フリーターの就活は何から始めればいいのでしょうか?

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一般的に、就職活動・応募の際は「志望動機(これから何がしたい・できるのか)」と、「職務経歴(今まで何をしてきた・何ができたのか)」この二点を整理することから始まります。

フリーターから就職活動を始める場合、アルバイト歴・年齢にもよりますが、大半はこの「職務経歴」で難航するのではないでしょうか。

また、人事担当者側も「どうして今までフリーターだったのか」「今までどのように過ごしてきたのだろうか」と、率直に疑問を持ちます。

面接でスムーズに回答し、先方に納得して頂けるよう、前もって準備しておきましょう。

①フリーターを続けてきた理由を明確にする

「身内の介護が必要なため、短時間のアルバイトで就業してきました」という方もいれば、「俳優を目指していたので、劇団での稽古に支障ない時間帯でアルバイトをしていました」という方もいらっしゃるでしょう。

本音のところで、「どの企業にも落ちて、アルバイトしかありませんでした」「最初の企業を3ヶ月で辞めてしまい、働くのが怖くなり単発のアルバイトしかできませんでした」というケースもあるかと思います。

まずは率直に、あなたがフリーターを続けてきた理由、正社員で就業してこなかった理由を書き出してみましょう。

そしてその中から、あなたの強みになる部分はないか、抜き出していきます。

例えば、「身内の介護のためアルバイト生活」であれば、「身内を介護する優しさ、責任感の強さ、短時間のアルバイトの中で身につけたこと、介護とアルバイトの両立で養ったバランス感覚・マルチタスク感覚」など、思いつく限りアピールポイントを書き出していきます。

もし、「働くのが怖くて単発のバイトしかしてこなかった」としても、アピールポイントは必ずあります。

挫折を味わった人間は強いものがありますし、また、その挫折から再び立ち上がり、もう一度チャレンジするということは、余程の想いがなければできることではありません。

「わたしは何もしてきませんでした」という人ほど、そこから自分を奮い立たせた正直な想いを大切にしてください。

自分のアピールポイントも見つけられない人に、自分に合った仕事が見つけられるでしょうか?あなたには、必ず、あなたにしかない強みがあります。培ってきたものがあります。一つでも多く、紙に書き出してください。

②これからどうしたい・何ができるかを明確にする

フリーターから正社員を目指すのか、最初は契約社員から下積みをするのか、どのような会社で働きたいのか、どのような仕事につきたいのか、引き続き祇に書き出していきます。

単純なことで構いません。食べることがすきだから食品メーカーに就職したいとか、パソコンが得意だから事務作業をしたいとか、できる・できないにこだわらず、やりたいことを自由に書きます。

アルバイトで経験したことのある業種・職種ならイメージしやすいかも知れません。全く未経験の業界であれば、今はネットで色々調べることができますから、並行して業界研究もいいですね。

やりたいことをどんどん膨らませていきます。「何故それがしたいか」理由も書き込んでいきましょう。

「アルバイトで経験して楽しかったから」「元々興味がある・得意な分野だから」「人の役に立つ仕事がしたいから」「その商品が好きだから」等、自分の言葉で書き出していきます。

ネットの面接マニュアルや志望動機の書籍は、大いに参考にしてください。

ただし、マニュアルだけでは必ず行き詰まります。自分自身から出た言葉だけが、説得力になるのです

もしあなたが、「やりたいことが見つからない」状態で、それを放置すれば、この先、少し不利になるでしょう。「やりたいかどうか分からないけど応募しました」という人を採用する企業は、あまりありません。

新卒~20代前半であれば、「やりたいことが見つからない」「やってみたら面白かった」「やってみたら面白くなかったので退職・転職した」というケースも、勿論有り得ます。

しかし労力もリスクも大きいですし、自分自身の中で、やりたいことをきちんと整理してから就職活動~応募に入られることをお勧めします。

本当にやりたい仕事が見つからない場合は、「絶対やりたくない仕事」の方が明確になりやすいと思いますから、そこから整理するのも一つです。

③「職務経歴(今まで何をしてきた・何ができたのか)」と、「志望動機(これから何がしたい・できるのか)」を繋ぐ

①と②で書き出したことを繋いでいきます。

「今まで何をしてきて、何ができたか、これからは何がしたくて、何ができるか」ここの話が繋がらないと、説得力は生まれません。

特に重要なのは、「過去に何ができたから、未来も何ができる」過去の実績がきちんと未来につながっていることです。

例えば、「身内の介護に携わっているうちに、介護技術を習得しました。この経験を活かして人の役に立てる仕事に就きたく、介護ヘルパーの資格を取得しました。日常的な介護業務は勿論のこと、お一人お一人に笑顔になって頂けるような、あたたかい介護を目指していきたいと存じます」

このように、過去にしてきたことを、現在・未来につなげていきます。

その業界の経験者でなくとも、過去の経験をアピールすることは可能です。全く違う分野に挑戦する場合も、必ず役立つ経験があるはずです。事務のアルバイトから営業に応募する場合でも、事務で培った計算能力は役立ちます。

常に数字/損益を意識した営業マンを目指すというのも、志望動機として面白いかも知れませんね。

しかしながら、「経験したことがないので、できるかどうか分かりませんが頑張ります」このような志望動機の場合、意欲は理解できますが、「できるかどうか分からない」で売り込むのは少々不親切です。

お店に行って、「美味しいか不味いか分かりませんが、頑張って作りました」さすがにこれは不親切ですよね。自信をもって自分をアピールできるよう、過去の実績を整理し、説得力をもって自分を売り込みましょう!

まとめ

以上、とても地道な作業ですが、この書き出し・棚卸作業ができている場合と、できていない場合で、結果はかなり変わってきます。

どんどん応募して、積極的に面接を受けることも大切ですが、その折角の機会を無駄にしないためにも、事前にこのような下準備をして挑んでみてください。

あなたが仕事を見つけ出す頃には、自分の強み、自分の実績、自分のがんばってきたこと、大切にしてきたことが明確になって、今よりももっと自分を好きになっている筈です。

仕事を探すことは、自分の生き方を探すことです。どうかこの就職活動が、あなたの人生の幸せな一歩となりますように!

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