新入社員で退職を考えたときの注意点7つ

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せっかく入社したのにもう会社を辞めたい・・・

これは決して珍しくない事ではなく、むしろ、新卒・新入社員にはよくある事です。

会社を辞めたくなる周期として、よく、「3日、3週間、3ヶ月、3年」と言われます。新入社員にあたるのは、この中の3日、3週間、3ヶ月でしょう。

それぞれのタイミングで辞めたくなる理由が出てくるという事です。

つまり、新入社員の間は、3日、3週間、3ヶ月という短い期間で辞めたくなるのは、珍しい事ではありません。逆に、この考え方でいけば、入社後3ヶ月続けば、その後の3年は続く可能性は高くなります。

入社から3年後と言えば、新卒・新入社員は卒業し、中堅社員に向かって成長している段階です。このことから、新入社員にとって入社後の3ヶ月は、このまま続けるのか、違う道へ進むのか、決断する大切な岐路と言えます。

もちろん退職して新たな可能性に向かうことは、決して悪い事ではありません。ただ、その人の状況によって、リスクとメリットがあります。

悩んだ時に道を誤らないように、悩んだ時に道を誤らないように、是非最後まで目を通してみてください。

仕事を辞めたいと悩んだときに真っ先にやるべきこと

①新入社員が辞めたい理由6つとその解決策

仕事についていけない

学生のアルバイトと社会人の仕事は全く違います。配属初日、何もすることができないことに息苦しさを感じたことでしょう。どうすればいいか、自分が何をしたらいいか分からない。これは新人である限り避けては通れない道です。

新しいことをやるのですからこの悩みは当たり前のことです。

しかし、自分が「仕事ができない」「能力がない」「役立たず」であるということを認めるのは精神的に厳しいものがあります。特に学生時代に「優秀」と言われてきた人には尚更つらいものです。

「仕事ができない」という悩みは仕事ができないことそのもの以上に、「仕事ができない」ことから周りに失望された・馬鹿にされていると感じて自尊心を損なうところから自家撞着してマイナス思考へ進んでいきます。

この悩みを抱えているのは辛いですが、うまく気持ちの切り替えができれば「仕事ができない」という悩みは向上心へ繋がります。

この悩みは言い換えれば向上心が空回りしている状態。「周りの期待に応えたい」「自分の理想に現実の自分を届かせたい」。

そうした気持ちをきちんと自分のために成長の歯車とかませてあげて、この悩みを自分のステップアップのために利用させたいものです。

できないことに嘆くよりも、まずは仕事に対する自分にシビアな目線をむけてあげられている自分を褒めてあげましょう。そして、それに行動と結果が伴えばこの悩みは気づけばプラスに針を振り切ることができるのです。

職場で役割をあたえてもらえない

この悩みは先ほど説明した「仕事についていけない」という悩みに近いものです。ですが、こちらの悩みはそこからさらに自分の立ち位置に関する精神的な負荷になります。

こちらの悩みは職場での自分の立場に関する悩みです。会社という共同体に所属するには何らかの「役割」がないといけません。新入社員にはしばらくその「役割」はあたえられません。

まだ未熟な新入社員に役割が与えられないのは当然のことですが、この状況は頭で理解していてもつらいものです。仕事をある程度こなせるようになるまでついてまわる悩みです。

こうした悩みを抱える人は口々にこういいます。「ろくな仕事をまかせてもらえない」「早く仕事をまかせてほしい」「また飲み会の幹事だよ」。

今自分に与えられるものに不服なのです。

この悩みは自分の能力を今自分が上から与えられる仕事よりも高く見積もっている場合に持つものです。

新入社員のうちは与えられる仕事の難易度や派手さにこだわるよりも、それを自分がいかに迅速かつ正確にこなせるかにこだわりを持ちましょう。

実際の仕事の成果でしか上司や先輩に自分の能力をアピールできません。

社会人は常に能動的に動くことを求められますが、新入社員はそこから少し外れます。能動的な姿勢も大事ですが、ある程度受け身でいることも必要です。

やることを十二分にやって評価をアピールしながら「待つ」ことにも慣れましょう。

なかなか自分の能力に見合った仕事がまわってこないならば、その余力のある間に吸収できるものをたくさん得ておきましょう。

職場の人間関係

上司や先輩との関係性は新入社員にとっては死活問題です。最初の配属先の先輩や上司の存在はとても大きいです。

仕事内容を始めとして、その会社での身の振り方を教えてくれる存在です。

いい上司や先輩に巡りあえるか、面倒を見てもらえるか。これらは全て運まかせとしか言いようがありません。そして、なかなかいい出会いに恵まれることは少ないと言わざるをえません。

いい上司や先輩に出会えなかったからといって、新入社員の一存で簡単に配置換えをしてもらえるほど会社はあまくありません。

配属されたら手持ちのカードで頑張るしかありません。できるだけ可愛がってもらえるようにするように上の顔色をうかがいます。

また、新人は人間関係の出来上がったところに単騎突入します。

職場にはその職場の人間関係のルールがあります。そのルールを知らずないうちに踏み抜いてしまい、社内で力を持っているお局様に睨まれて仕事がやりにくくなった・・・。そんなことも珍しくありません。

入社前までは付き合う人間を好き嫌いで選ぶことができました。嫌いな人とは一言も口をきかなくても生きていけます。

しかし、社会人はそうやって好き嫌いで付き合う人間を選べません。先輩・同僚・上司・取引先。好き嫌いではなく、仕事上必要である限り適切なコミュニケーションが必要とされるのです。

人間関係が良い職場ならば、その人間関係はつらい仕事にも負けないように頑張ろうとするやる気やチームワークに繋がります。

しかし、反対に人間関係が最悪だったら・・・?働きづらくなるどころではなく、下手をしたらそこで仕事を続けていくことも難しくなります。

人間関係はあなたのこれからの社会人生活を大きく左右します。まずは気持ちのいい挨拶や与えられた仕事をきちんとこなすところから周囲の信頼得たいですね。

社内の人間関係にしこりが無ければ無いほど業務は円滑に進みます。余計な疲弊もありません。地盤固めは新入社員のうちにがっつりしておきたいところですね。

環境の変化

社会人として就職すると、生活のリズムが会社を中心にまわっていくことになります。自分の好き嫌いで動けていた学生時代とはわけが違います。就職前にもそうした変化を頭では理解していても、実際に体験して面食らう新入社員も少なくありません。

就職すると自分の時間が全く取れないことに驚くでしょう。覚えることが多く脳は日中常にフル稼働。

たいして働いていないようでも、脳は多大なストレスを受けており、仕事が終わって帰宅するとそのまま死んだように眠っていた・・・なんてこともあります。

こうした生活と学生時代の時間感覚のギャップに苦しめられるのが入社1年目の宿命です。働く為にだけ朝起きて夜ヘロヘロになって帰宅する生活をしているように感じてきます。自分が何のために生きているのか分からなくなる時もあります。

時間のギャップでいうと、学生気分の時間感覚を捨てなければいけないのも苦労することでしょう。

寝る時間帯でそれは顕著にでます。学生の頃は「自分が何時に寝たいか」で寝る時間を決められました。

しかし、社会人になると「自分は翌朝何時に起きて、なおかつ今日中にやらなきゃいけないことを済ませる」ことをふまえて寝る時間を決めます。

社会人の時間管理は「自分が何をしたい」という欲求よりも、「仕事」のタイムスケジュールに優先順位が置かれます。そこから自分がないがしろにされているように感じて、消失感を覚えるようなこともあります。

環境の変化というと、学生から社会人への変化に加えて居住地域の変化もあります。新しい土地での生活は言わずもがな大変なことです。

自分がその土地で利用するスーパーや病院を新しく探さなくてはいけません。

また、この就職に際しての一人暮らしが初めてのものだったらその大変さは割り増しになります。この環境の変化から辞めたくなる場合も出てくるでしょう。

勝手にご飯が出てきて畳まれた洗濯物があってといった親元での生活に慣れきっていると一人暮らしは自由が謳歌できる反面大変であることに違いはありません。

「このまま自分はここで働いていいのか?」という疑問

厳しい就職活動を乗り越えて射止めた新入社員の椅子ですが、実際に働き始めると必ずぶちあたる疑問があります。「このまま自分はここで働いていいのか?」という疑問です。

就職活動時代にどんなに企業を調べても、実際に働いてみると思っていたのと違っている点がいくつも出てきます。会社内部の社員の方と少しディープな話をするようになるとそうした点はさらに色濃く出てきます。

例えば、給料です。昇格と昇給がマッチしていなくて、出世してもなかなか給料があがらない。初任給は高いけれど、そこからなかなか昇給しない。就職するとこうしたことを見聞きし身を以て知ることになります。

給与以外でも、実際に働いてみないと分からない待遇や福利厚生、割り当てられた自分の業務等が思っていたものと違い失望すると、「自分がこのままここにいてもいいのか?」という迷いはいつでも芽を出します。

何か失敗をしてしまった時、先輩や上司から理不尽なことを言われた時、学生時代の同期と自分の今の境遇のギャップを知った時。惨めな気分と共にこの迷いは出てきます。

「ここじゃなければもっといい生活があるのではないか」といったあてのない希望を、自分がまだ選んでいない選択肢に夢見てしまうのです。

それが新入社員の早期退職につながっているとも言えます。

自分の理想と現実にうまく折り合いをつけながら、一歩ずつ着実にステップアップしていかなければ前には進めません。そのうえ、自分の現状に対するこうした迷いは生きていくうえで常についてまわるものです。

新入社員時代はめまぐるしい変化の時期です。多忙やストレスに振り回されて疲弊して弱った心に悩みの芽がはえます。

この芽を摘んでしまうか、それとも新しい道の一歩にするかはその人次第です。悩みも全て自分の人生の肥やしにしていきましょう。

理想と現実のギャップ

会社を選ぶ理由は人それぞれです。

憧れの業界、やりたい職種、仕事内容、会社のイメージが良い、給料が良い、休暇や旅行などの福利厚生が良い・・・。どんな理由であれ、入社前はその会社でいきいきと働く自分の姿を想像するでしょう。

特に初めて社会に出る新卒者は、その期待も大きくなります。

しかし、実際に入社してみると「想像していた仕事ではない」「イメージと違う」と感じる事も多いでしょう。当たり前ですが、どんな職種でも未経験者が実務を覚えるまでには、それなりの時間が必要です。

また、経験者であっても、その会社のルールを覚える必要があります。

それに加えて、新卒者は社会人としてのマナーや基本的なビジネスマナーなど、仕事の基礎を覚える必要があります。自分はできていると思っている事も、実はできていない、身についていない事は多くあるものです。

仕事を辞めたいと思った時、今の自分はどの位置にいるのか、客観的に振り返ってみましょう。入社後、会社の悪いところが見えてくる場合があります。

常に残業をしている、会社の愚痴をよく言う、楽しそうに仕事をしていないなど、周りの先輩や上司の姿を見て、自分の将来に不安を覚える事もあるかもしれません。

また、入社前に聞いていた処遇と違う、と感じる事もあるかもしれません。そんな時に大切なのは、それらは改善の見込みがあるのか、また、自分の努力で直せる可能性があるのか、ということです。

会社の方針、組織、風土はどうか、法令に違反しているかどうかを、しっかりと見極めましょう。法令に違反している、俗に言うブラック企業など、転職を決断した方が良い場合もあります。

②新入社員が退職する前に考えて欲しいこと

新入社員がぶつかる壁

新入社員の入社後3年以内での離職率は高くなっています。

これは辞めたくなる原因以前に、先行きが不透明な世の中で、若い世代では転職に対する抵抗感が少なくなっている事も影響しているでしょう。

退職という決断は、決して悪いことではありません。

しかし、人によっては退職後、転職を繰り返してしまい、キャリアアップに繋がらず、理想の仕事から遠ざかってしまう場合もあります。

では、この差は何でしょう。人は自分の姿を客観的に見れないものです。新入社員であれば当たり前である事を、特別な事だと思ってしまう事があります。

例えば・・・

  • 挨拶、身だしなみ、言葉遣いなど、社会人としてのマナー
  • 報告、連絡、相談、名刺の渡し方、電話応対、客先での作法など、基本的なビジネスマナー
  • 仕事の手順や社内規程など、その会社で決められているルール
  • これらは、業種や会社が違っても、新入社員であれば必ず身につけなければならない事です。これらが原因で仕事を辞めてしまうと、転職しても同じところで躓く可能性があるため、注意が必要です。

    また、新入社員で気をつけたいのは、自分の能力を高く評価し過ぎる事。つまり、自分の能力を過信し過ぎる事です。

    特に新卒の場合、勉強やスポーツ、サークルなどで活躍したり、成果を挙げた人など、成功体験がある人は特に注意が必要です。

    自分の能力を過信し過ぎてしまうと、初歩的な指導や、自分がイメージしていた仕事よりもレベルが低い仕事を依頼された時に、不満を感じやすくなります。

    社会や会社には、今までと違ったルールがあるという事を理解しましょう。自分は万能ではない事、人の能力の評価は自分自身では無く、周りが決めるという謙虚な気持ちが無ければ、新しい環境に適応するのは難しくなります。

    自分の能力を過信し過ぎてしまうのも、新入社員が壁にぶつかりやすくなる原因の一つです。

    新入社員で退職を考えたときには、まずその原因が「新入社員なら誰もが経験する壁」なのかどうか。退職後、別の会社に転職した時に、また同じ事を繰り返さないだろうか。

    しっかりと考えた方が良いでしょう。

    辞めたい本当の理由が何かを明確にする

    新入社員が悩むものに関わってくるのは「ギャップ」です。今までの学生生活とのギャップ、仕事面での自分の理想と能力のギャップ。これらを理解してうまく折り合いをつけていくのが新入社員に必要なことです。

    ギャップに苦しんでいる時、その人は過剰に上を見ています。

    「こんなはずじゃない」「自分はもっと出来るはずだ」こうした思いは成長のために必要な焦りです。しかし、まずは現実を受け止めないと、その焦りは心のギアを空回りさせて疲弊していくだけです。

    思っていたものと違っていたとしても、今の立場は過去に自身が努力して選択した結果のものです。まずはそれを認めて、それから自分がこれからどうしていきたいのかを再検討していくことが重要です。

    そして、仕事を辞めたい本当の理由は何かをはっきりさせると事も大切です。

    なぜなら、それによっては、退職を考え直す事ができます。また、退職を決断した場合も、その後の選択が変わってきます。

    例えば「やりたい仕事ができない」という理由の場合。まずは、自分のやりたい仕事とは何か、それに対して今はどうか、具体的に説明できるくらい明確にします。

    その上で、配置転換の可能性はないか、今はできないのなら将来的にはどうか、上司に相談する事で、解決策が見つかるかもしれません。

    退職を決断した時も、改めて専門分野の勉強をするのか、希望に近い仕事を探すのか、よりやりたい仕事に近づく選択ができます。

    何となく辞めたい、とにかく辞めたい、といった漠然とした状態で退職すると、同じような転職を繰り返す可能性があります。

    そこで、お勧めしたいのは、友人、同僚、先輩、上司など、人に相談する事です。できれば複数の人に相談できると、それぞれの立場で答えが違い、気づきが増えるでしょう。

    何より、人に話すことで、自分自身の考えが整理できます。じっくり話す事で、自分でもはっきりしていなかった「仕事を辞めたい本当の理由」が見えてくるかもしれません。

    新入社員の悩みは、時と経験が解決してくれることを理解する

    歳を経るごとに悩みを根本的に解消することは難しくなります。そのかわりにごまかすのが上手くなります。聞こえは悪いかもしれませんが、それも立派な生き方です。

    悩みを振り切る為にがむしゃらに仕事に打ち込む。無理矢理にでも時間を作って仕事外のものを心のより心にする。悩みをごまかすやり方は様々です。

    共通して言えることは、悩みはあまりにも真っ向から向き合うと心や体が疲れてしまうことです。悩みができてしまったならば、それを「悩みができちゃったなー。まぁしょうがないか」といったように脇においてしまいましょう。

    悩みは向き合えば向き合うほど深刻化する恐れがあります。だからこそ、悩みの存在を自覚しながらも一度目をそらして脇においておく余裕が必要なのです。

    悩みの大半は時と共に自然消滅してくれるものが多いです。

    新入社員の悩みは、時と経験が解決してくれるものがとても多いです。喉元過ぎれば何とやらで「こんなことあったなぁ」と思い返せるようになります。その時にはあなたが今苦しんでいる悩みは全てあなたの肥やしになっているはずです。

    新入社員はつまずきながら悩むことが仕事です。辞めたいという悩みとうまくつきあっていくスキルを身につけましょう

    仕事を辞める事のリスクを考える

    新入社員で退職を考えたとき、まず浮かぶのは仕事を辞める事のリスクではないでしょうか。

    仕事を辞める事の主なリスクとしては次の事があります。

    • 転職した場合、今よりも条件が悪くなる
    • 就職先が決まらず、無職の期間が続く
    • 無職の期間はローンが組めないなど、社会的信用が下がる
    • 転職の回数が増えると、就職活動時の印象が悪くなる
    • もう一度、就職活動が必要

    では、この中で就職活動について考えてみます。

    誰でも今の会社に入社するまでに、就職活動を行っています。

    特に新卒の就職活動では、長い時間と手間をかけて悩み抜いた結果、その会社を選択したのではないでしょうか。

    中途採用でも、前職での経験やキャリアを少しでも生かせるように一生懸命考えた結果、その会社を選択したのではないでしょうか。

    景気が悪い時期であれば、就職先が少なく、何とか就職できたという人もいるでしょう。いずれにしても、就職活動には大変な労力が必要です。

    仕事を辞めたいと考えている時、特に思いつめている時は、その就職活動の苦労を忘れてしまいがちです。

    新入社員で退職を考えたときは、改めて、その時の苦労を思い出してみましょう。

    もう一度就職活動を行う大変さと、今の会社に就職が決まった時の喜び、当時の意欲を思い出して、考えが変わるかもしれません。

    仕事を辞める事のリスクをしっかり考える事は、それに備える事に繋がります。また、仕事を辞める事のリスクをクリアできれば、退職の決断がしやすいと言えます。

    新入社員はマイナスイメージを持たれやすい

    新入社員が転職する時にどうしても避けられない現実とイメージというものがあります。

    それは「こいつも続かなかったのか」であったり「前の会社はすぐに辞めたんだな」と言った見られ方をしてしまうという事です。

    この場合においてはいくら説明をしても、実はあなた自身には全く非がなく前の会社を退職したという場合でも相手のもつイメージを完全に払拭するということは困難だというのが現実です。

    それでも新入社員の転職というのはこのようなマイナスな事ばかりではありません。あなたも就職活動においてこのような事を感じたという経験はないでしょうか。

    「こんなに募集している企業があるのに、こんなに募集数はあるのに」という事です。新入社員で転職するという事は結局は就職活動を再び行うということです。

    それは前の会社を選択した時と同様に求めている企業はたくさんあるということになります。

    また受け入れる側にとっても新入社員の間に前の会社を辞めたという経験を気にする必要がないという考え方もできます。

    新卒や未経験者として考えれば良いので受け入れ側にもシンプルな存在ということになるのです。

    マイナスなイメージを持たれるということは決して楽な事ではありませんが、新人として見てもらえるということ、未経験であるということを逆にプラスに使うことができる立場であるとも言えます。

    今の仕事を続けるためには

    ここまでは、新入社員で退職を考えたときの注意点として、仕事を辞めたい理由やリスクについて考えてきました。しっかりと考えた結果、今の仕事を続けるという選択もあります。

    ここで大切なのは、仕事を辞めたい理由は、すぐに解決しない場合があるという事です。つまり、今の仕事を続ける為には、仕事を辞めたい理由と上手く付き合う必要があります。

    しかし、これは単純に我慢するという事ではありません。

    新入社員のあなたは、まだその仕事の経験が浅く、本当の意味で、その仕事の苦労や魅力を知らないと思った方が良いでしょう。

    また、新卒のあなたは、社会経験や仕事の経験が少なく、仕事の悩みに対して客観的な判断ができていないかもしれません。

    そこで、今の仕事を続けるために、次の事を心がけると良いでしょう。

    時間が経てば状況は変わる

    石の上にも3年といいます。何事も3年の経験を積まなければ、物事を習得できないという例えです。仕事でも3年の経験がなければ、本当の意味で仕事の楽しさや仕事のやりがいを実感する事はできません。

    新入社員の期間は下積みの期間です。その下積みの期間をどう過ごすかで、その後の仕事が変わります。

    3年後、あなたは新入社員ではありません。今とは違う視点で物事を見ることができているはずです。今は感じる事ができてない仕事の楽しさや苦労、仕事のやりがいを、3年後のあなたは感じている事でしょう。

    仕事を辞める時の心構え

    考え抜いた結果、それでも仕事を辞めることを選択した時には、次の心構えが必要です。

    退職を前向きにとらえること

    悩み抜いて決断したら、あとは気持ちを切り替えることです。将来に希望を持てない環境で我慢し続ける事は、決して良い事ではありません。

    特に、精神的、肉体的にダメージを受けているのであれば、自分の身を守ることが先決です。

    後ろ向きな気持ちでは物事は好転しません。未来には希望がある。自分の決断を信じて、前向きな気持ちで次の選択をしてください。

    必ず経験を生かすこと

    人生に無駄な事は一つもありません。たとえ新入社員という短い期間で退職しても、その経験は決して無駄ではありません。

    その会社で学んだこと、仕事を辞めたいと悩んだこと、決断したこと、辛い経験も含めて、必ず将来の役に立ちます。

    この経験を必ず生かすという強い気持ちを持ち、次に進む事が大切です。

    立つ鳥跡を濁さず

    会社との出会いも縁です。

    新入社員という短い期間であっても、その会社にお世話になった事には違いありません。どのような理由で仕事を辞めたとしても、それはあなたにとって貴重な経験です。

    貴重な経験をさせてもらったという感謝の気持ちを持つことです。退職の手続きや引継ぎなど、これまでの感謝の気持ちを忘れずに、丁寧に行いましょう。

    ③新入社員が転職を成功させるためのポイント

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    経験はないとアピール 

    新入社員が転職する時に大きなポイントとなるのは社会経験がないという点です。当然ながら仕事の経験というものもないということになります。

    これは、一見するとマイナスな要素として考えられます。

    転職というのは学生時代の就職活動とは違い社会経験や仕事の実務経験のある人たち、時には経験豊富なスペシャリストがライバルとなる場合もあります。

    そんな中で何の経験もなくそんな人たちと争うという事で未経験がマイナスであると考える人が多いのです。しかし経験がないというのは必ずしもマイナスではないということに自信を持つことが大切です。

    経験というのは時に新しい場所では足枷となってしまうことも少なくありません。

    過去の経験や自分のやり方というのが出来上がってしまっている人というのは、新しい場所へ適応するのに意外にも長い時間を要するケースというのも少なくないのです。

    これは受け入れる会社側も多くの場合において意識していて、危惧している部分であるとも言えます。

    そこで、新入社員の転職においては自信を持って「未経験をアピールする」という事がとても重要な
    ポイントとなるのです。

    退職の理由は自分にあり 

    新入社員が転職するにあたり、必ずと言っても過言ではないくらいに遭遇する場面があります。「前の会社はなぜ辞めたの?」と質問を受ける場面がそれにあたります。

    この質問をする側というのは多くの場合は本当に辞めた理由を知りたくて質問しているのではありません。

    なぜなら、新入社員と言われる期間に会社を退職するのに大きな問題というのは発生していないケースが非常に多いからです。

    多くの場合は「なんとなく」とか「合わなかった」とか「思っていたのと違った」という事が本当の理由ということになります。

    それでもこの質問をされる本当の意味を考える事が大切です。これは「言い訳」をするかしないかを見ているというケースが多いという事です。

    自分の都合で会社を辞めたという事が後ろめたいとかマイナスになると考えると「言い訳」をしたり、自分は悪くないというアピールをする事が多くなります。

    この質問をされた時というのは正直になる事が大切なポイントになります。

    例えば本当に前の会社に非があり退職をしていた場合であっても事実を告げることは大事ですが、悪く言う必要はありません。

    そして、結論としては退職の理由は自分自身にあるという事をしっかりと頭の中で整理しましょう。

    「前の会社はサービス残業を黙認し助長しているような会社でした。それもあって退職しましたが、私もその会社のやり方を変える行動は取れませんでした。」

    このようになると、会社にも問題があるのは事実ですが、辞めたのは自分で決めたことという事になります。相手を悪く言ったり、自分には非のないというアピールをする事はプラスにはなりません。

    同じ失敗は2度しない

    受け入れる側が新入社員の転職活動を見るときに注視するポイントというのがあります。それは新入社員での転職が今回が初めてであるかどうかという点です。

    以前と違い、現代では終身雇用という言葉を耳にすることも少なくなり、一度入社したら定年までという昔ながらの日本の考え方というのは弱まってきています。

    個人の意志で職を変えてみたり、競争社会によって会社の都合によって職を変えるという人が増えたことで転職ということへの抵抗は薄くなってきているのが現在です。

    そんな中ではあっても、新入社員の転職となると受け入れる側も慎重である面があるのも事実です。

    これは「前の会社はたまたま続かなかったのか」という点や「この人は仕事に責任感があるのか」という観点から見ているという事です。

    新入社員での転職というのは繰り返すことは決してお勧めできません。前の会社を新入社員で退職したという事は決して成功ではありません。理由はどうであれ失敗という方がふさわしい結果です。

    この失敗を2度繰り返さないという事を必ず頭に入れて転職活動を行うという事が重要です。そしてその事を「同じ失敗はしたくないので」とアピールすることも転職の際にはときに必要となります。

    新入社員を繰り返さない

    新入社員で転職をするという事は決して悪い事ではありません。必要であればその選択というのは1つの選択肢として持っておくのは当然と言えます。

    しかし注意しなくてはならない点があります。

    新入社員というと新卒で入ってくる新入社員をイメージしてしまうケースが多くなりますが、年齢や時期に関係なく新しく入ってくる人は全て新入社員です。

    新入社員と言われる期間がどれだけかという点については会社や個人によって開きがありますが、少なくとも新しく入ってくる人を新入社員というのは共通の認識です。

    その事をふまえて、新入社員を何度も繰り返さないという事がとても重要になります。会社が変われば初めはみんな新入社員です。

    つまり、新入社員を何度も経験しているという事は何度も会社を変わっているという事になります。そして、それが新入社員の期間に繰り返されていると「仕事が続いたことがない」という事になるのです。

    転職というのは自分自身を高めるための手段としても時には有効です。

    しかし、新入社員での転職というのは回を重ねるごとに成功する確率は低くなっていきます。この事を忘れないことが大切です。

    新入社員を迎える覚悟

    新入社員での転職を成功させたいと考えているあなたに1つ持っておくことをお勧めする考え方があります。

    それは、「次は新入社員を迎える側になろう」という事を転職の為に活動する際の1つの目標として持っておくということです。

    あなたは新入社員での転職という決断をして、次の会社を選択しようとしています。その経験というのは、同じように悩んでいる人が現れた時に活かす事が出来るかもしれません。

    というよりむしろ活かす必要があるとも言えます。だからこそ、あなた自身の中に「新入社員を迎える」という1つの目標を持っておく事がとても重要になります。

    新入社員を迎えるという事はあなた自身は仕事を継続できているということになります。

    そして、継続できているということは、あなたの転職は成功であったと言える可能性が高いということにもなります。そんな中で新入社員を迎えた時あなたは先輩となります。

    苦労も増えますが、後輩というのは可愛い存在であることも多いものです。後輩である新入社員にあなたの経験を伝えてあげる場面があるかもしれません。

    新入社員での転職を成功させるために「新入社員を迎える」という自分の中の目標を明確に持っておくと良いでしょう。

    まとめ

    新入社員で退職を考えたとき、気をつけなければならないこと。それは、新入社員であるあなたは、経験が少なく、判断を誤りやすいという事です。

    この事を謙虚に受け止めて、できるだけ自分自身を客観的に見つめましょう。

    仕事を辞めたいと思うときは、感情的になりやすいものです。そんな時は、一時的な感情に流されないで、冷静になるように心がけて下さい。

    • 同じ仕事を続ける決断をすること。
    • 退職を決断して新たな可能性に向かうこと。

    どちらが自分自身の将来にとって最良の選択なのか、徹底的に悩み、考え抜いてください。このこと自体が、あなたの将来にとって貴重な経験になるでしょう。

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