会社を上手に辞める方法6つ 

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退職を決断するまでには、沢山悩んだ事でしょう。

次の就職先が決まっていても、決まっていなくても、
あなたの将来を考え、前向きに決断した事に変わりありません。

新しい道に進む事を決めたのだから、早くそちらへ向かいたい。
転職先が決まっているのなら、早くそこで働きたい。

退職を決断したら、誰でもそう思うものです。

しかし、次のステップに進む上で、今の会社を円満に退職する事は欠かせない事です。

円満に退職するためのステップは、会社にとっても有益であり、
自分自身の将来にとっても必ず役立つ貴重な経験になります。

また、退職を悩む理由の一つに、どうやって今の会社を辞めたら良いのか、わからない場合があります。そんな時には、会社を上手に辞める方法をしっかりと確認する事で、決断の一助になるでしょう。

そこで、会社を上手に辞める方法6つについて、まとめました。

①退職の意思はできるだけ早く伝える

退職を決断したのは、自分自身の将来を考えた結果です。
決断するまでには、あなたの将来や退職後のプランをいろいろと考えたと思います。

では、次にあなたに退職される会社や職場の事を考えてみましょう。

あなたには、今の会社や職場での役割があります。

たとえ自分自身では大したことは無いと思っていても、
あなたが退職する事で、誰かがその仕事を補う必要があります。

会社の規模や組織が小さければ小さいほど、その影響は大きくなります。

あなたの代わりの人を採用する場合、求人~面接~決定にはある程度の時間がかかります。
そして採用後も、仕事を覚えて活躍するまでに時間がかかります。

場合によっては、新人が仕事を覚えるまで、職場全体の役割分担を変更する必要もあるでしょう。また、新しい人を採用しない場合でも、他の人にあなたの仕事を引き継ぐためには、ある程度の時間が必要になります。

あなたが退職したあと、あなたの職場で今まで通りの仕事ができるようになるには、それなりの時間がかかります。

つまり、会社にもあなたが退職するまでの、準備期間が必要なのです。

一人でも急に退職されると、職場が混乱し、沢山の人に迷惑がかかります。

例えあなたがその会社で成果を残していても、人間関係が上手くいっていても、
現場が混乱する事で、あなたに対する目も厳しくなるでしょう。

できるだけ早く退職の意思を伝える事で、会社は早く準備ができます。
それが結果的に、あなたを快く送り出せる事に繋がるのです。

また、会社の就業規程には退職の通知期限が決められている場合があります。
最低限、その期限を守らなければなりません。

退職を考え始めたら、まずは会社のルールを確認しておきましょう。

②まず上司に報告する

会社を上手に辞めるためには、最初の意思表示が大切です。

退職の意思を伝えるのは、とても緊張する事ですし、もしも引き止められたらどう切り返すべきか、など、何かと不安になるものです。しかし、そこから逃げてはいけません。

会社を上手に辞めるためのステップは、ここからスタートするのです。
ここ躓いたら、会社を上手に辞める事は難しくなるでしょう。

退職の意思表示は、まず上司に報告するところからです。

あなたの上司には、部下であるあなたの退職を決裁、またはその上司へ報告する責任があります。あなたの退職について、あなたから直接聞く前に、周りから伝わったときの上司の気持ちを考えてみましょう。

あなたに対する信頼感や好感度は失われ、大きな失望と、寂しさを味わうでしょう。

会社を上手に辞めるためには、上司の理解と協力が欠かせません。

まず上司に、退職の理由や自分の考え、退職を決断するまでの状況をできるだけ理解してもらえるように、丁寧に報告しましょう。

たとえ、退職の理由が上司に対する不満であったり、上司とうまが合わない場合でも、抑えなければなりません。会社を上手く辞めるためには必要な事だと、自分に言い聞かせましょう。

また、上司への報告は、直接、口頭で行います。

忙しい時間帯は避け、じっくりと話ができるタイミングで報告しましょう。
いくら言い難い、都合が合わないなどの事情があっても、メールや電話で行ってはいけません。

大切な報告こそ、正々堂々と向き合う姿勢が大切です。

上司に報告後、職場に伝える事になりますが、あなたの後任や、仕事の引継ぎに関する事が決まっていない段階で伝えると、職場に不安や動揺を与える事になります。

特に退職のニュースは、職場内に早く広がるものです。
職場に伝えるタイミングも、上司に相談すると良いでしょう。

③退職日の決定と退職願の提出 会社の都合と自分の都合

上司に退職の意思を伝えたら、次に具体的な退職日を決めます。
これも、上司と相談する事になります。

退職日を決めるためには、まず、現在進行中の仕事の状況や、繁忙期、会社や組織に影響する予定、行事など、会社の都合を確認します。

それに対し、すでに転職先が決まっている場合は、その入社日、それ以外でも、退職後に予定している自分の都合があります。

この会社の都合と自分の都合を調整し、退職日を決定します。

しかし、会社の都合と自分の都合の折り合いがつかなかった場合は、
最終的には自分の都合を優先させましょう。

これは、会社の都合を優先させた場合、退職日が大幅に遅れるなど、退職後の予定が狂ってしまう、それにより退職の目的に影響する場合があるからです。

場合によっては、上司や会社が、退職日を曖昧にして引き止める、
時間をかけて心変わりを期待することもありえます。

退職は自分自身の将来のために決断した事です。
流されそうになった時には、強い意志を見せる事も必要です。

退職日が決まったら、退職願を提出します。
退職願は会社に対する正式な退職の意思表示です。

退職願が受理される事で、ようやく退職が会社に認められる事になります。

退職願は、会社に所定の書式がある場合は、それを使用します。
所定の書式が無い場合は、白無地の便箋に直筆で書きます。

形式的な文書ですので、一般的な内容で良いです。

退職願に記入する退職理由は、「一身上の都合」が良いでしょう。

上司や職場に不満がある、心情的に面白くない場合は、何か言ってやろうという気持ちになるものです。それを表明した場合、あなたの上司は対応に苦慮し、あなたの退職に対して、必ず禍根を残す事になります。

何より、会社を上手く辞める事を最優先に考えましょう。

退職願は、退職の報告と同様に、上司に直接手渡しします。ここから、あなたの退職に向けて、あなた自身とあなたの職場における具体的な準備が始まります

④仕事の引き継ぎは完璧を目指そう

会社を上手く辞める上で、もっとも大切なのは仕事の引き継ぎと言えます。
あなたが退職した後、誰かがあなたの仕事を引き継ぐ事になります。

上司や職場の人たちが、あなたの退職を知って、まず心配になるのが、
あなたが退職する事による仕事の混乱です。

後の人の事を考えない、いいかげんな姿勢では、いくらそれまで周囲と良好な関係を築いていても、あなたに対する評価は一気に下がります。

この「仕事の引き継ぎ」によって、会社を上手く辞める事ができるかが決まります。

仕事の引き継ぎ期間は、あなたも、仕事を引き継ぐ側も、通常業務を行いながら引き継ぐ為、慌ただしくなります。引き継ぎのスケジュールをしっかりと立てて、計画的に取り組みましょう。

あなたが現在進めている仕事、関わっている仕事は、可能な限り、退職までに終わらせます。
終わらない場合は、確実に引き継ぎ、仕事が上手くいくように最大限の配慮をします。

決して、途中になっている仕事を放置してはいけません。
もし引き継ぐ相手が決まっていない場合は、あなたが推薦しても良いでしょう。

仕事の手順については、その全てを後任に直接伝えきれない場合があります。
頭で解っていても、実際の仕事を経験しなければ、身につかない事もあります。

あなたが退職した後に、仕事の手順を確認したくなる事も多いはずです。

そのため、仕事の手順や注意事項は、マニュアルや手順書、メモなど、書面で残しておきます。その内容は、できるだけ詳しく、後の人が困らないように、引き継ぐ人の気持ちになって、心を込めて作成しましょう。

また、机や書庫、ロッカー、靴箱など、あなたが使用している場所はしっかりと整理整頓します。後任が入社した場合もすぐに使えるように、できるだけ清潔にします。

また、私物や不要なものを残さないように、しっかりと処分しましょう。

仕事の引き継ぎは、最終日まで漏れが無いか、しっかりと確認します。
人間は完璧に物事を行う事は不可能で、必ず、何かしら漏れがあります。

それだけに、仕事の引継ぎは完璧を目指すくらいが丁度良いのです。

⑤取引先への報告・挨拶は後の事を考えて

取引先にはあなたの会社のお客様と、仕入業者や下請け業者など、
あなたの会社がお客の立場になる先があります。

いずれにしても取引先への報告・挨拶をどのように行うかは、会社や職場の方針もあるため、まず上司に確認しましょう。

取引先への報告・挨拶の前に大切なのは、取引先と進行中の仕事を確認する事です。
あなたが退職する事で、仕事が滞る事のないよう、十分な注意が必要です。

取引先はあなた自身と取引をしているのではなく、あなたの会社と取引をしています。

あなたが退職する事で取引先に迷惑をかけてしまうと、あなたではなく、あなたの会社が信頼を失います。会社が信頼と失うと、あなたの上司や、その仕事を引き継いだ後任に多大な迷惑をかける事になります。

次に、取引先への報告・挨拶の場で気を付ける事として、
退職理由や退職後の予定をどう説明するかがあります。

取引先とのつきあいの深さ、担当者との親密さ、取引への影響などによりますので、これも事前に上司に相談しておきましょう。

また、取引先にあなたの後任を紹介する時には、引き継ぎがしっかり行われている事、後任がその仕事にふさわしい事を伝えます。

大切なのは、取引先に対して、あなたが退職しても仕事はスムーズに行われるという安心感を与えることです。

あなたが退職した後も、取引先やあなたの仕事を引き継いだ人たちが困らないように、思いやりの心を持って対応しましょう。

取引先への報告・挨拶で絶対にやってはいけない事があります。
それは、会社への不満や愚痴を言う事です。

ましてや、取引先に会社の機密情報や今後の取引に不安を与えるような情報を漏らすのは厳禁です。場合によっては、取引先の担当者が送別会を開いてくれる事もあるかもしれませんが、そんな時は気が緩んでしまうため、特に注意が必要です。

会社の悪口や愚痴を聞かされる側は、その場では楽しく話を聞いてくれるかもしれません。

しかし、心の中では、そんなあなたを軽蔑し、あなたという社員を雇ってしまった、あなたの会社を憐れむ気持ちになるものです。その事を忘れないようにしましょう。

⑥最終日までの過ごし方

退職が決まると、今の仕事に対して気持ちが入らなくなる人がいます。

どうせ辞めるからいいや。あとの人がやるからいいや。

そんな気持ちでは、仕事の引き継ぎはしっかり行えません。

それは、あなた自身よりも、あなたの上司や職場の人たちが最も心配する事でもあります。

だからこそ、退職を決めたら、今まで以上に仕事に集中し、
あなたの上司や職場の人たちを安心させなければなりません。

周囲の人たちは、今まで以上に、退職までのあなたの行動をよく見ています。
その姿勢が、その会社でのあなたの最終的な評価になります。

つまり、周囲があなたを快く送り出してくれるか否かは、
あなたの最終日までの過ごし方にかかっています。

最終日までには、仕事の引き継ぎや身の回りの整理整頓は終わっていると思います。
忘れがちなのは、退職時、退職後の手続き関係です。

退職後に再度会社に来なくても良いように、しっかりと総務に確認しておきましょう。

そして、最終日には、今までお世話になった上司や同僚、先輩、職場の人たちに感謝の気持ちを込めて挨拶しましょう。

まとめ

以上、会社を上手に辞める方法6つについて考えてきましたが、そのすべてに共通する事があります。それは、あなたは退職した後に残る、上司や職場の人たちの事を考えて、行動するという事です。

退職を決意して、上司に報告し、仕事を引き継ぎを行い、取引先に挨拶する、その全てにおいて、忘れてはいけません。

同じ会社で一緒に働くという事は、とても貴重な縁です。
誰でも一緒に働いた仲間が去るのは、さみしいものです。

それは、例えその会社で働いた期間が短くても同じです。

例え嫌な思い出が多くても、苦しい思いをした職場であっても、
何かしらお世話になった事があるはずです。

お世話になった人たちに対する、感謝の気持ちを忘れないこと。
そうすれば、会社を上手に辞める事ができるでしょう。

会社を上手に辞める事ができれば、その会社での経験は、必ずあなたの将来に役立つことでしょう。

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