エントリーシートで聞かれる項目の一つに多くあるのが「未来の自分」ですよね。エントリーシートはただでさえ納得がいく内容で書き上げるのは難しいですよね。

一生懸命自分のことについて書きたくてもうまくまとまらず、結局伝わらない内容になってしまうこともあります。

その上未来の自分について考えて書かなければなりません。未来の自分だなんてなんて書けばいいのかわからないですよね。

私もエントリーシートで未来の自分について聞かれたときは本当に大変でした。

まさか未来について聞かれるなんて思っても見なかったのであまり考えておらず全然書けなかったという経験もあります。

なのであなたのお気持ちもよくわかります。

そこで今回はエントリーシートで未来の自分について聞かれた際、どのようにシートに書けばいいのか、私の経験談も元にして大きく三つに分けてポイントをお教えいたします。

①企業の今後のビジョンに合うような内容を意識する

未来の自分を考えるとき、まず大切なのがあなたが考える未来と就職したい企業の未来の方向性が一緒でなければならないということです。

例えば、あなたが海外に進出したいという未来を考えているのに、あなたが就職したい企業が海外に企業を持っていないなど海外志向でなければなんの説得力もありませんし、面接官もなぜあなたがこの企業にエントリーしたのか疑問を感じてしまいます。

なので、あなたが思い描く未来がその就職先の未来と同じベクトルになっているかどうかをESに書く前に確認しましょう。

よくここで全く異なるベクトルで未来の自分を描く就活生が多いです。

企業についてもしっかりと調べてあなたと企業のベクトルが違わないかを確認しましょう。

②仕事上での未来についてを考える

社会人になったら色々なことが待ち受けています。

仕事だけではなく結婚や出産、家のローンなどなど、未来について考える項目はたくさんありますよね。

しかしここではあくまでも仕事での未来についてを考えましょう。

例えば将来はリーダーになって会社を引っ張りたいでもいいですし、新しい事業を立ち上げたいでもいいでしょう。起業でも構いません。

幸せな結婚をしたい、お金を増やしたいなどという私欲的な未来を考えてそれをシートに記載しても面接官の心に響きません。

エントリーシートでの未来の自分を書くということを念頭に置いておいて、仕事の上であなたがどのような未来を描いていきたいかをしっかりと考えましょう。

③思い描く未来に向かってあなたがしていく努力を示す

未来の自分についてこうなりたいということがはっきりとしてきたら、その未来の自分になるためにあなたがどう努力をしていくかも忘れずに考えてエントリーシートに記入しましょう。

ただ未来についての自分を思い描いて理想論だけで書いては面接官にも響きませんし、実行力のない人間だと思われてしまいます。

そう思われないようにも、未来を実現させるためにはどうしていくのか具体的にあなたの計画を考えて、それをエントリーシートにも記載して必ず実行させるという心持ちをアピールしましょう。

例えば３年後までにこうなるように努力をする、5年後にはこうする、など時系列を立てて考えていくと考えやすくまとまりやすいと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

エントリーシートで未来の自分について書く際のポイントを三つお伝えいたしました。

未来の自分をうまく伝えるのにはなかなか大変ですし、しっかりと考えなければなりません。

ですが、ポイントをしっかりとおさえつつ書く前に納得がいくまで考え抜けば思ったよりも簡単に書くことができます。

ぜひマイナスに捉えずに、この項目がでてきたら挑戦するつもりで頑張りましょう。