか?

「自宅から1時間以内で通える」「福利厚生が充実している」「残業が少ない」「土日祝休み」「昇給がある」等、労働条件に目が行きがちですよね。

女性であれば「事務職」「内勤」という条件で探す方もおられます。新卒採用の就活では上場している大企業を中心に探す方もいらっしゃるかも知れませんね。

さらに言えば、挙げた条件のすべてを満たしている企業の求人を探していて、仕事が見つからないと言っている方もおられるかも知れません

しかし「理想の仕事」にこだわっていると、就職活動が長期化する傾向があります。転職の場合は、かえって仕事のブランクが空き、再就職が難しくなる傾向があります。

たとえば一人暮らしをしようとしてアパートを借りる場合、「駅から近い」「2LDK」「家賃が安い」「南向きのベランダ」など、希望の条件をあげて、すべてを満たす物件を見つけるのは至難の業ですよね。

こういう場合は、あげた条件に優先順位をつけておくと、物件を比較したときに決めやすいのです。

就職活動も同じように、自分の希望の条件がいくつかあるのであれば、優先順位をつけてみましょう。

興味を持った求人情報を比較したときに、より自分に興味があるか、より自分に向いている仕事なのかを考える手がかりになります。

企業側も「求める人材像」があるので、自分が希望していても企業側から見て合っていなければ不採用になります。

少しでも自分と接点があると思った会社には積極的に応募してみましょう。「仕事選び」は採用の知らせを受けてから考えてもいいと思いますよ。

②時間にルーズ

何度も面接に行くのだけれど、毎回不採用になってしまうという方。もしかして時間ギリギリに面接会場に着いていませんか?

約束時間ちょうどに到着するように行動すると、予測不能な交通渋滞や電車・バスの遅延で時間がなくなってしまいます。

面接時は約束時間の5分前に到着、実際には30分前に近くまで行っておいてどこかで待つようにすればいいですね。

また、応募先企業の問い合わせ電話はいつかけていますか?午前中やお昼休みにかけると相手側の業務に迷惑をかけてしまうなど、休み時間を奪ってしまいます。

基本は13時~15時ごろにかけたいものですね。

「時間を守る」ことは社会人の基礎力として見られています。時間管理がルーズだと「いいかげんな仕事しかできない人」だと思われたり、「相手への配慮ができない人」と判断されたりします。

就職活動が長引くと自分に甘くなってしまい、知らず知らずのうちに時間の感覚が自己中心的になりがちです。普段からの規則正しい生活で時間管理をするよう心がけましょう。

③第一印象がよくない

面接の時の第一印象はとても大切です。ドアを開けて入ってきたときに受けた印象は、面接の間に変化することはあまりありません。

メラビアンの法則というコミュニケーションにおける自分の印象が相手にどう受けとめられるかを研究したものがあります。

それは、見た目の印象(視覚情報)が55%、声や話し方(聴覚情報)が38%、残り7%が言語表現などその他の部分となり、最初に受けた印象が後から変化することは少ないということです。

ですので、面接時に志望動機や自己PRを完璧に覚えて話すことができても、最初に相手によい印象を持ってもらわなくては応募者の話に耳を傾けてもらえません。

よくあるのは、ドアを開けた時に扉を開けながら挨拶をする、または挨拶をしながらお辞儀をするといった動作。これは「落ち着きのない人」という印象を与えます。

お辞儀を首だけ曲げてする人や、面接官に目を合わせない人、うつむき気味な人は「おとなしい人」「暗い人」という印象を与えます。

面接官の前で挨拶をする時に早口になったり、語尾が聞き取れなかったりする人は「せっかちな人」「相手の立場にたって行動することができない人」という印象を与えます。

面接時の入退室の動作をひとつひとつ丁寧に行う、お辞儀は深く頭をさげ、ゆっくりとあげる、面接官とアイコンタクトを取る、など気をつけて行っているとずいぶん印象が変わります。

また、面接時に着ていく服装や、女性の場合は髪形も顔に髪がかからないように配慮すると「きちんとした人」という印象を持ってもらえます。

これは練習で上達していきますので、面接の前は鏡の前で練習して第一印象を良くするよう心がけましょう。

④志望動機が伝わらない

新卒採用の場合はエントリーシートが通過しない、転職者の場合は面接で志望動機がうまく言えない、ということはありませんか?

これは応募先企業から「なぜ当社を志望したのかわからない」と思われているのかも知れませんね。

転職者の場合は、自分の経験を活かせる会社に応募しているはずなのに、採用されないというジレンマを感じるかも知れません。

では、どうやったらうまく志望動機を書いたり伝えたりできるのでしょうか。

新卒の就活では、応募先企業から見て一番知りたいのが「どうしてウチの会社を見つけたの?」ということです。

働いたことのない、もしくは短期のアルバイト経験だけの学生と自社との接点が何かを知りたいのですね。

たとえば学部や学科の先生やゼミの先輩から教えてもらった、家族や知人から勧められた、求人サイトで検索していて目にとまったなどがあげられます。

そこへ「どんな社員になりたいか」「社会人としてどんな人として成長したいのか」という思いをプラスして書いてある志望動機は最後まで目を通してもらえます。

転職する場合は、これまでつちかってきた業務経験やその具体例や自分の強みとその事例を書いてあると、採用側もどのような人物かイメージしやすいですよね。

応募する企業の情報をいろいろな面から調べて、自分の強みや経験とどうつながるのかを説明できることが大切です。

また、前職を辞めた理由に不安要素がないかどうかも確かめようとするので、そのような問いを投げかけられたら自信を持って答えられるようにしましょう。

インターネットでの情報や、応募書類のノウハウ本をそのまま写して使わないように気をつけましょうね。

⑤他社と比較しすぎている

なかなか仕事が決まらない理由の一つに、前職と同じくらいの待遇で働きたいと希望しているという理由があります。

転職は基本的には前職より会社の規模も小さくなり、給料面も少なくなる傾向にあります。ヘッドハンティングであれば高待遇で働けますが、自主退職の場合は難しいと思います。

それは採用側が前職を続けられなかった理由に、本人の性格や価値観が勤務していた会社と合わなかったのではないか、もしくはコミュニケーション能力に問題はなかったかといった不安を感じるからなのです。

最初は様子をみてからベースアップしていくという流れになりますし、そうなるためには転職先で実績を作らねばなりません。

また採用側も応募者を比較し、採用を見送ることもあります。

ひとつは「スキル不足」が原因の場合です。求人で経理事務の経験者を募集しているのに、未経験の方が応募してきたときなどがこれにあたります。

もうひとつは「スペックオーバー」です。求人の条件より高待遇の企業にいた人が応募してきた、新卒では中堅企業に難関大の学生が応募してきたなどがあげられます。

これはあまりに優秀な人材が入社してくると、既存の社員とのバランスが取れない、といった理由で採用を見送ることがあるからです。

応募する際には他社との比較検討は大切ですが、客観的な視点で考える事と、自分の強みや個性をつかんでおくことが大切です。

⑥意欲が感じられない

就職活動が長引くと、いざ面接にいっても「今回もどうせ採用されないだろう」とネガティブに考えがちです。そのネガティブさが相手に伝わって不採用というジングルに陥っていませんか?

最初からあきらめモードで履歴書を書いていると採用担当者にすぐ見破られます。

企業が求人を出すときは「人手不足」や「新しい事業を始める」「事業拡大」など、成長するためでもあるので、求める人も前向きにチャレンジできる人を採用したいのです。

では「どうしてもその会社で働きたい」という意欲をアピールするにはどうしたらいいのでしょうか。

まず、その企業に応募しようと考えたのには必ず理由があります。そこを軸に同業他社と比較検討してみましょう。

応募先企業の特徴がつかめたら、自分の経験や価値観、強みなどとどうつながるのかを考えてみましょう。

この「企業研究」と「自己分析」のバランスが取れている志望動機を伝えれられていると採用にぐっと近づくことができます。

もしかしたら、想いの強さ、みたいなものが面接時に伝わっていないことも原因かもしれません。

面接官の目を見てはっきりと話す、質問に対して言い切りがたで答える、自分事として話すなど、意思の強さをアピールするよう工夫してみましょう。

⑦採用したい人物像とずれている

何社応募しても不採用が続く場合は、自分が希望している業種・職種と、応募先企業が求める人材・人物像とにずれが生じている場合が考えられます。

例としてあげると、新卒採用では、流通・サービス業の企業に応募したものは内定をもらえるのだけれども、本命の金融業からは内定を得られない場合などがあります。

また転職者では、将来的にマネジメントを担当してもらいたい人を募集する求人に、技術者としてスペシャリストを目指している人が応募してきた場合などがあります。

しかし、求人情報だけでは、どのような人材を求めているのかという背景がつかみづらいですよね。

たとえば「パソコンができる人」という条件があったとして、そのソフトをどのくらい出来る人を求めるのかがわからない時など、求人を募集している企業に問い合わせてみてもいいかも知れませんね。

新卒採用などで企業訪問や企業説明会に参加する機会があれば担当者に質問してみてもいいでしょう。

あと、社風と応募者が合わないという事も考えられます。

たとえばスピード感が求められ、社員が全体的に体育会系の風土の企業に、おとなしくコツコツと物事に取り組むことが得意な人が応募しても、受け入れてもらえないことがあります。

応募する前にどのような風土の企業か調べておいて、自分がその会社に合っているかどうかを考えておくことも大切ですね。

まとめ

仕事が決まらず、就職活動が長期化する人の特徴をあげてみましたが、いかがでしたでしょうか?

いずれの場合も自分一人だけで活動していると気づきにくい理由が多いと感じませんでしたか?

就職活動は、まだ会ったことのない応募先の採用担当者に「この会社で働きたい」という思いを伝える活動です。相手から見て自分がどう見えているのかを自分で知る必要があります。

ハローワークで仕事を探すなら、就職セミナーに参加してみたり、専門のキャリアコンサルタントに相談してみましょう。最近ではワンストップサービスの相談窓口を設けているところがありますよ。

また、転職エージェントサービスを利用してみてはいかがでしょうか。

転職サイトと違い、専門のキャリアアドバイザーが担当についてくれて、相談者の希望などをヒアリングし、それにマッチングする求人を紹介してくれるサービスです。

専門の相談員が間に介入することにより、より自分の希望に沿った企業に応募することができますし、応募の際に的確なアドバイスをもらえるので活用しましょう。

いずれにしても最後には「あきらめない」ことが大切です。

自分なりの信念を持って就職活動を続けていたら、自分なりにどういった働き方がしたいのかがだんだん見えてくるので、上手く自己PRができるようになります。

その結果、より自分に合った企業とご縁がつながることになります。頑張って活動しましょうね。

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