自己PRと長所の違いと効果的なアピール方法

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就職活動を行っている方から尋ねられる質問で非常に多いものが、自己PRと長所の関するものです。

ですが、自己PRと長所の違いって今いちよく分からなくないでしょうか?疑問に感じている方が多いだけでなく、それぞれの違いを曖昧にしたままに活動されている方も大勢いるのではないでしょうか?

実際に、同じ面接内で、自己PRと長所をそれぞれ尋ねられるケースはあるので、それぞれの違いについてはキチンと意識していく必要があります。

加えて、それぞれの違いを明確に意識することで、より的を得た自己PRを語ることができるというもの。
この記事を通して、2つの違いについて学んでいただければ、と思います。

①その企業でどの様に活用できるか?という視点が必要

長所とは、自分が認識している自分自身の強みであり、他の人よりも優れている点です。それに対して、自己PRは志望先の企業にとって、役に立つ・貢献できる自分の能力やスキルを具体的にアピールするということ。

単純に長所を述べる述べるのではなく、もっと深く掘り下げ、相手にとって売りにつながる視点で自らを語ることで、自分が優れていると思われる点をアピールする必要があります。

結論として、長所が「相手にとってプラスになろうがなるまいが関係なく自分の中で優れている点」である点に対し、自己PRとは相手(=企業)の目線に立った上で、企業にとってプラスとなる点を挙げるものなのです。

【例】長所: 「行動力がある」⇒自己PR:「心に浮かんだことはすぐに実行する性格なので、営業職として現場で拾ったアイディアを商品改善案として形にすることで会社の売上アップに繋げていきたい」

②その強みを活かした過去の体験談が必要

自己PRとは、志望先の企業にとって貢献できる自分の能力やスキルを具体的にアピールするものなのです。そして、自己PRに説得力を持たせる為に必要なのが、過去の体験談。

なので、自分自身に長所に加えて、その強みを活かした過去の体験を盛り込むのです。

就活生であれば、どのような実績を学生時代に残したのか、転職者であれば、どのような実績を会社に与えたのかが明確にわかるエピソードと共に、話を展開していくようにしましょう。

尚、実際の面接では、自己PRを裏付ける為のエピソードを2つ以上質問されるケースもあります。そのため、1つのPRに対して、いくつかのエピソードを用意していくと良いでしょう。

「アルバイトとして個人塾の講師を始めたが、最初に担当した教え子に3ヶ月で辞められてしまった。この様な苦い経験により、生徒向けのアンケートを作成して生徒目線での改善要望を募ったり、学校主催のプレゼン教室に通い、教える為のスキルを磨いた。この様にして具体的な行動を起こしたことで、最終的には生徒の進学率が塾内講師中No.1となった。」

③長所を持つに至ったバックボーンを書く

自己PRには、自分自身の長所や過去の体験談の他に、その強みを持つに至ったバックボーンを書くこともオススメです。

なぜならば、そういった背景知識を披露することで、面接官に対してあなたの”人柄”が伝わるからです。面接中のコミュニケーション円滑化にも繋がるでしょう。

1つつけ足すとすれば、バックボーンに関しては、①の自分の強みや、②の過去の体験談と比較した際の重要度は落ちます。エントリーシートに記入欄や、面接中の面接官の様子を見ながら、つけ足していくか否かを判断頂ければと思います。

「6人兄弟の上、幼い頃に両親が離婚しており片親だった。この様な家庭環境から、自分で動き出さなければ何も起こらないといったことを肌身を通して感じている。」

④受ける企業に合わせて変えていくことが必要

先ほど、「自己PRには、その企業でどの様に活用できるか?という視点が必要」という点を説明いたしました。すなわち、受ける業界や企業、職種によって、強みとなる部分はそのままに、自己PRを変えていく必要があります。

あなたが受ける企業の目線に立った上で、各々の企業にメリットのある自己PRを作成していきましょう。もちろん、自分自身の強みを説明する前に、志望職種の詳細な仕事内容を理解しておくことは必須。

自分が受ける企業において、どのようなスキルなら活かせそうか、どんな能力を備えれば業務をスムーズに遂行できるのか、どんな長所を持った人が社内で活躍しているのか等々、相手に対する理解を深める必要があるのです。

自己を分析するばかりで、相手企業が求めることを理解しないと、アピールするべきことがズレてしまう危険性があります。自分の強みを主張することに加えて、相手のことにも興味を持つことが大切です。

是非、企業研究や業界研究、職種理解にも力を入れて取り組んでほしいと思います。

自己PR(ベンチャー向け):「ベンチャー企業である御社では、現在、業界に切り込む商品開発に力を入れており、社内での改善要望を常に募集していると聞いております。心に浮かんだことはすぐに実行する性格なので、営業職として現場で拾ったアイディアを商品改善案として形にすることで会社の売上アップに繋げていきたい」

自己PR(大企業向け): 「業界1位の最大手である御社においては、手掛けている商品が多岐に渡ることから、ジョブローテーションを積極的に行い、広い分野に精通するゼネラリストの育成に力を入れていると聞いております。フットワークの軽さには自信があり、社内公募の研修制度や他部門との交流イベント等の活用により、様々な分野に通用する様な知識を身につけていく考えです。」

⑤自志望動機と連動させていくことが必要

ここまで、単なる長所と比較することで自己PRを深掘りする方法を記載いたしました。けれども、就職活動において1番大切な項目は、志望動機です。

面接官が1番関心がある点は、あなたがなぜその会社を選んだのかという1点なのです。

そして、自己PRは、その志望動機とリンクしていることが大切です。自己PRと志望動機に関連性を持たせることで、就職活動におけるあなたという個性が相手に伝わるのです。

志望動機:「大学時代にマーケティング関連のゼミを通して、市場のニーズに合うような物作りに関わることへ面白みを感じた。積極的に新しい分野の商品を開発する御社において、営業職として勤務することを志望いたします。」

自己PR:「心に浮かんだことはすぐに実行する性格なので、営業職として現場で拾ったアイディアを商品改善案として形にすることで会社の売上アップに繋げていきたい」

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回の記事では、単なる長所との違いを明確にしていきながら、自己PRを更に深掘りする方法をご紹介いたしました。今回ご紹介した5つのコツを盛り込むことで、あなたの自己PRは見違える様に説得力を増すことでしょう。

ぜひともご活用頂ければ、と思います。

 

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