【第1回】ビジネススキルとは?どの企業でも必要とされるビジネススキル一覧や種類について

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会社には、営業、研究開発、経理などさまざまな仕事があり、異なる知識やスキルが求められます。そのため、転職して新たな仕事に就いた時、ゼロからそれらを身に付ける必要に迫られます。

ただ一方で、どの企業でどんな仕事をする際も、マネジメント力やコミュニケーション力など、普遍的に通用するスキルがあります。それらを身に付けておくと応用が利き、新しい仕事や職場に早く慣れて、成果を上げやすくなります。

そこで今回から、どの企業でも必要とされるビジネススキルについて、特に重要なものをいくつかピックアップして、その内容や身に付け方を順次ご紹介していきます。

まず今回は、今後取り上げていくビジネススキルについて、どのようなものがあるのかを簡単にご紹介していきましょう。

①情報管理・活用力

第1に情報管理・活用力です。これは、事前に必要な情報を把握し、それに基づいて情報を収集して整理し、分析してまとめたうえで、仕事に生かしていくスキルです。

例えば、取引先の人事制度の妥当性を評価する際に、事前に必要な人事データを把握し、それをもとに取引先からそのデータを預って整理し、分析しまとめたうえで報告します。

これが身に付いていれば、客観的で具体的な判断が可能になり、関係者から信頼してもらえます。また、情報の管理・活用はどの企業でも必要なので、このスキルがある人は常に重宝されます。

②俯瞰的思考力

第2に俯瞰的思考力です。これは、一歩引いて物事の全体を俯瞰して、幅広く柔軟に考えるスキルです。

例えば、社内のリスクを洗い出す時に、「営業部は大丈夫だ」といった思い込みは捨て、特定部署に限らず会社全体を対象にします。また、今までと調査のやり方を変えるなど、柔軟に考えます。

このスキルがあると、今まで気づかなかった問題やアイデアを発見できて、会社の危機を防いだり、イノベーションを起こして会社を成長させたりできます。先行き不透明な状況では、どの企業でもこのスキルがある人は欲しいはずです。

③論理的思考力

第3に論理的思考力です。これは、物事の特定部分に着目し、漏れや重複に注意しながら、深く掘り下げて考えるスキルです。

例えば、売上低迷の原因を考えるとします。その際「売上=単価×数量」のため、単価と数量の双方の落ち込みを漏れなく重複なく分析します。そして、単価が下がったならどの商品が下がったか等、深く掘り下げて考えます。

このスキルがあれば、問題の真の原因を特定でき、最も効果的な対策を立てられます。どの企業でも問題は存在し、対策を講じなければならないので、このスキルが高い人は喉から手が出るほど欲しいでしょう。

④仮説思考力

第4に仮説思考力です。これは、限られた情報を基に、最も適切と考えられる仮説を構築し、検証と修正を繰り返して精度を高めていくスキルです。

例えば、新規開拓営業を行う際、手持ちのデータや経験を基に、効率のよさそうな地域と方法を考え、実際に試してみます。後はその結果を基に修正しながら、よりよいやり方にしていきます。

このスキルがあると、さまざまな制約の中で効率的に成果を上げられ、費用対効果の高い仕事ができるため、どの企業でも優秀な人材として求められます。

⑤意思決定力

第5に意思決定力です。これは、ある問題に対し、確かな根拠と決意を持って、方針や対策を決定するスキルです。

例えば、自分が責任者となってある商品を企画するとします。その際、上記のさまざまな思考力を生かしながら、どういう商品がよいか、なぜそれなのか、それで本当によいのかと考え抜き、そのうえで決断して提案します。

どの企業でも経営層や管理職が存在し、日々何らかの意思決定を迫られるので、これが出来る人は幹部候補として期待されます。

⑥資料作成力

第6に資料作成力です。これは、事実や考えたことを、他人が読んでわかりやすくなるように、資料を作成するスキルです。

例えば、顧客企業の経営層に向けて、経営課題の報告書を作成する場合、まず課題と対策を明示します。また、現状、問題、原因、課題、対策という流れでわかりやすくします。さらに経営層は多忙なので、少ない枚数でポイントのみ示します。

どの企業でどんな仕事をするにしても、ほぼ間違いなく資料を作成します。このスキルが優れていれば、安心して仕事を任されるでしょう。

⑦プレゼンテーション力

第7にプレゼンテーション力です。これは、他人に対してある内容をわかりやすく熱意を持って説明し、意思決定と行動を促すスキルです。

例えば、顧客に新商品を提案する場合、プレゼン資料を使いながら、商品の魅力をわかりやすく説明します。同時に、この商品で顧客に貢献したいという熱意も示します。それにより、購入を決断してもらうようにするのです。

どの企業でも、顧客に商品を提案する営業職が存在し、その成果次第で企業の売上や利益が左右されます。そのため、プレゼンスキルの高い人材の獲得は至上命題です。

⑧コミュニケーション力

第8にコミュニケーション力です。これは、人間がお互いに、事実や考え、意思や感情を適切に伝え合うスキルです。

例えば、営業担当者が顧客の話をよく聞いてニーズを把握し、それに合うサービスを提案します。また、そうした顧客のニーズを上司に報告し、上司はそれを基に的確な指示を出します。

人間同士で仕事をする以上、このスキルはどの企業でも欠かせません。ただ現実には、意思の疎通が上手く行かずトラブルになりがちです。そのため、基本的なスキルでありながら、非常に重要なスキルでもあるのです。

⑨マネジメント力

第9にマネジメント力です。これは、管理職が担当部門のメンバーを育成しながら、部門の目標を達成していくスキルです。

例えば、営業第一課の課長なら、部下に売上目標を割り振り、業務指示や評価をしながら育てていって、最終的に営業第一課としての売上目標を達成するようにします。

管理職はどの企業にも存在し、経営層と現場をつなぐ重要な役割を果たします。このポジションがこなせる人材は引く手あまたでしょう。

⑩リスクマネジメント力

第10にリスクマネジメント力です。これは、ある問題が発生する確率や影響を予測して、事前の防止や事後の対処を適切に行っていくスキルです。

例えば、顧客情報が流出するという問題がどの程度起きるか、その場合経営にいかに悪影響が出るかを予測します。それをふまえて、情報管理を徹底し、万が一流出した場合には謝罪や補償、再発防止策を講じます。

どんなに優良な企業でも、何らかの問題は発生します。それに適切に対応できるスキルがある人は、会社の危機を救う重要人物として必要とされるでしょう。

まとめ

以上10のスキルを挙げてみました。細かい違いは抜きにすると、以下のように分類できます。

情報を扱う(情報管理・活用力)、考える(俯瞰的思考力、論理的思考力、仮説思考力)、決める(意思決定力)、書く(資料作成力)、話す(プレゼンテーション力、コミュニケーション力)、管理する(マネジメント力、リスクマネジメント力)という分類です。

これらはそもそも生きていくうえで必要ですし、仕事でも当然求められます。法律や会計の知識などとは違い、企業や職種を問わず求められ、普遍的に通用するスキルです。

だからこそ、身に付けておくべきですし、身に付いていればできる社会人と認められ、転職の際にもアピール材料になります。次回以降、それぞれのスキルをより詳しくご説明していきます。

 

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