ブラック企業の辞め方のポイント11つ

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ブラック企業で働いている人は、辞めたいと思って当然の毎日を今もなお、過ごしているのではないでしょうか。

しかし、それでもブラック企業で働き続けている人がいます。なかなか辞められないという方も多いと感じます。そもそもブラック企業をすんなり退職する方法はあるのでしょうか。

退職を決意したのに、なかなか辞められない・・・。それは「辞めさせてもらえない」ということもブラック企業では多いと言われています。

辞めさせてもらえないという会社の都合だけでなく、ブラック企業だと知りながら辞めたいと思っているにも関わらず、なかなか行動に移せないという人は、辞めることに対して不安があるからではないでしょうか。

私がブラック企業で勤務していたときは、退職までに半年かかりました。

ここではブラック企業のやめ方を1つ1つ考え、辞めるポイントを紹介していきたいと思います。

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①なかなか辞められない理由を考えよう

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「誰だってこんな会社、辞められるものならすぐに辞めているよ!」そんな気持ちでいながらも自分の感情を押し殺し、働かざるをえないという人もいるのではないでしょうか?

そもそも、辞めたいのになかなか辞められないという状況の方も多いはず。だって仕事は生活の1部ですし、家庭を守っている人も中にはいるはずです。

他にもブラック企業だとわかっていながら勤務を続け、そして辞めたいと思ってはいるのにどうしてもあと一歩が踏み出せない・・・。その理由は何か考えたことはありますか?

待遇の悪い会社で勤務し続ける理由はどこにあるのか、また辞めることに対する不安も取り除いていきたいと思います。

①-1.退職後の生活に不安を感じる

ブラック企業だとはいえ、正当な賃金が支払われているかは別として、一応給料は支払われ、生活をすることは出来ているのが現状だと思います。

給料が出ている状況だったら辛い環境で勤務はしていても、最低限の生活は維持出来ているはずです。

最低限の生活は出来ているにも関わらず、今この仕事を辞めてしまったら生活をはたして維持することが出来るのかどうか不安になりますよね。

まして、家庭を持っている人はより一層その思いが強いのではないかと感じました。守るべきものが違いますから。

私も仕事を辞めることに対して、経済面ですごく不安を感じました。辛いながらにもブラック企業で勤務をしていたら生活出来てしまっていたので、今の状況で仕事がなくなることが想像出来なかったのです。

まして、近頃はブラック企業のニュースだけでなく、雇用に不安を感じるニュースも耳に入ってきて、再就職そのものにも不安を感じてしまいます。

再就職先もまたブラック企業だったとしたら、自分の身体は果たして持つのかと考える人も中にはいるでしょう。

ですが、まずは今の状況を続けることが果たして「良い」のか「悪い」のかよく考えてみましょう。

劣悪な環境で勤務を強いられるブラック企業よりも、アルバイトのほうが収入がいい…そんなことも現実にはありえるのです。

実際に私がそうでした。何も正社員でいることでしか生活が維持出来るというわけでは全くなかったのです。

辞めたあとも失業保険があり、生活レベルは一次的に下がるかもしれませんが、それでも次の仕事が決まるまでの間の保障はされます。

①-2.周りに申し訳なくて辞められない

同じような状況下で勤務している同僚たちはいわば「戦友」ですよね。辞めたいと思っていても、自分が辞めれば戦友に負担が行ってしまうかもしれない。

これ以上、同僚の負担を増やすことになると考えると、なかなか辞めずらいものです。それに、自分だけがこの状況下から脱することを言い出しずらい状況だと考えてはいませんか?

また、関わってきたクライアント(お客様)との関係を崩すことも想定出来てしまいますよね。せっかくいい絆を結んでいるのに・・・と。

自分が辞めることで、会社への信頼関係に繋がるかもしれない、という考えもあるかもしれません。ですが、その優しくまじめな性格が会社側からしてみれば、うまく使える人間なのかもしれませんよ。残念な話ではありますが。

ブラック企業はそのような社員は思うツボで、報われることのない頑張りは会社の利益となっている場合があります。

もちろん、同僚やクライアントとの絆は大切ではありますが、その関係と築き上げた絆は、自分が辞めてしまうことで崩れてしまうようなものでしょうか?

無理をして働き続けたところで、自分が壊れてしまっては意味がありません。自分の置かれた状況を、冷静にもう1度考えてみてください。

①-3.仕事を探す時間がない

ブラック企業の特徴として、長時間労働を強いられていたり、残業時間が長かったりすることが原因で、自分の時間が思うように確保出来ないことがあります。

自分の時間がなかなか取れないのであれば、次の仕事を探すことに使う時間は、どうしても取れないということがありますよね。

仕事が決まらなければ、なかなかブラック企業とはいえ辞めるわけにもいかず…

次の仕事を探す時間が取れないという点は、ブラック企業で働いていながらもなかなか辞めることの出来ない理由で多いものなのではないかと思います。

実際に私も、ブラック企業で働いていたときになかなか辞められなかった原因は、残業が多く、求人を探す暇もなかったことで、次の仕事が決められなかったことがあるからです。

いい求人を見つけられたとしても、面接のアポイントを取って面接に行くための時間を作ることすら出来ませんでした。

しかし、仕事を探す時間というのはいくらでも作ることが出来るのです。

今はスマートフォンのアプリでも求人アプリがいくつかあります。より手軽に求人情報に触れられる環境が実は整っているのです。

まずは求人を少しの時間で見てみることから始めてみましょう。新しい道が開くきっかけに繋がるかもしれません。

①-4.会社への希望を捨てきれない

ブラック企業に在籍している人で、すでに辞めようと決意したのならこの可能性は低いかもしれませんが…

無理な労働条件を課せられながらも、厳しい状況で働いていながらも、それでもその会社に就職するときは会社の将来に希望を感じて、会社に魅力を感じて入社したはず。

自分がもしかしたらこの会社を変えることが出来るかもしれない。なんて思ってしまう人も中にはいるかもしれません。

それでも、その環境で働き続けることにメリットはありますか?

希望を探すことと天秤にかけて、今一度ゆっくり見つめ直してみましょう。

①-5.周囲に共感してもらえない

家庭を持っている人は、自分が仕事を辞めるという事実をなかなか受け入れてもらえないのではないか、と思いますよね。生活もかかっているわけですし。

せっかく就職したのに・・・と、両親に言われることが怖い若い世代の人もいるかもしれません。

友人に仕事を辞めたいことを話せば、「よくあること」「私だって辞めたいと思っている」と言われるだけかもしれません。

はっきり言って何を言われようと、何と思われようとも辛い度合いは人それぞれです。今あなたが守るべきは「自分自身」のはずです。

このままブラック企業で働き続けた場合に考えられるリスクをもう1度ゆっくりじっくり考えてみましょう。

②退職を決意したときのトラブルを対処する

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辞めることへの決心がついたとき、自分を取り巻く会社での環境は色々な場合が想定されます。「辞めます」と辞意を表明してから退職する日まで、うまくいかないことがブラック企業では多いにあり得ることです。

そこで、なかなか辞められないときの対処法を考えていきましょう!

②-1.しつこくひきとめられる

「辞める」ということを伝えたとき、なかなか辞めさせてくれず、しつこく引きとめられた。という話は、ブラック企業でよく耳にすることです。

退職したら、貴重な労働力が1つなくなってしまいますよね。それに、自分の部下が辞めるとなれば自分に責任が圧し掛かっててきて、上司としては自分の立場が不利になる場合だって考えられます。

さらに、1つの人材がいなくなることで、自分自身へ辞める人の仕事が回ってくることだって想定できます。

だからこそひきとめるのです。完全に上司は「自分自身のために!ためだけに!」引きとめるわけです。もうただの自己中心的な考え方でしかありません。

ただ、直属の上司であれ、引きとめることに権限はありません。クリアな辞め方を考えなければ、辞め方がどんな強硬手段だったとしても「辞めた者がち」であるのです。

引きとめる上司に言われるであろう言葉は、いくつか想像することが出来ます。

たとえば、

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”上司”]最後まで責任を持って仕事をするべきではないのか?[/speech_bubble]

いやいや、責任を果たすためにはそれに見合った待遇があってこその問題です。そもそも、仕事の責任云々言っている場合ではないですよね。そして、

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”上司”]仲間を見捨てる気か?[/speech_bubble]

どんな上司でも、同じ会社で働いている仲間だと思いますが、完全に他人事ですよね。仲間ならば自分だって上司や会社から大事にされて当然の考えだと感じますが。

情に漬け込むような引きとめ決まり文句から、急に優しくなり「そんなに悩んでいたのか?」というパターンもあるかもしれません。

いずれにしろ、その言葉って信用できますか?

上司の言葉に納得が出来るのであれば、よく考えてみましょうね。

②-2.脅されることもある

「契約に雇用期間に定めなしとある。辞めたら契約違反になる」

この一文を考えてみて、何もしらずにいると辞めたいという自分は本当に契約違反をしているのではないか、と思ってしまいますよね。

しかしこれ、会社側にしか制限がないものなのです。

たとえば、契約社員など勤務する期間が始めから決められている社員は、「契約期間に定めり○月○日~○月○日まで」となるのです。

ではこの、「定めなし」とは?これは会社から一方的に契約終了出来ないという意味なので、契約違反になるという言葉には何も意味がありません。

ただの脅しです!まったく根拠も何もない、でも難しい言葉を並べたら分からないと思っているだけです。

この他にも、「今辞めたら、会社に大きな損害が出る」など損害賠償を求められることもあるようですが、こちらも全く根拠はありません。

辞めることに対して人材の確保は会社にとっての必須項目で、辞めることは当然であり、やるべき管理の1つなのです。

もし仮に脅されるようなことがあった場合、こちらから法的措置を取れる場合があります。いつどこで、どんなことを言われたのか、あまりにもひどい場合は状況を全て細かくメモを取り残すことをおすすめします。

②-3.相談窓口の存在を知る

上記(②-2)のような脅しがあった場合や、給料が支払われないなどの問題が発生した場合、相談出来る窓口があります。

NPO法人でもいくつかありますが、まずは労働基準監督署を確認しましょう。

労働基準監督署では、業務上の問題から退職時のトラブルなど会社に関わること全般で相談に乗ってくれる窓口です。

ひとりで悩まずに、ぜひ専門家の意見を取り入れてください。

③すっぱり退職するためにやるべきこと

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③-1.有給は全て消化する

ブラック企業の特徴として、過酷な労働が挙げられます。そのため、なかなか有給休暇を消費出来ずにいませんでしたか?

辞めると決まってからも、有給を取らせてもらえない・・・。それは違法です。有給休暇の取得は労働基準法で定められているもので、取れない・取らせないということはあってはならないことです。

取得の申請はそれぞれの会社で異なると思いますが、前日申請でも問題のない場合が多いと思います。有給の残りの日数を把握した上で退職を伝え、退職日を有給休暇に合わせる方法がおすすめです。

③-2.請求すべきものはないか

多いのは「支払われることのなかった残業代」です。ブラック企業では圧倒的に多いといわれています。

これを請求するためには、勤務中から細かくメモに残すことです。日付と時間や給与明細など全て情報を日常的に残すようにすれば、圧倒的有利な状態になります。

他にも、過労で通院が必要になったり、様々な嫌がらせを受けた場合はその記録も残す必要があります。後々これらは慰謝料として請求出来ることになるかもしれません。

③-3.スマートに辞める

たとえブラック企業を辞めるからといって、後を濁すような辞め方は社会人としてマナー違反です。退職を伝える時期は1か月前となっていることが多いですが、有給消化をする場合それで間に合いますか?

後任への引き継ぎは完璧に終わらせるべき最後の仕事になります。引き継ぎを考慮した上で、退職を申し出る時期を選びましょう。

最後に身辺整理と名刺を返すこともお忘れなく。何か言いがかりをつけられても困りますから。

そして挨拶をしっかりとして、スマートにブラック企業からの脱却です!立つ鳥跡を濁さず・・・は、たとえブラック企業からの退職とはいえ、大切なところです。

まとめ

いかがでしたか?

守るべきものは、会社での地位でもキャリアでもなんでもありません。自分自身をまずは守るべきなのです。

心身を崩してまで働くことを周りは望んでいないはずです。まして、心身を崩してしまっては、再就職も難しくなり、あなたの人生そのものがブラック企業に蝕まれます。

そうなる前にも、辞めると決心した際はポイントをしっかり整理して、すっぱりおさらばしましょう。

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