大学のおすすめ文系学部の選び方3つ

【PR】

6817aa2aaae4b0b77cd4b3fdac069e5a_s

学部選び。興味・関心のあるものから選択をするというのが世間一般的でしょう。

私自身もそうでした。

当時、高校生の私にとって興味・関心のあるものは、英語そして国際文化。ゆえに私は迷わず、英語や国際文化の学べる文学部を受験し進学したのです。

しかし就活生となった大学三年の秋、私はそれが失敗であったことに気付きました。

ただただ現在興味・関心のあるものより学部選択するという行為は実は間違いだったのです。

後悔しない学部選択の方法とは、そうではなかったのです。

そこで今回は、文系学生必見。大学のおすすめ文系学部の選び方についてお話したいと思います。

①将来、事務系の職種に就くのであれば商学部がおすすめ

そもそも大学進学をする目的は、本当に、興味・関心のある分野についての勉強をするためでしょうか?

きっと大学進学をする本当の目的は、将来の就職のためと考えている人が多いのでは?

事実、多くの企業が入社資格のなかで四年制大学卒業をうたっており、就職するためには大学進学はもはや必須という状況です。

しかも、企業の採用試験では必ずと言っていいほど、学生時代に学んだものや卒論・研究テーマについて尋ねられます。

つまり、高校三年生の時に自身が選択した学部と将来の就職先というものは、後々切っても切れない関係になってくると言っても過言ではないのです。

なぜその大学・学部を選択したのか。そこで何を学んだのか。そしてそれを企業や社会でどのように活かすのか。

就活中、採用試験ではこのような質問が飛び交うため、ただただ将来のことも考えずに興味・関心があるという理由だけで学部選びをするのは危険なのです。

しかしそうは言っても、まだまだ具体的にどのような職種・業界に就職するなんて考えていないなんて人も多いでしょう。

営業職や事務職希望というざっくりとした希望しかないなんて人が大半なのでは?

そのような場合、おすすめなのが商学部です。

と言いますのも、商学部ではモノの流通、カネの流れといった所謂企業間におけるビジネスの仕組みを学ぶことができるからです。

業界や取り扱い商品が如何なるものであっても、ビジネスの仕組みはどこも同じ。

ゆえに、業職や事務職希望であれば、商学部で学んだことは様々なものに応用できますし、就活での何を学んできたのかというアピールも容易にできるのです。

私は文学部卒で商社の営業職となりましたが、経験上、就活も、そして入社後のビジネスのイロハ習得にも、相当苦労しました。

だからこそ商学部は非常におすすめなのです。

②将来、経営者希望があるのであれば経営学部がおすすめ

経営者希望と聞くと、真っ先に“起業”というワードが思い浮かぶでしょう。

しかしながら、企業をしなくても経営者になることは可能です。

例えば会社の役員。会社の運営や経営を担う人ですよね?

また企業が新たに子会社や合弁会社を設立するとなると、必ずそこには経営側の人間として人を出向させます。これもまたある種の経営者になることと言えるのです。

ゆえに、将来、モノやカネだけでなくヒトや会社全体を動かしたいなんて願望のある人には、経営学部はぴったりなのです。

私の元上司は、27歳で海外の子会社に出向し、そこでその会社の役員つまり経営側の人間になりました。

そして会社運営として計数管理は勿論、社員100人以上に対する教育・指示・評価・管理等を行っていったのでした。

自身で起業はしてはいなくても、元上司はそのポストに就いた以上、若き頃より経営者としての手腕を求められたのです。

海外進出といった企業のネットワーク拡大が広がるなか、社員には、若手より経営者視点が求められたり、経営者として活躍できる場が増えたりしているのです。

起業でなくても、経営そのものに興味があるのであれば、是非経営学部への入学を視野に入れてみましょう。

商学部同様、業界や取り扱い商品関わらず、ベース部分を学ぶことができますよ?

③学部選びに迷ってしまったら、特殊分野以外を選択すればOK

文系の人の多くは将来、営業職や事務系職種に就くのが実態です。

そのためこれまで商学部や経営学部をおすすめの学部として挙げてきましたが、それでも学部選択に迷う人は多いことでしょう。

例えば、今現在商学部や経済学部での研究内容に興味がないですとか、本当は国際文化について学びたいですとか…。

それは仕方のないことです。

事実、私自身もそのような理由から、長期的なスパンで学部選択ができず、文学部を専攻したわけですから。

ゆえに、もし将来営業職や事務系職種に興味がありつつも、商学部や経営学部に興味がないのであれば、なるべく特殊分野以外の学部を選択しましょう。

例えば、法学部。法学部と聞くと所謂法律のイメージが強く、特異分野のように思われがちですが、法律と言っても色々な分野があります。

商法であればビジネスに関する法律ですので、それを学ぶことによって就職後も知識として活かすことは十分可能です。

ただ注意して欲しいのが、観光や宗教、心理等と言った特殊なものです。

勿論、それがNGと言うわけでは全くありませんが、ただただ興味・関心があるからという理由だけで選んでしまうと一番潰しが利かない可能性が高いのです。

採用試験の際、学生時代に学んだことを入社後どのような形で発揮することができるかと聞かれた際、言葉に詰まってしまう可能性も高いのです。

きちんとその学部を選択した背景と将来の夢、就職先等を上手に紐付けができないのであれば、特殊な分野への進学は避けた方がよいでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

学部選択は決して、その時の自分の興味・関心分野のみで選択してしまっては危険なのです。

将来の自身の夢、就職先も睨んだ上で、何が必要なのかを考え選択することが大切なのです。

なかなか長期的なスパンで考えながら学部選択をするのは難しいもの。しかしながら自身の将来を左右する大切なものでもあるのも事実。

今回挙げたポイントは、是非参考にしてみてくださいね。

 

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る