自分の長所を見つける8つの方法

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学生が就職活動を始めるとき、また社会人が転職活動を始めるとき、応募先を決めた後に最初にすることは「自己分析」です。

自分の事を知り、自分の長所を相手先企業に伝えることで「うちの会社で活躍してくれる人材」と捉えてもらう事が目的です。

しかし、いざ「自分のいいところ」を考えようとすると、まったく思い当たるところがない、なんてことはありませんか?

実は「自分の長所」は誰でも必ず持っているものなのですが、自分では自覚がないことが多いのです。他人から「長所」に見えるところが自分では「そんなにいいところかなあ?」と感じてしまうのです。

では、自分の長所を見つける方法をご紹介しましょう!

①自分の得意な事を見つける

自分の長所で一番見つけやすいところは「自分の得意なこと」です。自分の過去、子どものころから振り返り、小学生の頃得意だった科目や得意な遊び、得意な作業などを書き出してみましょう。

さらに、それがなぜ得意だと感じるのかも考えてみましょう。

たとえば、小学生から大学生になるまで得意科目が体育だったとしましょう。

その理由は「身体を動かすのが好きだから」「ゲームを直感的に判断して進めていく事が得意だから」などが挙げられるでしょう。

具体的な例として「小学生のころからドッジボールでは最後まで自分の陣地でボールを避けながら残っていた」「中学生になってからも球技をやりたいと思い、バスケットボール部に所属した」のように、得意なことが連続的につながっていくところが感じられるでしょう。

ただ頭の中で考えるだけでなく、ノートなどの紙に書き出してみるといいですね。

自分な得意な事をキーワードで書きだしたものを丸で囲んだり、
矢印でつなげたりしながら考えてみると整理しやすいですよ。

②他人より上手くできることを見つける

「自分の得意なこと」がすぐに思いつかない人もいらっしゃいますよね。
そんな時は「他人より上手くできること」を探してみましょう。

これは自分ではなかなか気づきにくいので周囲の人に聞いてみるといいですね。

たとえば家族に「私に何を頼んだらやってもらえると思う?」と聞いてみましょう。

「○○は細かい作業が得意だから、細かいパーツを接着剤でくっつけるときはいつも頼んでいるよね」「○○は力があるから、ビールやジュースをケース買いしたときは、いつもついてきてもらって運んでもらってるよね」のような返事が返ってくるのではないでしょうか。

そこで「細かい作業が得意」、「力仕事が得意」のように他人からみた自分の得意な部分が見えてきます。ここをヒントに他にその得意なところを使って人の役に立てた事を思い出してみましょう。

どこの企業でも会社のために貢献してくれる人、お客様の事を真摯に考えられる人を求めています。

人の役に経った経験は実際仕事をしてもらったときにどのように行動するのかイメージすることがしやすいのです。

③他人から褒めてもらえるところを見つける

周囲の人に自分の事を聞いてみることで、
客観的に見ても長所だと感じられる部分が見えてきます。

応募書類を書くときや面接で話すときに、自分の事を知らない人が書類や会った印象で感じることに近いイメージをアドバイスしてもらえるのです。

そこで、これまでの経験で「他人からほめてもらえたこと」を思い出してみましょう。
出来るだけ具体的にエピソードとして思い出す事がポイントです。

可能であれば「ほめてくれた人」に、なぜその時にほめてくれたのかを聞いてみるといいですね。

たとえば「○○さんは以前お年寄りが道に迷って困ってた時に、じっくり話を聞いて行先までついって行ってあげてたよね」というエピソードがあったとして、その時に感じたことを聞いたら「だって私なら自分が急いでいたら声をかけずに無視していってしまうけど、ちゃんと教えてあげてたのがすごいなって思って」等、ほめたくなった点を教えてくださるはずです。

先に紹介した「他人より上手くできること」「他人からほめてもらえたこと」を知るために、
対話式ワークショップなどに参加してみるのも一つの方法です。

ワールドカフェなどの取り組みやすい手法でテーマに沿って対話し、
模造紙などに文字やイメージを可視化することによって自分の強みがより実感できます。

教えてもらった点を自分のアピールポイントとして話すと、
事実に基づいた話で相手もよりイメージしやすいでしょう。

⑤過去の経験で上手くいったことを見つける

相手先企業は「この人はどんな時に自分の力を発揮するのか」「突然の出来事が起こった時にどのように判断し、行動するのだろうか」ということが知りたいのです。

どのような仕事でも「人」を相手にする限り、思わぬところでミスが発生したり、クレームがついたりするものです。

もちろん上司に相談することも大事ですが、とっさの判断で出来る限り大事にならない配慮ができる能力も必要です。

自分のこれまでの経験で困難だったこと、それを乗り越えるのに自分がどのように考え、どのように行動したのかを思い出してみましょう。

そうすることで企業側が知りたい情報を伝えることになります。

「大学のサークルで他校と試合をすることになり、施設を借りていたのだけれど日時を間違っていて予定していた施設が使えなくなった」という困難な出来事に対して「そこで自分は同じ日時で使える施設を調べて連絡し、予算になるべく近い施設を見つけ、そこへ向かう交通手段も仲間と共に確保し、当日無事試合をすることが出来た」が行動と結果になります。

学生が就職活動をする際には、仕事をした経験がないので、部活やサークル、ボランティア活動、学業などで自分が達成感を感じたエピソードを掘り起こしてみましょう。

NGなのはアルバイトの経験。アルバイトの経験が企業にあまり良い評価を受けないのは、「上からの指示で動く人」という印象を与えるからです。

たとえば飲食店でお客様からクレームをいただいた時に対応した事をアピールしようと考えたとしても、勤務先にお客様対応マニュアルが存在していたり、最終的に店長や責任者の方がお客様の対応を引き受けていたりするので、自分が主体的に企画し、自分が責任をもって取り組んだことからは離れてしまう感じが否めません。

それでもアルバイト経験をアピール材料として伝えたい場合は、
周囲の人に聞いてもらってどう伝わるかアドバイスを受けるといいでしょう。

⑤自分の短所の反対を考えてみる

自分の長所がなかなか思いつかない人は、自分の短所を考えてみましょう。

自分のいいところは「当たり前に出来る事」が多く、普段あまり意識していないので他人から伝えられてもしっくりこないことが多く、逆に短所は「自分の嫌なところ」なので、短所が出てしまうと「またやってしまった」「次からは気をつけよう」など失敗経験としてその時の感情と共に記憶に残っている事が多いのです。

たとえば「せっかち」という短所があったとしたら、「相手の話をよく聞かないで行動したら、相手のやってほしい事と違った事をしてしまった」ということがあります。

この失敗経験から「次は相手の話をじっくり聞こう」とか「相手の話から自分で勝手に先走りして行動しないように心がけよう」などと改善する方法も考えているものです。

応募書類や面接で応募先企業に伝える時は、短所とその改善案をいっしょに伝えましょう。

自分の欠点を意識していること、その欠点を改善しようと心がけていることで、
人としての成長が望めるのではないかと期待されるものです。

⑥周囲の人に頑張ってる様子を聞いてみる

もしも自分が今取り組んでいる事があれば、なぜやろうと思ったのか、それをやることによってどのような事が実現できるのか、そのために取り組んでいる事を細かく具体的に説明できると「熱意」が伝わります。

さらに、その取り組みに協力者がいれば、なぜ協力しようと思ったのか、
一緒に行動することで何を得たいのかを聞いてみましょう。

自分が頑張っていることは主観で考えてみることと、周囲の人がどのように見えているのかを知ることで、目的や方向性がしっかりと見えてきます。

「他人からほめてもらえるところを見つけよう」で紹介したことにもつながりますが、こちらでは自分が自信をもっていることと、他人から評価されているところが一致している様を伝えるのに最適です。

自分の主張と周囲の評価が一致することは信頼を築く上でとても重要な部分となります。

会社で働き始めたらどのように能力を発揮してくれるのかがよりリアルに伝えることが出来るでしょう。

⑦価値観キーワードからいいものを見つける

自分の経験から自分の長所や強みを見つけることが難しいと感じたら、
自己分析ツールを活用してみてもいいかもしれませんね。

最近ではインターネット上でも無料から有料のものまで様々なツールが利用できます。
書籍でもいろいろなワークシートが販売されています。

これらを利用する際に気をつけていただきたいことは「時間をかけない、直感的に答える」こと。

時間をかけて答えたものは自分をよく見せようと意識したり、
自分の欠点をスルーしてしまったりと正しい結果が得られないことになります。

有料ツールは短時間(5秒~10秒)で回答するものが多く、
より正確な結果を得る事が出来ます。

たとえば「価値観の類型表」というチェックシートがあります。

縦軸と横軸にいろいろな価値観を表すキーワードが羅列してあります。
「社会性」「利益」「受容」「自律」「リスク」「知性」「家族愛」等です。

それに当てはまるものにチェックをいれて点数に表し、合計欄に上位から記入していきます。
14の類型表から点数の高いものが自分の価値観に近いものとなります。

たとえば「リーダーシップ型」の数値が高い人は「人を束ねて動かす事が好き」「親分肌で面倒見がいい」などを大切にし、自分が何かをする時に先頭に立って周囲を引っ張っていくことにより周囲から信頼を受け、より責任をもって行動することができるのです。

価値観を明確にすることにより、行動の強みが見えてきますよ。

⑧エニアグラム診断をやってみる

直接自分の長所や強みとしてではなく、
自分の特性として結果が出る「エニアグラム診断」をやってみましょう。

エニアグラムとは個人の特性を9つのタイプに分類し、
すべての人は9つのどれかに当てはまるといわれています。

自分の心や気持ちがどう動くのか、考え方や言動、行動の特性を知ることで、自分がどのような立場に置かれたら、どのように考え、どのように行動したら問題解決できるのかという手掛かりになります。

エニアグラムの9つのタイプは円形に配置されていて、
自分のタイプと他のタイプからいろいろと学ぶことが出来ます。

自分いない要素なので人とのコミュニケーションを取るうえで、
気をつけておきたいことを知ることができます。

自分の得意なこと、他人にほめてもらえることを伝える際に、自分のことを理解しにくいと考えられるエニアグラムの対面に位置するタイプの特性を考え、その際にどのようにコミュニケーションを取り、どのように自分の事を理解してもらうのかを伝えることにより、問題解決能力やプレゼンテーション能力を伝えることができます。

まとめ

自分の長所を見つける事ができたら、次はそれをうまく伝える事がポイントです。

これまで長所を意識することがなかった人も、ここでご紹介した様々な手法で自分の良い点や強みを実感することができたのではないでしょうか。

自分で長所を受け入れる事ができれば、相手に伝える時に自信が持てたり、
リラックスして伝える事ができます。

自然体で伝えられた長所は周囲の方もリアリティをもって受け入れてくれるでしょう。

就職活動における面接で話す際には、面接官とアイコンタクトを取る、はっきりと活舌よく話す、姿勢を正してまっすぐ前を向いて話などを心がけると、印象もよくなり、自信をもって話している事が伝わります。

面接の事を考えるとどうしても緊張して自分らしく話す事が難しいのですが、
練習しておけば多少詰まりながら話しても相手に自分のことが伝わります。

自分の長所を周囲に知ってもらうことで人脈も広がり、活躍の場が生まれることもあります。

ぜひ自分自身を振り返り、自分の良さを再認識していきましょう。

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