貿易事務に向いてる人、向かない人の特徴3つ

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グローバルビジネスに興味がある。自身の英語力を活かしたい。

貿易事務に興味を持つ人は、大抵そのような思いから始まる人が多いです。

勿論、斯様な思いを抱いている人にこそ是非貿易事務になって欲しいのですが、残念ながら向き不向きが存在するのも実態です。

難関大学卒業ですとか、英語ペラペラだからといって活躍できるかどうかと言えば、それは100%YESとは言えないのです。

そこで今回は、貿易事務に向いてる人、向かない人の特徴3つについてお話したいと思います。

①レスポンスの早い人こそ貿易事務に向いている

貿易事務に最も向いてる人。それは何と言っても、レスポンスの早い人でしょう。

それは必ずしも仕事が早い人というわけではありません。勿論、仕事を早く終わらせられる人は非常に優秀です。

しかしここで私が言っているのは、あくまでレスポンスの問題。別に仕事の完了速度云々に限定させたことではありません。

質問や依頼をされたらすぐに回答できる人。フットワークの軽い人。これがレスポンスの早い人ということです。

迅速なレスポンスは、貿易事務にとって非常に大切なものなのです。

ではそれはなぜか?

理由は、貿易ビジネスは常にスピード勝負だからです。

一つが滞ってしまうと、全てに影響してしまい、結果としてそのビジネスそのものを潰しかねないからなのです。

例えばある製品を北米に輸出販売するビジネスがあったとします。

顧客への出荷が決まったら、すぐに顧客の希望する船や梱包の手配可否を確認しなければなりません。

逆に言えば、顧客の希望通りにいかない場合は迅速にその旨を伝える必要があるのです。

と言いますのも、北米地区には輸送に一ヶ月要し、且つ地域によっては船の本数も非常に少ないため、タイミングを逃してしまうと相当な遅延を招いてしまうのです。

したがい、貿易事務は依頼をされたら先ずは“できるorできない”を判断し、相手に迅速に回答する必要があるのです。

これがまさにクイックレスポンスなのです。

できないのであれば早急に断る。全部できます!という回答だけが正解ではないのです。

全ての依頼に完璧に対応することは不可能。ゆえに、如何に迅速に反応・回答ができるか。

これが貿易事務には大切なスキルであり、それができる人こそ貿易事務に向いているのです。

②言われたことしかできない人は貿易事務には向いていない

先程申し上げたように、貿易事務には常にクイックレスポンスが求められますが、同時にプラスαの対応というものも求められます。

要は言われたことだけでなく、必要なものがあればそれを付け加えて回答できる力が求められるのです。

先程の例を挙げて説明します。

北米向けの出荷手配を進める際、ある貿易事務は、船会社Aのスケジュールを提示するよう指示を受けました。

彼女は船会社Aのスケジュールを調べた結果、顧客の希望通りに到着する船が見つからなかったため、船会社Bのスケジュールも提示しました。

”もしかしてプラスαの提案って、この船会社Bのスケジュールを提示するということだけ?”

そのように思うかもしれませんが、実際問題、働いているとこれができない人が非常に多いのです。

”船会社Aの分を確認することしか指示を受けていないし、指示通り行ったではないか。”

そのように言う人が非常に多いのです。

勿論、指示通り動いてくれたことは確かです。

しかし実際仕事をしている仲間としてはどうでしょうか?いちいち何でも指示を出さなければ動いてくれない人とは仕事したくないですよね?

はっきり言って戦力になりません。

一見単純なことと思うかもしれませんが、プラスαの対応は意識していないと意外とできない人が多いのです。

指示や依頼を受けたら、他に必要なことはないかを考え、臨機応変に自然と対応できる人。

そんな人が貿易事務には向いておりますし、それが苦痛に感じる人は貿易事務は諦めた方が良いかもしれません。

③気配りのできない人は貿易事務には向いていない

私の元職場にいた貿易事務の女性の話です。

彼女はベテラン社員であり、仕事をさばくスピードもピカイチでした。しかしながら彼女の評判は最悪。

それは彼女が周囲に対して気配りができない人だったからです。

彼女は仕事に対する好き嫌いが激しく、仕事を選ぶ節がありました。

また自身のプライベートを最優先する節もあったため、身勝手な行動を取ることも度々でした。

そのため、周囲は彼女の斯様な点を配慮したうえで仕事を行うようになってしまい、顧客第一ではなく、彼女の都合第一のような様式となってしまっていたのです。

これでは仕事になりませんよね?

貿易事務の仕事はいつどのようなトラブルが発生するかわかりません。そのため、斯様な場合は協力し合って解決に導くことがマストなのです。

周囲への気配りはマストなのです。

公私をきちんと分けることは勿論大切ですが、彼女のように自分中心でしか考えられない人は貿易事務には向いていないでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

このように貿易事務に向いてる人は、決して高学歴者や語学の達者な人ではないのです。

クイックレスポンスやプラスαの対応が自然とでき、且つ周囲への配慮ができる人。

そのような人こそ、貿易事務に向いてる人なのです。

フットワーク軽く行動できない人、言われたことしかしない人、自己中心的な行動しか取れない人は残念ながら貿易事務には向いていません。

今回挙げた特徴はあくまで一例ではありますが、是非参考にしてみてくださいね。

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