退職の切り出し方・伝え方のポイント3つ

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目次

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「退職したい」ということを伝えるときって、ちょっと気が引ける瞬間でもあり、退職したいことを切り出すときは勇気がいる瞬間ですよね。

今まで同じ職場で働いてきた仲間がいるからこそ言い出しずらかったり、会社の状況を知っているからこそ言いづらかったり、そもそも言えるような上司ではなかったり、事情は人それぞれだとは思います。

何かを終わりにする瞬間を自分から口に出すという行為は、退職に限らずに言い出しずらく「ちょっとの勇気」と「ちょっとしたコツ」があるんです。

今回は、退職の切り出し方や伝え方のポイントをご紹介したいと思います!

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①まずは仕事を辞める時期を考えよう

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「いつだれにどのようにどうやって」退職を伝えるべきか。

退職したいと思ったときに、まず最初に考えるべきことがこの冒頭の<いつ>伝えるかという部分になります。

伝える最初の段階から躓きたくはないですよね。

言い出す時期も考えるとは・・・と思ってしまいがちですが、とても重要なことなんですよ。

①-1.気持ちを整理する時間を持とう!

まずはじめに考えて頂きたいこと。それは「本当に辞めたいと思っているのか」ということです。

なので、辞めたいと思った瞬間、「辞めたい」という意思を伝えることは控えましょう。

まずはあなたの思った「辞めたい」という考えは本当に変わらないものですか?ちょっとした仕事のミスがあったり、気分が沈んでいるときであったり、感情に流されてのことではないでしょうか?

曖昧な気持ちでいるのであれば、もう少し考える時間を持つことが大切です。その間は人に相談したり、色々な情報収集をしてみたり、ゆっくりと自分と向き合って「本当に辞めたいのか」考えてみましょう。

辞めたいと感じてからの時間は辛く、苦しいものではありますが、どんな結果になろうと考える時間はとても大切なことです。

①-2.会社を辞める適切なタイミングなんてあるの?

もし辞めたいという意思が固まったのであれば、まずは辞めたいと切り出す時期を考えます。

退職を伝える時期は、法的には「2週間前」とされています。

しかし、どこの会社でも就業規則などで退職を申し出る時期が定められていると思います。

就業規則などで会社ごとに定められている時期は、多くの場合退職日の1ヶ月前や2カ月前となっている場合が多いのではないかと思いますが、はたしてこの時期に辞めると決めて間に合うのでしょうか。

もちろんこれに従うべきではありますが、考えてほしいことがあります。

それは、「その時期に伝えること、辞めることが本当に適切かどうか」ということです。

たとえば、同じ時期に退職する人が重なってはいませんか?特に年度末の3月や、8月などは退職者も集中する時期になる場合があります。

また、妊娠や出産のために退職や休暇が事前に決められている人もいるかもしれません。

同じタイミングで自分も同時期に辞めた場合、周りの迷惑や負担が倍増しすぎてしまわないかをまず考えてみましょう。

もちろん、ボーナスを受け取ってから辞めたいや、転職が決まり入社日をずらすことができないなどあるとは思いますが、配慮を忘れてはダメです。

そして、退職したい日付から逆算して自分の担当していた業務の引き継ぎは間に合う時期かどうかを考えましょう。

引き継ぎは退職する上でしっかり行うべきことです。

自分のペースで引き継ぐのではなく、相手の理解度など状況も考慮しなくてはなりません。

早く引き継げばいいという問題ではなく、じっくりゆっくりであっても、完璧に終わらせなければいけないんです。

このこと考えた上で、退職したい時期を考えます。

他にも、自分の業務が会社内のみならず、外部にも影響している方もいますよね。お客様や取引先にも退職する旨は伝える必要が出てくるでしょう。

自分の退職1つで会社全体の信頼関係に繋がる場合も十分にあり得ます。

社外の人との信頼関係を崩さず、良い関係を築いたまま辞めるにはどの時期がふさわしいか、よく考えましょう。

最後に、有給休暇の消化をする予定はありませんか?退職日に合わせて残った有給休暇を消化する場合は、その分も考えて退職を伝えるようにします。

退職時期はもちろん、就業規則で決められているのであれば、その時期に従って退職を申し出ることは決して間違ったことではありません。

しかし、辞めたいと思っている自分の都合はさておき、会社では辞める人のための人材確保や様々な事務手続きなど、会社側が辞める人のためにしなくてはいけないことは思いの他多いのです。

なので時期を考える際には、合わせて会社側の都合も考慮するべきなのです。

ただ、退職をするときにはお互い気持よく別れたいものです。円満に辞めるためには時期もじっくり検討すべきことですよ。

②「辞めたい」と伝えるときの控えたい伝え方

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辞めたいという意思を一方的に伝えるだけでは、社会では成り立たない場合があります。では、控えたい伝え方ってどんなことでしょうか?

そこで、ルール違反になる退職の切り出し方を紹介します。

②-1.いきなり「辞めます!」はありえない

ドラマで見かけたことがあるようなシーンで、退職願を上司のデスクにバーンと叩きつけて「今日限りで辞めます!」という勢いのある辞め方。

これはまずあり得ないことです。①の項目でも伝えたように、時期や相手側の事情を全て無視した完全にルール違反の退職方法で、社会人としてしてはいけないことです。

まして、就業規則など完全無視な辞め方になってしまいますよね。

これと併せて、いきなり「辞めます!」と話しを切り出すことも控えましょうね。実際切り出すときのコツは次の3の項目でご紹介します。

これは勢い余っての行動かもしれませんが、相手側にも話を聞く準備というものがまずは必要です。まして、「辞める」とは思っていなかったら、非常にびっくりすることですよね。

退職したいという話をするなら、まずは退職したいという話を聞く相手や、辞める会社を思う気持ちが大切ではないでしょうか。

②-2.人事などに「辞めます!」と言えば手っ取り早い?

退職したいという旨を伝えるなら、人事部などに「辞める」と伝えることが1番手っ取り早くていいように思いますよね。

私が退職するときに「失敗したなー」と今でも悔んでいることが、まず先に人事に「辞めたい」と伝えてしまったことです。

なぜ、この行動がいけなかったのでしょうか?

まずはじめに、退職を伝えるべき相手は人事ではなく「直属の上司」です。ここを飛び越えて人事に退職したいと伝えることは控えるべきことなのです。

なんでこの行為がだめなのかというと、自分は直属の上司の管理下にいますよね。直属の上司に話すことなく上に辞めたいという話を持ちかけると、直属の上司の立場が怪しまれます。

部下のコントロールも出来ないような上司という立場で見られてしまう場合もあり、社内での上司のポジションを傷つけてしまうことにもなりかねません。

私の場合は小さい会社での出来事で、直属の上司と同じくらい、人事部の上司とも関わりがあったので、それほど大きな問題にもなりませんでしたが、それでもやっぱり「順番が違うんじゃないか?」という意見は出てしまいました。

当たり前で単純なことかもしれませんが、会社の大きさや勤務状況に関わらず十分注意したいポイントです!

②-3.退職は言いふらすものではない

退職が正式なものとなるまでは、わざわざ周りに「辞める」という話を言うべきではありません。

退職が決まったわけでもないのに周りに言う行為は、不用なトラブルのきっかけにもなってしまう場合があります。

不用なトラブルは社内のみならず、社外との繋がりでもトラブルや混乱に繋がってしまうことすらあるかもしれません。

退職したいと思っている段階での相談も、社内の人間にする場合には出来るだけ慎重に注意したいことでもあります。

③「退職したい」。いざ伝えるときのコツは?

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退職を伝える時期を考え、伝えるときに注意したいポイントが頭に入ったら、いざ上司に退職したい旨を伝えるもっとも緊張する瞬間です。

ちょっとしたコツと、伝える場面を想像すれば怖いものなし?!円満退職するための伝え方を紹介します。

③-1.ポイントはあくまでも「相談」?

言い出すまでが本当に緊張するのだと思いますが、意外と話を始めてしまえばすんなりといくもの。

まず初めの段階って、上司がどのようなリアクションが帰ってくるのかわからないからこそ怖いし緊張するんですよね。

「折り入ってご相談したいことが・・・」と深刻そうな表情も作ることがポイントです。これだけで上司なら状況を察してくれることでしょう。

部屋など移動してくれたり、上司から配慮してくれたり、そうでなければ自分が話を進めやすい場所まで移動することも頭に入れておきます。

出来るだけ周りに話が聞かれてしまわないように、場所選びや、上司に切り出すタイミングにも注意してくださいね。

そしてあくまでも、「辞める」といきなり切り出すよりも、辞めたいと思っていることを相談する呈でまずは話を切り出しましょう。

③-2.引きとめられやすい理由がある?

辞めたい理由には色々ありますが、はっきりと自分が思っている辞めたい理由を正直に言ってしまうことは控えたほうがいい場合もありますよね。

それならば、少し脚色しよう!と考えても、自分で本当に思っていることでなければ嘘だとばれてしまうことだってあります。

辞めたい理由を伝えることはぜひ慎重にしてもらいたいですが、実は引きとめられやすい内容があるってご存知でしたか?

たとえば、職場の人間関係が苦痛ということから仕事を辞めたいと思った→それならば、人事移動をさせられたり、辞めること以外にも改善する方法はあります。

結婚や妊娠・出産が理由な場合→これは状況も人それぞれでありますが、育児休暇の取得率が高い会社ですとなかなか辞める理由として決定打が足りないように感じます。結婚しても仕事は続けられますよね。

取りたい資格や勉強したいことがあるという理由から辞めたい→仕事を続けながらでも出来るのでは?と思ってしまわれるかもしれません。勤務時間などで配慮してくれる場合があるかもしれないです。

会社の待遇に不満がある場合→不満があるならまず辞める前に相談することで改善出来たかもしれないし、これをきっかけに改善するかもしれませんよね。

それに、不満があるその待遇は自分の仕事の出来などが影響していた、と気づかされる場面になるかもしれません。

このように辞めたい理由として嘘をつくのではなく、引きとめられやすい内容が本当にあなたの辞めたい理由になるのであれば、辞めるという話をしたときに相手をうまく丸めこむ手段も考えるべきです。

相手が思うことを先読みすることや、臨機応変に状況を理解することが大切なポイントになってきます。どうか慎重に話を考えていってください。

③-3.どのような内容で話を進めるべき?

引きとめられやすい理由があるのだから、辞める理由として比較的理解されやすい内容ももちろんあります。

それは「今の会社では絶対達成することが出来ない夢や目標、将来のビジョンがあり、それが明確だ」という理由です。

今の会社で勤務している以上、その夢や目標が達成できないのであれば仕方のないことですよね。そして、そのような夢や目標があることを的確に伝えられるように道筋を立てて話をするように心がけます。

退職したいという話を進めるべきコツは、このように「別の道に進むことでしか、夢を実現出来ないという事実」を織り交ぜながら話すことがポイントです。

決して会社への不満や、気に入らない点などを口にしないことが重要です。考えはしっかり持ちつつも、物腰やわらかく話を進めていきましょう。

まとめ

いかがでしたか?

「退職したい」と伝えることは、簡単そうに思いますが、実はとっても奥が深いことで注意したいポイントも沢山あります。

円満退職をするために、「退職したい」と伝えることは退職への第一歩であって、慎重に行わなければいけません。

何かを終わりにするときは、お互いがとてもデリケートになっていて様々な感情に敏感になる瞬間です。

自分の都合だけを考えずに、会社側や上司の都合や状況もぜひじっくり考えた上で、退職したい旨を伝えるようにしてください。

それが何よりも円満退職をするために重要なことになってくるでしょう。

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