就職して新入社員になった途端にストレスが一気に増えてしまって驚きますよね。

社会人になるという事はわかっていたつもりでいても、
実際にはなってから分かることも多いものです。

しっかりと準備して新卒１年目を迎えたつもりでいた私もそうでした。これまでとは全く違った生活になって抱えるストレスもこれまでとは違ってきますよね。

社会人になってからのストレスへの対処法や予防法を身につけることは大切です。
ストレスの種類も様々なのでそれぞれについて考えてみましょう。

①緊張

これといった原因も思い当たらないけど何かストレスを感じることってありますよね。
そんな時は「緊張状態」が長く続いている事が原因となっていることがあります。

新入社員のあなたは普通にしているつもりであっても、
やはり自然な状態よりは緊張した状態です。

その状態は時間が解決してくれるものですが、
やはりなかなか慣れるまでは時間がかかるものです。

この「緊張状態」は仕事の状態からリセットすることが大切です。

昼食時やちょっとした休憩時間には、仕事とは全く違うことを考えましょう。

その為には時には１人になってみたり、
同じ趣味の会社の人との会話を楽しむことが大切です。

１日の中にそんな時間が取れると「緊張状態」が解れていきます。

②不安

新入社員というのは不安の塊のようになってしまいますよね。

その「不安」も間違いなくストレスの要因となります。

仕事については当然知らないことばかりですよね。

教えてもらった仕事についても「ほんとにこれで良かったかな？」「遅いんじゃないかな？」等等と、覚えていることですらも「不安」を感じてしまうものです。

自分自身の中に比較対象が少なくて自信がもてない事が原因になっている場合が多いです。

このような時は、率直に聞いてみるのが解決策です。

「これで良かったですか？」「今のペースで良いですか？」等と聞いてみましょう。
周りの人からの意見が聞けることで「不安」が解決出来ます。

１人で抱えて、実際には問題ないことで不安になるとストレスが増すので聞ける相手を見つけることが大切です。

③失敗

実感を伴うストレスの原因としては、「失敗」があります。

それが怒られた場合でも、怒られなかった場合でも、「失敗」そのものはストレスの原因となります。

実は怒られた「失敗」の方が早く切り替えられる人が多いようです。

何も言われなかったり、あまり注意を受けなかった場合は「失敗」が自分自身への「諦め」なのではないかと、より大きなストレスとなってしまう場合があります。

「失敗」しなければ良いのですが、それは簡単なことではありません。
人は誰でも失敗はするものです。

では、なぜ新入社員の間は「失敗」で受けるストレスが多くなってしまうのでしょう。

原因は成功体験と失敗を取り戻した経験が不足しているからです。

誰かに迷惑をかけてしまうという思いが「失敗」のストレスを大きくしてしまいます。
自分自身が引け目を感じないお礼の仕方を身につけましょう。

「失敗」の後には必ずこれをしようという事を決めて続けましょう。

自分自身の中で少し気が楽になりますよ。

まとめ

新入社員というのは「緊張」「不安」「失敗」そのどれもが先輩社員よりも大きな影響を与えてしまいます。

気にしないというのは難しいことで、全く気にしないというのも問題です。
重要なのは今あなたの周りにいる先輩たちもみんな初めはそうだったということです。

あなただけが特別劣っているわけではなく、特別成長が遅いわけじゃないということです。

個人差があるのは確かですが、時間とともに新入社員の時期に抱えるストレスというのは解消していきます。

それでも、ストレスを抱えている時期は辛いものですよね。

あなた自身のストレスの素が何であるかをしっかりと自分の中で整理して必要な対処法や予防策を身につけましょう。

今抱えているストレスからの開放が早くなりますよ。